タップ(雌ネジ)を作る加工機タッピングマシン「タッパー」についてです。
おはようございます、丸井工業(株) 専務の井手野です。
タッパーと言うと食品を保存する容器を思い浮かべる方もいるかと思いますが、この業界ではネジを加工する機械の事を「タッパー」と呼んでいます。
作るネジのサイズに合わせてネジの錐(きり)を先端に取付け、高速で回転しながらネジを加工します。機械に沿って付いている茶色の管は当社で考案したタップの錐に切削油を自動で供給する為の仕組みです。
タッパーはネジのサイズ(ネジの錐)に合わせてギアーを交換する必要があります。丸井工業ではギアー交換時間の短縮や交換の忘れ防止対策として通常良く使うサイズに関してはM3用とかM2用と言った具合に専用のタッパーを用意しています。
▲写真のタッパーはM2専用 この並びに数台のタッパーが各サイズごとに用意されています
▲銀色の丸い円柱状の部分はチャッキングと言ってここにタップの錐を固定します
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