まりっぺの平凡日記

毎日平凡に生きれるって幸せなんだ。でもその平凡っていうのは意外と難しい。

ストレス発散

2007-05-26 14:27:17 | Weblog

以前から母は買い物が大好き。でも整理整頓が苦手。で、最近、祖母中心の生活で、友人などと出掛けられないため、今まで以上に買い物をしてストレス発散するようになりました。

トップの圧力鍋はテレビショッピングで買った圧力鍋。圧力鍋は既に一つあるのですが、それを捨てる気配はなしです。

これは近所のピーコックで安売りしていたフィスラーの鍋

そしてこれは母に頼まれネットで私が購入したルクルーゼの鍋

こんなにお鍋を買っても前の物を捨てないから収納場所がなく、外に出されたままです。それに最近、母は祖母のところで生活をしているので、麻布の家にこれらの鍋を置いておいても、意味がない…

で、私のストレス発散とは…最近、私も祖母中心の生活のため、殆ど働いておらず、買い物する余分なお金がない。それに以前ほど出掛けたりしないので、ブログ掲載も書くことが少なくなった。

こうなったら、家の中を大々的に整理しようと思い、最近はそんなことに力を入れています。しかし!1箇所整理するとその場所にあったもので、くたびれたようなものは捨てるようにしているのですが、何故かそこに今まで入っていたものが、全て収まらなくなる…収まらないものを外に出したまま、別の場所を片付ける。そうするとまた、その場所に収まらないものが…で、どんどん散らかっていくばかりで、ストレス発散にはなっていません


桜の樹の下で(渡辺淳一著)

2007-05-20 10:37:00 | My Book Review

物で埋め尽くされている我が家。本も沢山、あります。勿論、一度読んで取っておきたいと思う本もかなりあるのですが、読んでない本で、読んでから捨てようと思うものも沢山あります。

で、読んでから捨てようと思った本の一つがこの渡辺淳一の「桜の木の下で」

東京に家庭のある主人公が京都の料理屋の女将と不倫している内に、この女将の娘とも不倫してしまうという著者のお得意の恋愛物。

はっきり言って、ジャンクフードならぬ、ジャンクブック。読む前からわかりきっていたけれどやはり、読まずに捨てることが出来ない私。これで、やっとポイできます。

しかし、渡辺淳一氏の作品でも唯一面白いと思ったのが、「花埋み」。これは日本初の女医さんのお話で、当時、女性が医者になるのがどれだけ大変だったかがわかり、渡辺作品とはちょっと作風が違いました。


母の日

2007-05-13 22:32:31 | Weblog

今日は母の日。今年は祖母と母の2人分を色違いで買って、恵比寿に持って行きました。花束だと花瓶の水変えが面倒なので、今年は鉢植えにしました。

これは薄緑のカーネーション

母に、白のカーネーションは死人にたむけるものだと言われ、一瞬、ギクッとしましたが、薄い緑で、ホッとしました。

 

それからこのマンションに住む、私の苦手なHさんにも一応、小さな鉢をお届けしました。

母がいないと不自由だろうと言って、毎日のように朝ごはんから夕飯に至るまで誘って下さるのです。Hさんの味は母と大分、違う上、予定があるので有難うございますと断っても、強引なお誘いばかりなのですが、いつもいつも誘って下さることには感謝しないと罰が当たるかなと思って…


爺シッターパート②

2007-05-11 00:07:43 | Weblog

先日、大学時代の教授にお供してダヴィンチ展を観に言ったという記事を掲載しました。

ダヴィンチ展を観て、おそばを食べて、先生と別れる時に、「今週末、幕張メッセでワールドフェスタin幕張というイベントがあり、世界の踊りが見られますから、行きたければ一緒に行くから、電話ください」と言われたのです。

