先日、行政から市内に在住する65歳以上の高齢者の中から無作為に抽出した一人として幸
運にも?私にも「生活実態アンケート調査」の依頼と共に調査票が送られてきました。
調査の内容は「住居状況」「経済状況」「家族状況」「健康状況」「地域との関わり状況」などで
夫々に予め設定されている設問の該当する項目に「○印」を附ける形式のもので、特に深く考
えたり、調べたりする必要もなく、10分~20分程度で回答できるものになっていました。
昨今、幼児に対する虐待問題と同様に高齢者の関わっている事件が多発しています。
私は、この回答をするに当たって、ひと通り目を通して思ったのは、アンケートの最悪回答のケ
ースを類推する時、高齢者が絡む事件の発生もむべなるかなという思いがしたのが強く印象に
残っています。
私自身も決して裕福とはいえません、身の丈相応に決して華美にならず、かといって惨めになっ
て全く潤いを感じられない生活はご免蒙りたく、ただ一点、これから先の家族全員の健康不安を
心配することを除き、毎日をそれなりに平穏に生活できる境遇に、この機会に改めて思いを致
して感謝をしたのでした。
高齢者や弱者と言われる人たちにとって真に厳しい社会情勢の最中、この調査結果がそれら
の人に対して有益なものとなりますように期待をして依頼元へ調査票を返送しました。