評判がいい小説だけに、一気読みしてしまう勢いはあるが、犯人についてはちょっと物足りない感じがした。その反面、余計だと思う設定も中にはあった。
評判がいい小説だけに、一気読みしてしまう勢いはあるが、犯人についてはちょっと物足りない感じがした。その反面、余計だと思う設定も中にはあった。
月曜日
母と二人で上野の国立科学博物館に「パール展」を観に行った。 真珠の歴史や種類、それにどのように真珠ができるのかなどわかりやすい構成になっていた。マリー・アントワネットやヴィクトリア女王、そして歴史に残る名女優オードリー・ヘップバーンやマリリン・モンローなどのセレブリティを飾った、華やかな宝飾品や昔ロシアの宗教儀式で着られていた法衣などが展示されており、目の保養になった。(でも激混みでした。)
火曜日
西宮の親戚が上京。何年振りかで会食。麻布十番の「たき下」で、板さんのお任せ料理をご馳走になる。
水曜日
昨年、8月に上の階の家から水漏れ。マンションの管理会社に何度、連絡してもなかなか直してくれない。5ヶ月経って漸く今日、天井を直してくれる。(ちゃんと管理費払っているのに、迅速に動いてくれないなんて、本当にうちの管理会社は三流だなぁ~)
木曜日
カメラマンの遠ちゃんと、ユーロスペースで上映中の「カミュなんて知らない」を観に行った。遠ちゃんは会うなり「この映画、業界でも評判だし、久々の柳町作品観たかったんだよねぇ~。誘ってくれてありがとう。」と言う。私が他にも柳町監督の映画みたことある?と聞くと、遠ちゃん、「殆どみたよ。彼は元々ドキュメンタリー上がりだけれども芸術派だからなかなか面白い作品が多いよ。」なんて会話をしていたら、見知らぬ男性が我々に近付いてくる。どうやら遠ちゃんの知り合いの監督らしく、久しぶりの再会で、会話が弾んでいる。遠ちゃんの知り合いも「なかなかこの映画、評判がいいから、今日は楽しみだよね。」なんて話しているので、初めて柳町監督の映画を観る私も期待度がグ~ンと上がる。そうこうしている内に、「劇場内へどうぞ」と映画館の人の声が…
我々は声のする方へと向かい、劇場内へ入る。部屋が暗くなり、予告が始まる。空中庭園、原作は読んだけどあまり観る気はしないなぁ~などと思ってスクリーンを観ていると、「カミュなんて知らない」の予告。映画が始まる前にその映画の予告をやるなんて面白いなぁ~と思って観ていると、二人のお客さんが外に出て行った。そしていよいよ映画が始まったようだ。女優の石田ゆり子が刑事役で、殺しの現場へ入ってくる。えっ?「カミュなんて知らない」に、石田ゆり子が出てったっけなぁ~と思いつつ、確かラストシーンは高校生が老婆を殺す設定になっているから、刑事が死体発見現場に来るところから始まり、ストーリーが遡って行くのかなぁ~なんて思う。でも、またお客が2、3組出て行った。そこで、私も遠ちゃんも違う映画であることに気づき、慌てて隣の劇場へと移動。隣の劇場ではまだ予告だったので、ぎりぎり間に合いましたが、映画館の人もちゃんと映画名を言うなり、入り口に看板を出すなりしてくれないと!
そうそう遠ちゃんの映画の感想としては今までの柳町カラーとは違ったので意外だったそうです。
金曜日
システムキッチンのオーブンと電子レンジが壊れ、ガスレンジそのもの買い替え、午前中にその工事。午後は祖母を連れて恵比寿の三越に行き、明日の雪に備え、食料品の買出しに行った。
***
今週はざっとこんな一週間でした。ところでどうでもいいことですが、私は展覧会、コンサート、演劇や映画等に行くとチケットの半券をこのように手帳に貼っているので、一年が終わると結構分厚い手帳になります。
今日は腐れ縁の友達と港七福神巡りをしてきました。まずは12時半に地下鉄大江戸線の麻布十番駅の7番出口で、待ち合わせ。その出口の真横には、七福神巡りでは珍しい宝船の巡拝所となっている十番稲荷神社があります。ここで、御朱印を頂く用紙を300円で頂きました。
次に、私の家の方へと大黒坂を上がり、大黒様の大法寺へ。
大法寺を出て、大黒坂を上がりきり、家の前を通ってから、毘沙門天の氷川神社へ。こちらは江戸氷川七社の一つであったといわれているようです。
背景の高層マンションがなんとも景観を損ねているような気が…
4箇所目は西麻布の櫻田神社へ。こちらには壽老人が境内福壽稲荷社に祀られており、毎年、1月1日から8日まで、御神像が一般公開されているそうです。
櫻田神社でようやく半分、七福神巡りが終了。次は六本木の元防衛庁側の天祖神社へ。こちらは福禄寿が祀られています。
元防衛庁側からは六本木交差点をアークヒルズの方へと下り、布袋尊の久国神社へ。正面拝殿の額は勝海舟の筆によるものだそうです。
アークヒルズ前からは飯倉交差点の熊野神社(恵比寿さま)へ。ちなみに、島崎藤村が飯倉に住んでいた頃に書いた「飯倉付近」によるとこの付近は大変よい散歩道で、藤村の好きな場所の一つだったようです。
熊野社を出たらすぐに、ビルの隙間から東京タワーが覗いていました。
いよいよ最後。芝にある弁才天の宝珠印です。出だしから約3時間、休憩することもなく、一気に歩いちゃいました。
御朱印、八つ揃いました。 結局、御朱印は1回300円だったので、計2,400円です。
帰りは寒いけど、ここまできたら麻布十番に歩いて行ってしまおう!と十番まで歩くことに。宝珠印を出てすぐの交差点で、また東京タワーのきれいな光景が。
この時期は車も少ないので、空も本当にきれいです。
十番に帰ってきてから友達とパティオのラ・ボエムで、コーヒーとピザで休憩。思ったより疲れなかった!とその時は思ったのですが、帰ってきたらドッと疲れが出ました。明日は、足が大丈夫かな…もう年だしなぁ~。
何はともあれ、今年は良いことがあるような気がします。というか平穏無事が一番なんですけどね。