精密板金の丸井工業ブログ

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電子基板(プリント基板)のレールを板金で加工

2015年03月10日 | 精密板金 全般
精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


電子基板(プリント基板)の取付レールを金属板で加工します。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

電子基板(プリント基板、PWB、PCB)は電子部品を固定して配線するための主要な部品のひとつで多くはビス止めによって装置内に固定されています。基板は一度固定したら取り外すことが無いのでこの方法が主流ですが、メンテナンスやオプションなど後から基板を取り外したり追加する必要性がある場合はビス止めでは作業性が悪くなります。そこで、外部から基板の抜き差しが容易になる様にビス止めはせず基板を差し込む溝が付いたレールを使います。丸井工業が保有しているNCTの特殊金型の中に”マルチブラケット”と呼んでいるレール(ガイド)を絞り加工によって板金に加工できる金型があります。基板を抜き差しする必要がある装置などはプラスチック製のレールを基板ケース(ボックス)内に取り付けているのを見かけますが”マルチブラケット”は鉄板に直接レールを作れるのでプラスチック製のレールなど後から別の部品を取り付ける必要が無くなります。マルチブラケットの長さは数種類用意しているので組み合わせによっていろいろな長さの基板に対応ができます。また、マルチブラケットはレールとして使用せずに基板を固定する為の金具の役目もします。アイディア次第で色々な使い方が出来そうな金型です。特殊金型マルチブラケットの加工アニメーション(こちらをクリック)をご覧ください。


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▲ マルチブラケットをケースの上下に使った基板ケースです


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▲ マルチブラケット(レール)の前後は少し広めに基板を入れるガイドになっています


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▲ 基板と基板のピッチなども自由に配置が出来ます(最小値の条件はあります)


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