風の向くまま、気の向くまま

人生楽しく行こうじゃないか、山よりデッカイ獅子は出ん、何事にも挑戦するぞ!

光よ戻れ!

2012-11-21 09:31:18 | Weblog

 京都大学の山中教授がノーベル医学賞に輝いたiPS細胞の研究成果が、いよいよ世界で初め
て臨床に応用される見通しが出てきたと報道されています。

 倫理委員会や厚生労働省の承認を得て、先ずは、目の病気である「加齢黄斑変性」で光を失っ
た患者に対して、当該患者の皮膚細胞から作製したiPS細胞を網膜の一部に移植することにより
光を取り戻すもので、現代医学では治療不可能と言われている難病が治癒する病気になる可能
性が期待できると言われています。

 現在では、日常生活には殆ど支障のない、極く軽度で症状は安定している「黄斑変性症」に罹患
している私ですが、いつ病状が進行し、光を失うことになるかも知れないリスクを抱える身には人事
ではありません。

 是非とも早い機会に臨床での大きな成果が確認されることを期待し、苦しんでいる患者に文字通
り明るい光が戻るよう希望を持って、注意深く見守って行きたいと思っています。