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気ままに

大船での気ままな生活日誌

107回・院展 その3

2022-09-11 08:06:43 | Weblog

おはようございます。

107回院展のつづきです。同人の作品はすでに、第1室の13点、第5室の13点をそれぞれ、その1、その2で紹介していますが、今日は、第11室の6点を中心に紹介したいと思います。また、加えて、一般入選作品のうち、ぼくの好きな作品を10点ばかりを載せたています。

まず、第5室の同人作品を。それぞれの作品には作者自身のコメントがついているので、併せてそれも添えておきます。では、ご案内しましょう。

高島圭史 光つもる渓 (作者のコメント)立山連峰の雄山山頂から念願の雪渓を見ることができました。巨大な岩々、大量の砂礫、万年雪がつくるスペクタクルに圧倒されました。

山本浩之 よどむ部屋 モチーフの姿形を描きながら、目には見えない雰囲気や心情などが画面に表れないだろうか、苦心しました。

松本高明 可睡の池 遠州三山の名刹、可睡斎。牡丹の写生に毎年、訪れているが、牡丹苑の前の神秘的な池。その水面にうつる光を描いてみた。

岸野香 メッセージ タイ・チェンマイのギャラリーの窓の外。生命力あふれる自然に大きく包まれ、何かメッセージを受け取ったような気がした。

番場三雄 叢林残雪 山形県西川町に取材。豪雪地帯で知られるが、春まだ遠い時期の残雪風景が面白い。

山田伸 野分のまたの日 台風の去ったあと、近視眼的に見ると、荒れた中に造形美を感じる。

以下は一般作品となります。作者のコメントはつきませんので、ときどき、ぼくのコメントを入っています(笑)。風景、森林、大樹、人物画などが順不同に並んでいます。

長瀬香 星霜 こうした歴史を感じさせる家屋はぼくも好き。

西岡悠妃 まほろば

狩俣公介 走馬灯

王培 相和

大河原典子 彼女の憂鬱

水越由喜 古樹

加藤祐子 武蔵野

新美三千代 冬の日

手中美智子 蒼 いつも森林を描かれる。

藤原まどか 水辺

杉山紅 あきのいろ

高橋孝子 閑日 毎回、窓辺の風景をモチーフに。

鈴木靖代 祠

神谷恵 寄る辺の星

石村雅幸 不撓の樹 古樹がテーマの画家、ぼくもファン。

曹ていてい 律動 (初入選)

清水由朗 青い薔薇 全作品集表紙絵

2022年院展、今年も行けてよかった。来年もぜひみなさんの作品に会いたいものだ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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超常現象に (アナザン・スター)
2022-09-11 10:24:41
こんにちは。

体調のことでは、ご心配をお掛け致しましたが、憑依されたようになるので。
あ・今朝は異常はありません。

院展は、以前にはお正月のイベントで、地元の百貨店に通っていました。
堀文子さんの、半夏生に心を捉われたのは云うまでもありません。

仕事をしていた時には、然程気にもならなかったですが、近頃は人混みが煩わしくて。
ここを訪問しての鑑賞に決めています。

絵には、作者の魂も宿るとか。
そういう風に観れば、気持ちも変って来るものですね。
何時も有難うございます。
返信する
アナザン・スターさま (marbo)
2022-09-11 13:13:06
超常現象では防ぎようがないですね。でもどんな大きなものがきても耐えられる体力を備えておく必要がありますね。

堀文子さん、いいですね。ぼくはドクダミとブルーポピーの絵が好きです。

作者の気持ちが伝わる絵もあれば、そうでなく、自分勝手に楽しむ絵もあります。

ありがとうございました。
返信する
Unknown (小父さんK)
2022-09-11 16:08:13
>高島圭史 光つもる渓

わぉ~!
私が初めて登った日本アルプスが立山連峰の雄山でした。

https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/f78b92ffe4b9d6f5b414e1ee904f7f21

9月ですので万年雪はわずかでしたが、あの時の感動が蘇りました。

>山本浩之 よどむ部屋

はっはっは、昨晩のボーっとしたいた私の姿そのままの気がします。

>松本高明 可睡の池

いいですね~、こんな場所に立ち尽くすと至福の時間が流れます。

>岸野香 メッセージ

ありゃ!近所の知人夫婦のお気に入りの場所で数えきれないくらい通っているので「向こうに住んだら?」と冷やかしています。素敵な作品ですね。

>番場三雄 叢林残雪

父はよく海が見えるところに住みたかったなと言ってましたが、私はこんな山を仰ぎながら暮らしたかったです。
何せ明石市で一番高い場所で100m弱ですから。

>山田伸 野分のまたの日

吹き荒れた跡なんしょうか?噴火口もイメージします。

>長瀬香 星霜

いいです。文化財に思えます。そうそう幼い頃はこんな店ばかりだったような・・・。

>西岡悠妃 まほろば

どきり!まほろばって楽園、理想郷、素晴らしい場所、住みやすい場所の意ですよね。
私は緊張してしまいそうです(笑)

>狩俣公介 走馬灯

こんな夢時々観ます。

>王培 相和

愛そのものですね、

>大河原典子 彼女の憂鬱

モチーフは分かりませんが、テレビドラマにも新聞にも出てきそうな・・・。

>水越由喜 古樹

ぼ~っと見とれてしまいます。

>加藤祐子 武蔵野

三文字しか知らない武蔵野、「永年の積重ねによる落ち葉堆肥による地力創りの賜物」ですか?歩いてみたいです。

>新美三千代 冬の日

いいですね~。日本間に和装。

>手中美智子 蒼

私の好きな空間です。

>藤原まどか 水辺

可愛いです。ん?悩んでいたりして・・・?

>杉山紅 あきのいろ

なんというグラデーション、こんな秋が待ち遠しいです。

>高橋孝子 閑日

わたしには、このような空間と時間が欠けていました。

>鈴木靖代 祠

あれ~っ、樹木ばかりを見つめて考え込んでおりました。
小さな祠がありますね~。これこそ神道的な自然崇拝でしょう。

>神谷恵 寄る辺の星

書斎の窓の向こうに広がる夜空でしょうか。
明かりがないのがいいですね。

>石村雅幸 不撓の樹

いいですね~、人生そのものみたいです。

>曹ていてい 律動

えっ、美そのものでしょう!

>清水由朗 青い薔薇 全作品集表紙絵

青いバラの花言葉は、「奇跡」「夢かなう」「不可能なことを成し遂げる」「神の祝福」「不可能」「神秘的」「喝采」ですってね。
勉強になりました。

いやー、院展の会場にいかなくとも、こうして心ゆくまで堪能させていただきました。
各作品は私が記したコメントほど単純なものではないでしょうが、楽しませていただいたことだけは確かです。

どうも有難うございました。
返信する
小父さんKさま (marbo)
2022-09-11 21:42:09
”紙上院展”を楽しんでいただき、うれしく思います。

それぞれの絵画の感想文、興味深く、拝読しました。立山登山行かれたのですね。ブログ記事、拝読しました。ぼくは室堂くらいまでは行ったことがあります。

ありがとうございました。
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