気ままに

大船での気ままな生活日誌

いしかわの神々/信仰と美の世界 石川県立博物館

2019-06-16 08:29:58 | Weblog

おはようさん#2。

”思い出したように”シリーズ(笑)、また5月の北陸路のこと。石川県立美術館の先を行くとすぐ、赤レンガの建物が見えてくる。戦前、陸軍の兵器庫だったところ。のちの市立美術工芸大学校舎を利用した赤レンガの博物館。それが石川県立歴史博物館。

博物館入り口

ここで特別展、いしかわの神々が開催されていた。これがなかなか良かった。

里山・里海そして奥山の恵みにあずかる私たちのふるさとでは、古来よりさまざまな神々と寄り添う暮らしがありました。その信仰は、明治の神仏分離まで仏教と互いに影響し合い融合しながら育まれてきました。そこで本展では、これまで人目に触れることなく大切に守り伝えられてきた神像や、神と一体視された仏像などの選りすぐりの遺宝を展観し、神と仏を等しく崇めてきた信仰の歴史と美の世界をみつめます。(公式サイトより)

何といてもこれが一番良かった。平安後期に造像されてから一度も外に出たことのない、久麻加夫都阿良加志比古神社(くまかぶとあらかしひこじんじゃ)の神像(重要文化財)

このお顔でにらまれたら、もう悪いことはしません、となりますね。

ほかに、重要文化財14件22点、石川県指定文化財14件53点を含む、石川の神々の秘宝100件余りが展示されている。こんなたくさんの神々に出会えてラッキー。

レンガ博物館の隣りに建築中なのが、北の丸公園から移転する東京国立近代美術館工芸館(国立工藝館)。

2020年の東京五輪開催前の開館を目指している。通称名は国立工芸館となる予定。すでにこの地域は美術館・博物館エリアだが、これが開館すると一層、充実する。来年も是非、行かねば。

北陸路シリーズもこれで完といたしまする。

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