しかし、あまり行く気のない私、電話しませんでした。

そしたら、昨日、先生から電話があって、「明日、18時に海浜幕張の南口で会いましょう。」と電話がありました。

えーっ!金曜日は友達と新宿のゲイバーで飲む約束があるのに!と思いつつも、先生のペースに押され、行く羽目になり、ゲイバーは来週に先送り…

ワールドフェスタという名前なのに何だかちょっとしょぼいイベントでした

今日は越中おわら節流し踊り、西馬音内音頭、郡上踊りの日本三大盆踊りが披露されました。が、しょぼかった…

踊りを観た後は駅の中の居酒屋でご馳走になりました。そして、また別れ際に、恐怖です…

「明日は世界の民族衣装によるファッションショーやフラダンス、越中おわら節流し踊り、沖縄舞踊、よさこいソーラン乱舞などの踊りが観れますから、12時にまた改札で会いましょう」とまた人の都合も聞かずに一方的に人の予定を決める先生…

咄嗟に「明日は、祖母の往診の日なので、日中は無理です!」と思わず断ってしまいました。自分の祖母だけでも手を焼いているのに、教授のお守り(!?)を週に3回もやるのはちょっと、厳ちぃ~。

帰りはJRで浜松町まで戻り、タクシーで帰宅しました。浜松町では芝の増上寺の門と東京タワーのコントラストが面白かった。


爺シッター

2007-05-08 19:35:09 | Weblog

私、自慢ぢゃぁありませんが、年配の方々にとてもかわいがられます。以前も元大使のおじいちゃまにかわいがられ、頼りにされて、困ったという記事を書いたことがありますが…

去年の秋には大学の同窓会で、教授とまた連絡を取るようになったとも書きましたが、ゴールデンウィーク前に、ゴールデウィークはどうしていますかと、その教授からメールが来ました。

私が婆シッターと返信したら、ではゴールデンウィーク明けにダヴィンチ展に付き合ってくださいとのメールが来ました。

で、今日、上野の東京国立博物館で開催されているダヴィンチ展に行って参りました!

朝10時に上野駅で、70歳の原爆症を患っている教授と待ち合わせ。上野はゴールデンウィーク明けでも、人・人・人…バッグをタスキがけにしたオジちゃん・オバちゃんに付け加え、小中学生の団体を掻き分けて杖を突いている教授と博物館に行くまでに、私は疲れ切ってしまいました。

ダヴィンチ展では有名な絵画で、展示されているものは今回は「受胎告知」でした。とても緻密な絵でしたが、思ったよりも小さなものでした。後、展示されていたのはダヴィンチの残した細かい人体の描写などを含むメモの数々。あまりにも人が多く、細かいメモばかりで、途中で、気持ち悪くなってしまいそうでした。

ダヴィンチ展の後は公園の中を通り、不忍池を散策して、上野でおそばを食べて解散。

解散してから、地下鉄で、麻布十番に戻ってきて、自宅の方向へ向かって歩いていたら、Tully'sの前で、同じマンションに住む、75歳のおじいさんに今度は捕まります。お茶をして一緒に帰ろうと言われたのですが、何故か割り勘。その上、2時間くらい、まるで茶飲み友達のような話し相手になって漸く帰宅。

今日はこれから恵比寿の祖母の家に行こうと思ったのですが、流石に元気のエキスを全て吸い取られたようで、今日はもうぐったりです。

お年寄りに好かれるのはいいのですが、結婚相手となり得る年代の人に何故、好かれないのでしょうか


チビクロのその後…

2007-05-07 18:52:40 | Weblog
一昨日、マンションの玄関で、チビクロをもらってくれた5階のご夫婦に偶然会いました。

とりあえず、チビクロは奥さんのご実家で、上手くやっているようです。奥さん曰く、「ナナコ」と命名され、ご両親が物凄くかわいがっているとのこと。

「授乳期が終わり、このマンションに帰ってきたらまた会わせて下さいね。」と私が言ったら、

「それが…あまりにも、両親がかわいがりすぎて、若しかしてこっちに返してくれないのではないかと心配しているんです…」と言われました。

チビがいないと、私も寂しいですが、それくらいかわいがられているのなら本当に安心です。

もしかして大殺界!?

