作品名 : 輝きを抱いて
作者名 : 佐善 圭
戦後の歴代政権が、国民をだまし続けていた日米の外交問題に一定の真相が明らかになって
きました。
私には、だまし続けていた当事者たちへの腹立たしい思いはありますが、この「だまし」が外交
上、必要だったのか不要だったのか、そのことの良し悪しについて論評出来る程の知識はあり
ませんが関連して落胆することがあります。
「持たず、つくらず、持ち込ませず」という非核三原則を提唱して日本人として初めてとなる「ノー
ベル平和賞」を受賞した元首相がいました。
私の知っている限りでは、ノーベル財団?では受賞者を決定するに当たってはあらゆる調査を
極秘裏に徹底して行い、真に受賞に相応しい受賞者を決定することで、この地球上で最も権威
のある賞だと思っていたのですが、此の度公表された「暗黙合意の密約」をして国民をだまして
いた人物にさらにまんまとだまされて与えた賞は何だったのか、私の思っているほど権威のある
ものでなかったと思うと非常に「がっかり」です。