足立美術館に行ってきた。
日本庭園の世界一に選ばれたことで有名だ。
多分にもれず、私も庭園が目的だった。
が、1枚の作品に目が奪われ、もう他の作品に集中できなくなってしまった。
山元春挙の『瑞祥』だ。
瑞祥
こちらにアクセスすると、細かいところまで拡大できる。
実際には大きな屏風絵なので、よく見ることがおすすめ。
人々の動きや流れを見たりすると飽きない。
仙人の住む世界は、このようなものではないかと想像して描いたという。
見た瞬間、ロジャーディーンだと思った。
幻想的で写実的、ファンタジー。
山元春挙は、明治4年生誕、昭和8年没。
もしも、彼がロジャー・ディーンに影響を与えていたら…と考えると楽しくなってくる。
ちなみに、すぐに思いついた絵がこれ。