気ままに

大船での気ままな生活日誌

東博・平常展でご機嫌 大の里7連勝、琴櫻は2敗目

2024-09-14 22:36:06 | Weblog

こんばんわ。

昨日、上野の科博の特別展”昆虫展”を見たあと、お昼は東博のゆりのきレストランへ。そのあと総合文化展(平常展)を廻ったのだが、思いがけず、ぼくのお気に入りの名品に出会うことができ、ご機嫌だった。

まず、最初は国宝室。狩野永徳の国宝・檜図屏風が飾られていた。何度も見ているが、やはり突然、目の前に現れてくれるとうれしい。

本作は、桂宮家(元八条宮家)に伝来し、宮家廃絶により皇室の所蔵品となり、大正9年(1920)東博に引き継がれたとのこと。もとは秀吉によって造営され、天正18年(1590)12月に落成した八条宮邸の襖であったようだ。同年9月に亡くなった永徳最晩年の作品。巨木が屏風の枠を飛び出して迫りくるような圧倒的な存在感。永徳の得意とした豪壮華麗な画面。

そして、二つ目は黒田清輝の”智・感・情”。この裸体画は普段は黒田記念美術館の特別室にあり、年にニ、三度一般公開される黒田の名作の一つで、重要文化財。もちろん、何度も見ているが、東博の本館で見るのは初めて。新鮮な感じがした。

左から、智・感・情。明治30年に白馬会に出展されたが、裸体画が風紀を乱すとして、まだ認められない時代で、大きな反響を呼んだ。

そして、浮世絵室には鈴木春信の作品が並んだ。ぼくが最初に好きになった浮世絵師が春信。錦絵と呼ばれる多色摺り版画が創始された時期の人気絵師。目の細い春信美人がいい。では、五つほど。

重要美術品 見立菊慈童 謡曲”菊慈童”に見立てている。

夜の萩

風に悩む二美人 野分の風。左の美人は後述の笠森おせん。

括り枕持てる美人

かぎやお仙 谷中笠森稲荷の水茶屋かぎやの看板娘、おせん。

大の里7連勝、琴櫻は2敗目

秋場所も明日が中日。大の里、やや苦手とする平戸海をなんなく破り、7連勝とした。1敗で追走してほしい琴櫻は若元春に苦杯、2敗に後退した。霧島は琴勝峰を破り1敗をキープ。中日を待たず、大の里、独走の気配。

大の里、対戦成績連敗中の同年の平戸海を一気に寄り、7連勝。強い!

琴櫻、若元春の猛攻に耐え切れず、手痛い2敗目。もう負けられない。

霧島、琴勝峰を寄り倒す。大関時代の力が蘇ったようだ。

王鵬、阿炎も撃墜、勝ち星先行に。目を突かれたが、大丈夫か。

明日の取組も楽しみ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

明日は十三夜。

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