県議会あり方検討会報告。

　県議会では、あり方検討会を断続的に開催してきており、前段では特別委員会のあり方並びに議会広報のあり方を協議し、先日、議長に中間報告を行なっています。今通常会議から、インターネット放送等、本会議における採決、または、会派別採決結果等も今後報道される予定です。また、次の討議テーマである、議会運営の基本的なあり方、議員報酬のあり方についても審議がスタートしました。いずれの項目についても、現在、各会派より意見を述べ合い、次回の検討会に向けて会派内で意見集約を行うとの話になっています。議会運営の基本的なあり方については、まさに、議会基本条例の制定の是非が焦点です。我が会派では、前回の統一選で議会基本条例の制定を目指すこととしていましたが、そのためには、県議会内でそうした環境を作らなければなりません。今開催している検討会で、一定の方向性を定め、基本条例の制定に向けた新たな委員会等を設けるべきと考えています。そして、基本条例の制定は、決して迎合ではなく、二元代表民主制における県議会が県民（市民）参加のシステムを確立し、審査機関ではなく、意志決定機関としての県議会へと改革するために必要と考えています。また、議員報酬についてですが、議会活動並びに議員活動とのバランスを考慮した報酬であるべきと考えています。本年から、通年議会がスタートしており、そのために活動日数が大幅に拡大しています。議員定数との関係も含め、提案していく考えです。このように、いろいろな県議会における改革の議論がなされています。結論の出るもの出ないもの、まだまだ、分かれるとは思いますが、議論ができていることは評価できます。また、随時報告させていただきます。