おはようございます。
思い出したように(笑)5月の北陸路のこと。
5月中旬の石川県立美術館では脇田和と猪熊弦一郎展が行われていたが、時間の関係もあり常設展だけを見た。
石川県立美術館
常設展示ではこの美術館の至宝、野々村仁清の国宝・色絵雉香炉と重文・色絵雌雉香炉がいつも展示されている。写真撮影も可能である。
手前のうつくしいのが雄で、その向こうのが雌である。どちらも国宝にしてあげればと思うが、そうはいかないらしい。もともと一対として制作されたようだが、雄の方は加賀藩三代藩主、前田利常のころ前田家にもたらされ、のちに前田家の家臣に渡り、昭和33年、県に寄付されたとのこと。一方、雌の方も平成3年に東京都の個人から譲り受け、なんと、300年振りに雌雄一対として展示されるようになったとのこと。
300年振りの再会にうれしさを抑えきれない雄雉の顔。
ほかの常設展示室は写真撮影不可なので紹介しないが(笑)、前田家の刀剣、甲冑、陣羽織などよかったですよ。
近くの金沢神社の黄菖蒲がきれいに咲いていたっけ。
この先を行くと石川県立博物館。次回に紹介します。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。
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