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気ままに

大船での気ままな生活日誌

ラゾーナ川崎 誕生

2006-10-04 18:39:08 | Weblog
先日、川崎に住む母から、やや興奮気味の声で電話がありました。川崎西口にオープンしたばかりの、大型商業施設、ラゾーナ川崎に行ってきたと言うのです。すごい人出だった、食べる、着る、住む、の関係、何でもそろってる、映画館まである・・・ そして、高齢の母らしい感想ですが、・・中央に大きい広場があって、休む場所もたくさんある ・・・と立て続けに話し、一度、見にきたらと、結びました。

私は中学生の頃から15年間ぐらい、川崎の実家に住んでいましたので、むかしの川崎駅周辺についてはよく知っています。西口は東芝堀川工場が、でーんとありましたから、商業施設といえば、少し離れたところにある、昔からの南河原銀座という商店街だけでした。2000年に工場が操業停止し、取り壊され、それにより生じた広大な敷地を、今回の大型商業施設と、まだ未完成の隣接マンション群をセットにして、再開発したのです。

昨夕、実家に行く途中、寄ってみました。川崎駅を降りますと、人の流れが違っているのに気づきました。いつもは、大部分の人が東口に向かうのに、逆になっています。駅に直結しているのが売りですから、すぐラゾーナに出ます。

広場の入り口の右側に、ワイフの好きな(でも買わない)「コーチ」、左側に「バナナリパブリック」のトレンドのファッション関係のお店が、控えていました。そこが2階(F)となり、大きな広場を囲むように、5F建てのビルが建っています。5Fはシネマ・コンプレックスとスポーツクラブ、4Fは、ナムコとビッグカメラ(1,2,3Fも)、各種レストラン、3Fは、レデイズ関係とアカチャンホンポ、2Fは、メンズ、レデイズとロフト、1Fは、ユニテー(ホームセンター)、ユニクロ、無印良品、丸善、それと、大きなスーパーとお総菜やお菓子の専門店、・・・といった感じで、約300のお店が入っています。

私がよく利用する、大船ルミネとは桁が違います。たとえば、ユニクロなんかは、100倍くらい広いです、県下一の売り場面積だそうです。お総菜コーナーも数で負けますが、私のお気に入り、茅ヶ崎えぼし、崎陽軒、RF1もありました。ワイフの好きな、でら旨味噌かつや、私の好きな、しうまい弁当など、大船と同じものを売っていました。大船にはない、なだ万やホテルオークラまで入っていてうらやましく思いました。お菓子関係では、鳩さぶれ、日影茶屋の鎌倉葉山連合軍は慎重に、様子見で、ここには店を出していませんでした。

母が言っていたように、休憩用のベンチが、各階の至るところにありました。また、屋上緑地もあり、のんびりと、本など読んでいる人や、会話を楽しんでいるお年寄りも多くいました。母のような高齢の人にとっては、こういう場が本当に少なくなっていますので、嬉しいことだと思います。

LAZONAは、スペイン語の Lazo (絆)とZona(ゾーン、地域)からきていて、土地と社会、人と自然、人と人のつながりを表しているそうです。こういうコンセプトから、とくに人と人とのコミュニケイションの場を提供しているのだと理解しました。とてもいいことだと思います。

光輝くような、ラゾーナ川崎を歩いていて、ふと、東口はどうなったか、気になりました。川崎駅ビルのBEは、5倍ポイントセール&大抽選会、屋内の大商店街のアザリアは20周年記念サクセスプレゼントと、必死に、強敵に対抗していました。しかし、人通りは、さびしいものでした。本当の勝負はこれからでしょうが、今後も厳しいことは間違いありません。

古くからの商店街、南河原銀座にも行ってみました。10年ぶりに訪れましたが、昔日の面影はありませんでした。店がマンションになっているところが多くありましたし、シャッターのお店も増えているようです。今回の影響だけではないですが、さびしいものでした。

華やかな、ラゾーナ川崎の誕生の向こうに、光と影をみたような気がしました。







 

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