松本サリン事件

反社会的教団「オウム真理教」が引き起こした「松本サリン」事件から、今日で早くも１５年が
過ぎました。

此の事件により、当時７人、その後１人の合計８人の人が、理不尽にも尊い命を奪われ、
今なお多数の人が、その後遺症に苦しんでいるという痛ましい事件でした。

それにもまして、此の事件で思い出すのは、当時の警察の杜撰な思い込み捜査と、それを
真に受けたマスコミの無責任な報道により事件は「冤罪事件」「報道被害事件」になったこと
でした。

今思うに、真犯人に仕立て上げられたＫさんの沈着冷静で穏やかな立ち居振る舞いには矢張
り真実は一つという自信があった上での強みを見たものでした。

私はオウム真理教とは何の関わりもありませんが、此の事件を始め彼らの起こした数々の
事件をいつも思い出します。

それは、いつもの散歩道の途中にある交番の掲示板で今なお逃走中の、菊池某、平田某、
高橋某の写真入り指名手配ポスターを目にするからです。

写真は恐らく１５年以上も昔のもので、今ではその風貌も大きく変わり恐らく見る影もないと
考えられますが、ひょっとするとその手配犯とは極く近くで会っているかも知れません。

一日も早く悪い奴らを逮捕し罪の償いをさせて欲しいものです。