2007-05-03 23:57:35 | Weblog
漸く、チビクロのことが落ち着き、昨夜は麻布十番のROANというバーに挨拶に行ってきました。

ここはチビクロをもらってぇ~!と、私がチビクロと毎日、通いつめた所です。マスターは既にアメリカンショートヘアを飼っていて、その子がやきもちを焼くかもしれないけれど、ゴールデンウィーク中にどうしても飼い主が見つからなければ引き取りますと、言ってくれていました。バーのお客さんも皆、こんなかわいい子ならお店で飼おう!と凄い乗り気でしたが、どうしても飼い主が見つからなければという返事にちょっと私はひっかかっていました。

やはり、チビクロをもらってもらうには100%ほしいという人にもらってもらいたかったし、何せ、生き物のため、お金もかかるし、責任があるので、無理に押し付けるのも悪いなぁ~と心の底で思っていたのです。でも、毎晩、チビクロと共にお店に行けばマスターも情が移るかと思い、私達は通いつめたのです。

で、昨夜、やっと飼い主がみつかった!と報告に行ったら、昨夜の時点でマスターはすっかり飼う気になっていて、ペットの飼育に関する書籍なんぞ、読み始めていたようです。

私が「とりあえず、みつかったからいろいろとお騒がせしました」と言うと、マスターは「僕の方こそ、なんか、男気のない返事をしてしまい、すみませんでした。」と逆に誤られてしまいました。で、最後に「でも、今回、毎晩まりっぺがチビと一緒にお店に来て、一生懸命、里親を探す姿見て、まりっぺの意外な一面をみたような気がします。今度の日曜日には先日、飲みに来ていたお客さんがゴールデンウィーク終了日ということで、きっとまりっぺがチビクロをここに連れてくるであろうと楽しみにしていて、皆、集まると言っていたので、是非、また日曜に来て下さいね」と言っていました。

ROANのマスターやお客さんたちの暖かさを今回の件で、本当に感じました。私がROANに通っていた時に、お客さんの中には知り合いに電話をしてくれたり、マスターのところのアメリカンショートヘアがやきもちを焼いた場合、俺が連帯保証人になって、ウチで飼う!とおっしゃって下さった方もいました。本当に感謝です。

そんな暖かい気持ちになっていたのも束の間。今日、祖母がまた大暴走…チビクロがいた時は介護の疲れも何のその…祖母も、母も、私も皆、チビクロのかわいさに心を奪われていたのですが、昨日、今日と祖母の様子がまたおかしい…体調は良いのですが、気分的にちょっと変。従って、昨日は車で祖母の家から3分くらいのところに短距離ドライブに連れて行きました。短距離でも、祖母にとっては気分転換になったようですが、今日は私が帰りがけに急に機嫌がすこぶる悪くなり、手のつけられない状態に。

母に対していきなり物凄く怒り出したのですが、最初は母も無視していたものの、母は疲れきっているので最後は母まで怒り出す。そして祖母は最後、物凄く興奮してしまい、母や私を家から追い出す始末。結局、母を一人、麻布に帰して、私が泊まると言っても、物凄く興奮してしまい、手がつけられないため、とりあえず、母と麻布に帰宅しました。

帰宅後、母は今までの疲れで寝込んでしまいました。こんなだったら無理してでもチビクロを置いておくんだったかなと思っても後の祭りです。

本当に、介護って体力勝負だけではなく、精神力も必要ですね。ちょっと痴呆が入り始めるとこんなに家庭そのものが壊れてしまうなんて、メディアで取り上げられていても、実際、自分が体験しないとわからないものです。

運命

2007-05-01 20:06:41 | Weblog
一昨日、Oが弁慶のシャンプーをしてもらっているペットショップにチビクロを火曜日に連れて行き、そこで、飼い主を探すと電話があったので、昨晩Oに引き渡す前に祖母と母にチビクロを最後のお別れに連れて行こうと思っていました。でもその前に7階に住んでいるHさんにも最後のお別れをしに連れて行こうと思ったのです。

