メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Journey の Eclipse

2011-07-03 16:13:22 | メロディック・ハード
まさにJourneyが蘇った!
前作『Revolution』から加入のArnel Pinedaの歌が素晴らしい!!

前作は、うまいしやるじゃない!と、ただただ感心してただけのArnel。
その彼の歌がこなれ、風格を持ったのだ。
黄金期を支えたSteve Perryに似ているのは当たり前。
今や似てるだけじゃなく、全く遜色なく、さらには声が若々しいのがいい。
現在のSteve Perryじゃ、こうはいかないだろう。

奇跡と呼ばずして、なんと呼ぼう。


Arnelのボーカルが安定しているので、安心して聴ける。
そのせいなのか、Neal Schonのギターが、自由奔放に弾きまくっている。
彼のギタ-サウンドもまた、若々しく聞こえる。
ただ、もっと泣きのギターが聞きたかったな♪
まっ、12曲目のインスト・ナンバー“Venus”でギターは存分に聴けるから、いいとするか。
泣いてないけど。


1曲目の“City Of Hope”が一番いい。
下から上へボーカルラインが上がっくるように、気分も高揚してくる。
メリハリの効いたボーカル、エッジの効いたギターが、魅力を余すことなく伝えてくる。

3曲目の“Chain Of Love”のサビが何となく“Wheel In The Sky”を思い起こさせ、胸を掻き立てる。
この、歴史のあるバンドのみが持つ、遥かな過去へのタイムトリップの誘いが、私を甘く締め付ける。
Journeyと共に歴史を重ねたってことなのだろう。

4曲目の“Tantra”で聴けるJonathan Cainのピアノも、軽やかでメロディアスで、いつもと変わらない。
エンディングの美しいこと。


後半が多少ダレるのが惜しい。
緊張感ある曲やバラードがほしい。
とはいえ、これだけの水準の高いJourneyの新譜に出会えて、幸せだ。