この1週間、また後半にテンパった。水曜の夜に仕事が入ってきて、中三日の締切を課せられた。担当者の様子を見ていたら、どうやら私の前の作業をする業者さんの作業が間に合わなかったらしい…なら、その分、私の作業日程も少し延ばしてくれればいいのに、そうならないのがフリーなんです。
前の作業が遅れたら、私にしわ寄せが来て、帳尻を合わす役目を仰せつかる(--〆)担当者もはっきりとは言わないものの「ダメなら、他に回します」みたいな空気が常にやりとりの中にあり…私も意地で「大丈夫。私ならきっとできます。」みたいな態度を取り、自らプレッシャーを自分に課してしまう…
そんな中、金曜日の夕方、必死こいて作業していたら、原稿の一部を失ってしまうというアクシデントマジで焦った。しかも土曜日にママシッターの予定が入っていたし…
最近の母「美味しいものを食べにたまには外に行きたい。あなたはいいわねぇ~」とか、「病院通いだけではなく、何か楽しいことがないかなぁ」と、祖母のいない寂しさを、日が早く暮れるようになり、秋っぽくなってきたら感じるらしく、そこへ薬の副作用で益々、ふさぎ込みがち。
だから木曜日にはテニスに行ったのに、昨日の母との予定を仕事が大変だからごめん!と言う訳にもいかず、金曜の夜から必死で仕事を頑張った
その甲斐あって、昨日は母との約束を守れるまで捗った。夕方、帰宅後、最終的に原稿を見直せばいい程度にまで仕事を進めた。
昨日は午前中も仕事をして、午後12時過ぎに、家を出て、
まずは渋谷のロクシタンカフェで、一人オニオン・グラタン・スープで腹ごしらえをしてから、母との2時の待ち合わせへGO!
母と落ち合ってから、渋谷駅から5分程離れた渋谷区総合文化センターへと向かった。
今日は、青島宏志氏プロデュースの舞台を観に行くことになっていました。
2時開場の予定。
私たちが会場についたのは2時10分くらい。
なのに会場前は人でごった返していた。
そして拡声器を使ったスタッフのアナウンスが聞こえてきた。
「会場内の設備トラブルで、入場がまだできない状態です。再び、開場時間と開演時間を設定し直しますので、もう少々お待ち下さい」という
皆、「一体、どうしたのかしら?」とどよめく
その直後、青島さん自身が会場の入口前にやってきて、拡声器で皆に挨拶をする
「大変申し訳ありません。リハーサルを終えた直後、舞台照明が壊れ、只今、調整中です。従って、開場時間を2時45分に設定しなおさせて頂きたい。本当に申し訳ありません。」と言う。
そのアナウンスを聞いて、集まった人々はその中途半端な待ち時間をどう過ごしていいのかわからずに、ぶー垂れるおばちゃんとかがいた。
母と私はしょうがないから会場のある建物の中をウロウロして時間を潰した。階下では「死刑囚の絵画展」なるものをやっていた。中には入らなかったけど、母も、私もちょっと興味が芽生えつつ
「私さ、刑務所に入りたいんだよね。」と母に言ったら、口をあんぐり開ける母
「だってさ、たまにテレビとかで刑務所で作られた家具とか、工芸品をやってるじゃん。あれって普通の生活をしていたらなかなか時間を捻出することができないけど、刑務所なら、ある程度の時間が確保されるわけで…」と言ったら、母、呆れ果て、とっとと歩き出す。
「死刑囚の絵画展」の側には
プラネタリュウムの投影機が展示されてた。この建物全体、時間がある時に来たら、意外と一日時間を潰すことができるかも…と思いながら、劇場に戻ると、やっと開場された。
劇場の入口を入ると、なんと青島さん自らが今回の演目が書かれたパンフレットを一人一人に「本当に今日は申し訳ありません」と謝りながら、配っていた。
私と母は「青島さんって自らこうやって気遣いをする人なのねぇ~」と言いながら、入ったのですがその瞬間、後ろのおばちゃんの一言に耳を疑った。
青島さんが誤っているのに「全く、見る前から疲れちゃったわ」だって…
今回のこの舞台、青島さんという芸大の大先生なのに1000円という破格の安さ。
母と私は時間が押してもまぁ~1、000円だからしょうがないわ。
と言っていたのに、おばちゃんは怒ってた。