Hさんは以前、ちょっと有難迷惑な隣人としてブログに掲載した7階の住人です。彼女はかなり強引なので、私は極力、Hさん宅に行かないようにしているのですが、チビクロをつれてきた翌日に、誰か里親を探してくださいとチビクロと共にお願いしに行ったのです。その日、Hさんは、自分の所では既にアメリカンショートヘアがいるので、もう飼えないから、知り合いに聞いてみるという返事でした。そして一昨日、私が外出先からチビクロと共に帰宅したら、マンションの玄関で、Hさんにバッタリ会い、「抱かせてぇ~」と言われ、10分くらいマンションの玄関でチビクロと彼女はまた遊んでいました。Hさんはちょっと図々しいところがあるものの、動物は大好きで、権之助が具合悪いと言えば泣き、死んだと言えば泣き、未だに権之助の思い出話をしただけで泣くのです。だからチビクロのこともかわいがってくれたので、昨日、祖母の家に行く前に、最後のお別れにチビクロを連れて行こうと思ったのです。

で、2階の我が家からエレベーターに乗ろうと思ったら、1階から上がって来たエレベーターには先客の女性がいました。私がエレベーターに乗り込むと「上に行くのですが…」と言われたので私は「えぇ、7階に行くので大丈夫です」と答えました。

本来なら、ここで、猫をアピールするところですが、この数日、誰に聞いても100%チビクロの里親は断られていたし、もうペットショップに連れて行く予定だったので、私は何も話しかけなかったのです。そしたら、女性が「あっ!猫ちゃんだ…」とつぶやいたので、「この子、里親を探していたんですが、見つからないし、ウチも物理的には今、飼えない状況なので、今日、知人に返して、明日からペットショップに行ってしまうのです」と説明しました。

そしたら、「私、猫がほしくて、町を歩いていても、公園に行っても、捨て猫いないかなと思いながら、いつも歩いているんです。」と言った瞬間にエレベーターは彼女の降りる5階に着きました。

私は思わず、彼女と一緒にエレベーターを降り、ここに住んでいるのかとか、賃貸で住んでいるのかと質問しまくりました。このマンション、所有者はペットを飼えるのですが、賃貸の人はペット禁止なのです。話を聞くと所有者だというので、チビクロを飼ってもらえないかとお願いすると、「主人に聞いてみないと…」と言うので、半ば強引に、連絡先を交換し、最後に彼女にチビクロを抱かせました。彼女と別れてから、あぁ~家族に聞いてみないとなんていわれたら、やはり今回も駄目だろうなと思いながら私は7階のH宅に行きました。その後は祖母の家に連れて行ったりして、数時間が経ち、漸く、4時頃、エレベーターで出会った女性から電話があり、「飼いたいのだけど、夫婦共働きなので、ミルクを上げるくらいチッこいのはちょっと難しいのです」と言うので、私は直ぐに彼女の家にチビクロと押しかけました。

そして「ウチでできれば飼いたいけれど、今は無理な状況なのですが、ここに貰われたらペットショップに行く運命より安心だから、お願い!授乳期が終わるまで、誰か預けられる人はいませんか?最悪、後、2、3日は私が面倒みて、その後は拾ってきた知人に押し付けるとか、私も人を探すから!」とチビクロと共に必死に頼み込みました。そしたら、「実家に聞いてみる」と彼女は言って、電話をかけたら、ご両親が1時間後に引き取りに来てくれると、話がトントン拍子に進みました。

ご両親が直ぐに取りに来てくれるお家なら安心です。今は何だか、ホッとしたような、チビが急にいなくなり、寂しい気分で、私は帰宅後ポロポロと泣いてしまいました。

母も電話で、いなくなったのは寂しいけれど、100%ほしいと思ってくれた人にめぐり合えてよかった。この先、祖母のことが片付いたら、また犬猫にめぐり合う機会もあるだろうから、その時こそは飼いたいねと言っていました。

しかし、本当に私も里親探しをあきらめかけて最後の最後に飼い主が見つかり、チビクロは強運の持ち主です。私たちがあのエレベーターに乗り合わせなかったら、奴はどうなっていたかわかりませんが、同じマンションの方に貰われて私も安心です。チビクロは絶対幸せになってくれるでしょう。

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