音楽は、文字通り「音を楽しむ」ものです。
そのためには音を聞くための聴力が必要で、特に、その音を作り出す人達には人並み外れ
た音感などの聴力を持っていることは絶対条件です。
不幸にして、その聴力を失いながらも現代のベートーベンと高い評価を得、多くのファンを擁
していた人が実は、18年間もの長きに渡り、ゴーストライターに作らせていたものだったという
ことが公表されました。
美術の世界では贋作は良くある話しですが、これも一種の贋作と言えなくもないのではと思
います。
ゴーストライターだった人も名乗り出て、記者会見をすると聞きますが、単なる野次馬の域を
出ない私でも前代未聞のこと、なぜ、このようなことになったのか興味を持って聞いてみたいと
思っています。