まりっぺの平凡日記

毎日平凡に生きれるって幸せなんだ。でもその平凡っていうのは意外と難しい。

海は涸いていた(白川道著)

2008-10-15 19:40:00 | My Book Review
日本はすっかり秋めいてきました。先週は体調が今一だったため、家でゴロゴロすることが多く、読書にふけることが多い週でした。

今週、読み終えた本は白川氏の「海は涸いていた」。最近、読んだ物の中では一番面白かった本です。ありきたりのエンディングではないのも気に入りました。

さてこの作家さんですが、何年か前に、彼の書いた「天国への階段」がテレビでドラマ化されました。そのドラマが始まる日に番宣の番組をあるテレビ局でやっており、私は何か他の作業をしながら、テレビに耳を傾けていました。主演の佐藤浩市さんとかのインタビューをやって、その内に作家の白川さんのインタビューが流れていました。その時、私は作業していた手をふと止めて、テレビに目をやったら…

アッ!この人、知っている!っていうか、何年か前に、何度か食事したオジサンだぁ~!と腰を抜かしそうになったことがありました。

以前、お食事をした時に、西麻布の事務所で電話番を探してるけど、まりっぺは家が近いからやってくれない?と頼まれたのですが、ちょっといかつい感じのオジサンの職業も知らないし、罪状はわからないけれど刑務所に入っていたという噂を耳にしていた私は怖かったので、低調にお断りしたのです。あのオジサンが作家さんだったなんて…

結局「天国への階段」はテレビでは見ることもなく、そのままになってしまったのですが、先日、本屋さんにブラッと行ったら白川さんの本を幾つか見つけたので、何冊か購入し、今回は「海は涸いている」を読んだのです。

それから、奇遇がもう一つ、私がロスに居た頃、何度かお食事をご馳走になった方の従兄弟の方も作家ということをつい先日、知りました。その作家とは五十嵐貴久さん。

そこで、彼の書いた「交渉人」を読んでみたら、これも面白い!一気に最後まで読み進めてしまいました。で、次に五十嵐さんの「FAKE」を読んだのですが、これはエンディングが拍子抜けするもので、お勧めできない…

さて、次は何を読もうかな…


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2 コメント

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さすがに (中ちゃん)
2008-10-16 13:53:10
読書の秋!!

いろいろと読破していますね。
私はどちらかというと食欲の秋かな(笑)

最近はメールの普及で手紙とかも書かなくなったし。
想像力を養うには読書は最適だと思うのでボケ防止も兼ねて本を読まないとまずいかもσ(^◇^;)
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中ちゃんさん、 (まりっぺ)
2008-10-21 15:05:18
確かに食欲の秋でもありますよね。何を食べても美味しい季節になりました。

本当に私もPCの普及で字を書かなくなりました。先日、テレビで漢字検定を受ける芸能人の番組を見て、思わず漢検のドリルを買ったのですが、読めはしても殆ど書く事はできませんでした。
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