日本のプロ野球、開幕して各チームともまだ10試合あまりを消化しただけですが、1プロ野
球ファンとしての私の印象は、パワーのある外国人選手を始めとして実にホームランが多く、
いい意味で一発逆転というエキサイティングな場面も期待でき、ホームランの魅力を歓迎して
いました。
まさか昨年、無責任コミッショナーの辞任に発展するほどの飛びすぎボール問題があった後
だけにそれはないと信じていたのですが、検査の結果またもや、反発係数が規格を越えてい
たという、あってはならない事実が報告されました。
昨年、嫌と言うほど学習したにも拘わらず、一体どうなっているのでしょうか、製造しているミ
ズノでは仕様に変更はないとコメントしているようですが、この度の検査結果によると最も高反
発だったのが東京ドームで使われていたボールだったとのこと、
ただでさえ狭くてホームランの出やすいと言われている東京ドームとなれば戦力が整ってい
る巨人に取っては更に優位であることは明かです。
選手個々の能力差は如何ともし難いものがありますが、用具を始めとする環境に差異があっ
てはなりません。
抜本的な品質管理を確実に実行して、フェヤーな野球を見せて欲しいものです。