相変わらず、祖母は歩けない状態。そしてこのところめっきり寝てばかりで、ご飯も食べない。歩けないから、トイレに行くのが大変なので、水も飲みたくないというのです。そして、目が痛いというので祖母の顔を良く見たら、右目の辺りに小さなアザがあり、右目が腫れているんです。
で、母とどうしたのだろうという話になり。きっと、私たちがいない時に転んでしまい、顔をぶつけ、それで、足も痛くなり、鞭打ち見たいになったから、吐き気やめまいに襲われているのではないかという結論に達しました。
幸い、足は腫れていないので、骨折はしていないだろうけれど、寝てばかりいるのは若しかして、転んだ拍子に頭の血管が切れたのではないだろうかということになり、母とお医者さんに見せようということになったのです。
しかし、祖母は相変わらず「医者には行かないっていうか、動けないからこのまま寝ている」と言い張ります。
母はどうしても祖母の主張を尊重してあげたいというので、今日の午前中は往診してくれる医師を探し回りましたが…この時代、往診してくれるお医者さんは皆無に近い。漸く、高齢者の診療をしているお医者さんを見つけたのですが、その先生に電話で状況を伝えたら、「往診に行くのは構わないけれど、話を聞く限りでは、頭や足のCTやレントゲンを撮って、診てもらった方がいいですよ。往診じゃ写真、撮れないし…」と言われてしまいました。
この先生の話を母や祖母にして、とりあえず病院で診て貰って、異常がなかったら帰って来ればいいし、後で血管が切れていたならもっと早く行けばよかったと思わないためにも、お願いだから病院に行こうと拝み倒し漸く、2人とも納得してくれたのですが、歩けない祖母をどうやって病院に連れて行くか…
以前、近くの病院に通院したことがあるので、電話をかけて相談したら、救急車を呼ぶのが一番よいと言われたため、救急車を呼んだのですが…
そして救急隊員が来て、一通り、私が説明したら、救急隊の人が祖母に直接「どうしました?」と聞きました。
そしたら、祖母は「いえ、別にどうしもしません。どこも痛くも痒くもないですよ。」と答えるんです…人の気も知らないで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
でも、まぁ、祖母の様態を救急隊の方が診てくれて、ひとまず病院へ。そしたら、救急車の中で気持ちが悪くなり、病院に着いた頃にはぐったりしてしまったんです。病院では整形外科は今日はいっぱいいっぱいで診療できないので、とりあえず内科の先生に診ていただき、レントゲンを撮ったり、採血したら、特に異常なし。酔い止めの点滴を打ってもらったら、もうお帰り下さいといわれてしまいました。
でも、歩けないから今晩、一晩だけでもよいから入院させて、明日、整形外科で診察して下さいと言っても、今ベッドが空いていないと言われます。
でも歩けないし、こんなにぐったりしているから帰りようがないと私も食い下がったのですが、「では、民間の患者の輸送を行っている業者さんを紹介しますから」と、冷酷にも、診察終了です。
私は急患の処置室に寝ている祖母がかわいそうだけど、ここで、私と母がもうダッシュで逃げたら、明日までは預かってくれるんじゃない?で、明日の朝また様子を見に来て、整形外科に診察してもらおう、と母に提案するも、あっさりと却下されてしまいました。
で、とにかく、病院から紹介された民間の業者さんに迎えに来てもらい、病院から車で10分くらいの祖母の家に帰ってきました。民間の患者輸送は家族の心情に付け込んで、ぼったくりでした。たった10分走っただけで、13,000円也。
今日も母は祖母の家に泊まりこみです。私が代わると言っているのですが、「家に帰っていいから、その分、私の用事を代わりにやって」というので、私は帰宅。これから次の仕事の資料を読みます。