スウェーデンのメタルがかったプログレプロジェクト。
2005年作品。
Caleidoscope(Kaleidoscope)というのは、万華鏡のことらしいが、その名の通り、変幻自在、手を替え品を替え、さまざまなスタイルのサウンドを実践している。
私が一番サウンドとして近いと思ったのが、Flower Kingsだ。
それも、彼らにしてはヘヴィーでキャッチーなFlowerPowerの方向性で、よりFlowerPowerを進化させた形だ。
メイン・ボーカルが、インギーやTime Requiemにも参加したヨラン・エドマン。
しかし、他にもボーカリストがいるようで、その一人がロイネ・ストルトに似ている。(ヨランの声かも知れない。声からしてCaleidoscopeという意味で)
声のかすれ具合、切なさに、味のある声を披露している。
が、もっとロイネを感じてしまうのが、ギターソロだ。
タメを作った泣きのギター、サンタナからの影響をも感じさせるラテン・テイスト、丸みのあるそのものの音色、派手めの彼独特のフレーズなんかを感じてしまう。
5曲目の“In Memorial Of… (Taj Mahal - Part 1)”は、Flower Kingsを強く感じさせる。
彼らの新作と言われたら、信じてしまうだろう。
1曲目の“April Skies”は、Flower Kingsの他に、Steely DanやAsia、果てはQueenなども感じられて、ゴージャスだ。
1曲で2度、いえ、5度おいしい。
私が今まで聴いてきた、いろんなバンドを思い浮かべてしまう。
ココがいい。
他にも素晴らしい曲が目白押し!
変リズム、ジャズテイストのベース、テクニカルでありながら、割とメタル志向のドラムスと、こむずかしいことをしておきながら、歌メロがキャッチーでメロディアス、コーラスがきれいで、サウンドのバランスがいいから聴きやすい。
基本はプログレなんだろうけれど、時にメタル、時にアメリカン・ハード・プログレ、AOR、ラテン・ロック。
明るく開放的かと思うと、叙情味たっぷりで、時に閉塞感も。
掴みどころがないのは、最大のメリットになっている。
質が高いから、全然飽きさせないし、次の展開を期待させる。
最近低くなってしまった私の音楽への情熱を、再び引き上げてくれた。
この作品に出合えて良かった。
今まで聴いてきた音楽を、すべて肯定された感覚だ。
2005年作品。
Caleidoscope(Kaleidoscope)というのは、万華鏡のことらしいが、その名の通り、変幻自在、手を替え品を替え、さまざまなスタイルのサウンドを実践している。
私が一番サウンドとして近いと思ったのが、Flower Kingsだ。
それも、彼らにしてはヘヴィーでキャッチーなFlowerPowerの方向性で、よりFlowerPowerを進化させた形だ。
メイン・ボーカルが、インギーやTime Requiemにも参加したヨラン・エドマン。
しかし、他にもボーカリストがいるようで、その一人がロイネ・ストルトに似ている。(ヨランの声かも知れない。声からしてCaleidoscopeという意味で)
声のかすれ具合、切なさに、味のある声を披露している。
が、もっとロイネを感じてしまうのが、ギターソロだ。
タメを作った泣きのギター、サンタナからの影響をも感じさせるラテン・テイスト、丸みのあるそのものの音色、派手めの彼独特のフレーズなんかを感じてしまう。
5曲目の“In Memorial Of… (Taj Mahal - Part 1)”は、Flower Kingsを強く感じさせる。
彼らの新作と言われたら、信じてしまうだろう。
1曲目の“April Skies”は、Flower Kingsの他に、Steely DanやAsia、果てはQueenなども感じられて、ゴージャスだ。
1曲で2度、いえ、5度おいしい。
私が今まで聴いてきた、いろんなバンドを思い浮かべてしまう。
ココがいい。
他にも素晴らしい曲が目白押し!
変リズム、ジャズテイストのベース、テクニカルでありながら、割とメタル志向のドラムスと、こむずかしいことをしておきながら、歌メロがキャッチーでメロディアス、コーラスがきれいで、サウンドのバランスがいいから聴きやすい。
基本はプログレなんだろうけれど、時にメタル、時にアメリカン・ハード・プログレ、AOR、ラテン・ロック。
明るく開放的かと思うと、叙情味たっぷりで、時に閉塞感も。
掴みどころがないのは、最大のメリットになっている。
質が高いから、全然飽きさせないし、次の展開を期待させる。
最近低くなってしまった私の音楽への情熱を、再び引き上げてくれた。
この作品に出合えて良かった。
今まで聴いてきた音楽を、すべて肯定された感覚だ。
ちょっとマニアックでこむずかしい所があるから、メジャーになれないんでしょうか?
そっかぁ、A.C.Tね、言われてみれば、その通りです。
ボーカルの声質が違うけど、サウンドはよく似てますね。
クィーン系のヴァレンシアコーラスという点も同感です。
私は、最初に聞いたリアクションとインパクトが、FlowerPowerを聴いた時と同じだったんですよ~。
それで、Flower Kingsから離れませんでした
不思議でしょうがないです…。
フラワー・キングスですか~それは思いつかなかった…
私はA.C.Tの様な音楽性であり、そこにクィーンの遺伝子を受け継ぐヴァレンシアのコーラス・ワークが絡んでくる様に感じましたよ…
間違いなく、今年のトップ10に入る作品です。