まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

雪見て一首

2010-12-09 20:01:46 | 人間文化論
今日は福島に初雪 (たぶん) が降りました。
そこで一首。

福島の初雪写メに撮りたいが授業終わればただの冬空  まさおさま

授業に出かけるときはケータイ不携帯なのですぐに撮ることができません。
2限が終わったら写メを撮って今日のブログネタにしようと思っていたのですが、
90分のあいだにやんでしまっていました。
うーん、残念。
そこで写メの代わりに短歌を作ってみました。

なぜ短歌なのか?
最近ちょっとハマってるんです。
といっても私はちゃんとまじめに詠んでいるのではなく、
パスティーシュみたいなもんなんですが。
知り合いの渋川すずめさんという方が最近 「すずめの短歌」 というブログを始められました。
そちらにおじゃましているうちに、そのブログへのコメントを短歌で書き込みたくなってしまったのです。

場の空気読まざるべきか読むべきか読めない私に聞かないでくれ  まさおさま

いつもならテイスティングは儀礼的不味いと言えば空気乱れる  まさおさま

真面目に歌を詠んでいる方には失礼に当たるかもしれないような出来映えですが、
言いたいことを5・7・5・7・7に納めるという作業がなんとなく楽しくていくつか書き込んでしまいました。
そして、すずめさんは今日のブログで次のような歌を詠んでいらっしゃいます。

山は雪ひとはどの道一人だね今死なぬためどう生きようかな  渋川すずめ

とてもいい歌ですね。
すずめさんらしい歌です。
これを見て、私も写メの代わりに初雪の歌を詠んでみようと思ったのでした。
私のはなんの深みもない歌ですけれども。
ちょっと前の作品ですが、これも私のお気に入り。

「われ」「われ」といまだ黙らぬ自意識は乳吸い足らぬあさましさかも  渋川すずめ

私のブログなんかよりよっぽど哲学的・倫理学的ですね。
どうです、人のを読んでいると自分でも作りたくなってくるでしょう。
短歌に関する基礎知識や簡単なルールはここ (「短歌をつくろう」)」 に紹介されています。
皆さんもぜひ挑戦してみてください!