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気ままに

大船での気ままな生活日誌

茅の輪くぐり

2019-06-30 22:13:31 | Weblog

こんばんわ。

今日がちょうど一年の半分がおわる6月30日だと気づいたのは、偶然、八幡さまに足を踏み入れたとき。長寿寺のりっぱな山百合に感動して、そうだ、八幡さまの境内の国宝館前にも山百合があったはずとやってきたのだ。

八幡宮裏からいきなり本堂まで上がる。りっぱな七夕飾り。そのときは、そろそろ七夕だなと思っただけ。

そして、石段を下りようと、舞殿の方に目をやると、右側のテント内に大勢の人々が。そのときはじめて気づいた。そうか、今日は夏越の大祓の日か。

半年間の罪とけがれを祓い清める儀式が始まろうとしていた。

何度か、ぼくもお祓いを受けている。今年はすっかり忘れていたが、山百合のおかげで参拝することができた。今年は茅の輪くぐりだけでかんべんしてもらう。

左まわり、右まわり、左まわりと8の字に3回くぐる。廻るたびに、罪とけがれの塊がごそっと落ちてゆくのがわかる(笑)。

けがれを落として、国宝館前に行くと、山百合の姿はみられなかった。でも、源平池の蓮の花がいくつも開いていたのはうれしかった。

源氏池

平家池

八幡さまを出て、鏑木清方記念美術館へ。ここでサプライズが。それは、またのちほど。

サニブラウン、200も制す!

”いだてん”は第2部に入り、陸上から水泳へ。主役も勘九郎から阿部サダヲへ。志ん生の”火焔太鼓”もまじえて、とても面白かった。低迷していた視聴率も上がるかも。ぼくのブログ記事、”志ん生と志ん朝の火焔太鼓を聞く”のアクセス数が急上昇していたのにはおどろいた(笑)。

それでは、みなさん、どうぞよい後半年をお迎えください。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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クリムト展/ウイーンと日本

2019-06-30 09:11:34 | Weblog

おはようございます。

都美で開催されているクリムト展/ウイーンと日本があと10日ほどで閉幕する。だいぶ前に見ているがレポが遅くなてしまった。国立新では、”ウィーン・モダン/クリムト、シーレ 世紀末への道”が開かれ、めずらしくクリムト展が重なった。今年がクリムト没後100年で、かつ、日本とオーストリアの友好150周年に当たるということで、めったにあることではない。両方とも見ていて、すでに前者についてはブログ記事にしている。今日は、都美の方。

国立新の方はウイーン・ミュージアム所蔵品がほとんどなのに対し、こちらは、ウィーンのベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館の所蔵品が中心。クリムトの代表作”ユディトI”や、初来日となる”女の三世代”など、なんと油彩画が25点以上もという豪華な展覧会である。加えて、ウイーン分離派会館の壁画、”ベートーベン・フリーズ”がはがされて来日している、というのはうそで(笑)、原寸大の精密複製画である。でも、本物を見ているような気分になれる。

では、いきなりベートーベン・フリーズから。ベートーベンの第九をテーマにした前長約34メートルの壁画。

金箔をふんだんに使った、華やかな黄金様式のクリムト代表作のひとつ。でも、これは、やっぱり、人物を入れた展示風景写真でなければ感じが出ない。都立美術館なんだから、ここだけでも、撮影許可してほしかった。

では、ちらしに採用されているクリムトの代表作をご覧いただきます。

女の三世代 幼少期、若年期、老齢期の女の姿、女性の人生を描いた。

ユディトⅠ ホロフェルネスの首を手に持つ、ヘブライ人寡婦ユディト。

ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)真実の手鏡をこちらに向けている。シラーの詩の一部が描かれている。

ヘレーネ・クリムトの肖像 クリムトの弟エルンストの6歳の娘ヘレーネ。


オイゲニア・プリマフェージの肖像 パトロンの銀行家の娘。

赤子(ゆりかご)布の模様は日本の着物に着想したとの説もある。

とてもいい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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