メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

The Magnificent の The Magnificent

2012-01-07 20:01:17 | メロディック・ハード
現時点で、私が一番イケメンボイスだと思っているのが、
Circus Maximus(ノルウェー)のマイケル・エリクセン!
彼の歌声をもっと聴きたいのに、なかなか新作を発表してくれない。
そんな私に朗報が届いた。コレだ。

本作は、マイケルとフィンランドのバンドLiverageのギタリスト、トースティ・スプーフとのユニットだ。
80年代HRを素地にし、伸びやかで開放的な歌声を聴かせてくれる。
コーラスワークも爽やかで、緻密で緊迫感のあるCircus Maximusとは全く違っている。

元々Circus Maximusは、プログレっぽい変リズム多様のむずかしい曲によるメタルをやっているのに、マイケルのキャッチーな歌声が、聴きやすくて心地良かった。
そのマイケルがキャッチーな曲をやれば、そのまんま80年代になるはずだ。

WhitesnakeのやTenなどに通じると思う。
リフが結構単純でわかりやすい。
2曲目の“Chrated By Love”なんて、イントロからしてシンセが根底に流れ、リフに誘われて歌メロ全開なんて、まるでサヴァイヴァーじゃないか!
それでいて、ギターソロではリバーブをたっぷり感じさせてくれて素晴らしくいい!

私が一番好きなのは、4曲目のロッカ・バラード、“Angel”だ。
これは、ムーディーで漂うような柔らかさ、なだらかさが心地いい。
Whitesnakeの“Is This Love”に少し似ている。
低音から高音まで、マイケルの声の持つ魅力に完全に魅了される。
トースティのメロディアスで雄大なギターもいい。


全曲捨て曲ナシ!
80年代HR、あるいは産業ロックの好きな人は、絶対に聴くべきだろう。
でも、私が待ち焦がれるのは、Circus Maximusの3rd!!