まぁ、区民センターみたいなとこだし…客層も、サントリーホールとかと違うから、そういうおばちゃんも中にはいるわよねぇ~でも1、000円なんだからそんなブー垂れることはなかろうと言ってやりたかったけど、私たちは席を取りに走った
2列目ほぼ中央をゲット(*^^)v
そして、開演。まずは青島さんが再び侘びの挨拶をして(土下座までした)、舞台が始まった。青島さんの面白いトークと、色んな馴染みのある曲の数々を取り入れた、舞台、面白かった…
あっと言う間に舞台が終わったと思って時計を見たら午後6時。
エェーッ(* ̄□ ̄*;私、当初の予定では2時開場、夕方5時頃には舞台が終わるだろうから、軽く母とお茶でも飲んで、早く帰って、仕事に戻ろうと思っていたのに6時かよ
まっ、しょうがないと思っていると、母がすかさず「何、食べる?」と言う。
あぁ~また母との面倒な会話の始まりだ。前にも書いていますが、母とのこの食事の会話、本当に厄介なんです。
母に「何、食べる?」とか、「何を食べたい?」と聞かれ、答えてもほぼ却下される。
だから、「私は外で食べることが多いから、たまにしか外食しないママの食べたいもので」と答えても
「貴方の食べたいものに付き合うわ」と言う
そう、そんな会話が昨日も母の一言で始まりました。
私「う~ん、渋谷は混んでいるし、美味しいところ知らないから代官山にでも行こうか?小川軒もあるし」と提案
母「えっ移動するの?面倒くさいからもう隣のセルリアンタワーで食べましょう。」
出た…反論すると面倒なので「そうだね」と言ってセルリアンタワーに入る。
セルリアンタワーに入っているレストラン群の看板を見ながら、「何、食べたい?」とまた聞く母
「この間、今半でお肉を食べたから、金田中で和食はどう?」と答えると
「嫌だ。イタリアンがいい」と言う
ぢぁー聞くなよと思いつつ、イタリアンに行くと
「7時半迄の一時間程でしたら、お席をご用意できますが」というウェイター
母「時間制限されると、落ち着かないから、では結構です」とプリプリと店を出る。
そして「中華に行ってみよう」と歩き出す。
中華も混んでいた。そしたら「こんなに混んでいたら落ち着かない」と言い、中華も辞めようと言う
「ぢぁー肉にでも行ってみよう」と私が提案して、行ってみたら、物凄く空いていて、時間制限もなく、落ち着けそうな感じ
そしたら「流行っていないと、何かそれはそれで不安だわ」と言って、ここも却下。
混んでいれば混んでいたで、落ち着かないから嫌だといい、空いていれば空いているで嫌と言う。
勘弁してくれぇ本当に面倒くせぇ~と思いつつも、母がウロウロと色んなお店を見て歩くが、どこも気にいるところがないらしく、結局、タクシーで恵比寿に移動。そして行き着いたのが、たまにテレビにも出ている
やっと夕飯にありつけた!焼き鳥うめぇ
水炊きの鶏はイマイチだったけど、コラーゲンたっぷりのスープは美味しいと思いながら、写メを撮ったら
「貴方、そうやって食事中に何度も写真を撮るのいい加減にしてくれる?」と怒る母。
私も普段、食事で何枚も写真を撮る人はあまりお行儀がよくないと思うので、なるべく1~2枚しか撮らないようにするのですが、母はその1~2枚も気に食わない。
ムッとしている母、もう帰ると言ってお会計をしてもらうと、二人で焼き鳥4本、お鍋1人前で約1万円。母、益々機嫌を損ねて帰って行った。美味しいとは言え確かにコスパ的には、よろしくないわ、と私も感じた。
本来なら母を送り届けてから私も帰るのですが、何せ、仕事の最終確認をして、一刻も早く、送りたかったので、私はタクシーで9時過ぎに帰宅。
そして23時50分、無事、原稿を送った。その後、ざぁっとシャワーを浴びて、落ちました
で、今朝、メールを見たら「29日の夕方でも、原稿よかったのに、有難う。では今度はこれをお願い!」というメールが担当者から入っていた
あんた「29日迄に!」ってこの間は言ってただろっ
29日迄ってことは、日本語的に28日中にってことぢゃないんかい?その12時間があったら、こんな気持ち的に焦ることがなかったんですけど、全くもうと思いつつも、今日も仕事をする私です。