政治資金規正法違反に問われた小沢元民主党代表の地裁における判決は無罪となりまし
たが、その判決には「看過できない事実誤認がある」として検察役の指定弁護士は高裁に対
して控訴しました。
地裁における裁判の詳細については、私如き門外漢はマスコミを通じて流されてくる以上の
ことを知るよしもなく、その裁判そのものについて何かを評論することができるものでもなく、控
訴された以上、今後は高裁の判断を注目することにしたいと思っています。
一方、この裁判に関連して思うのは、政治的なけじめであったはずの、元代表が強制起訴さ
れ党員が刑事被告人であることは好ましいことではないとして党としての姿勢を正すため党員
資格を停止していた民主党ですが、まだ刑が確定していないにも関わらず元代表の党員資格
停止を解除したことに重大な責任を負っている政権与党としての一貫しない無節操ぶりに益々
信頼感が遠ざかっていく感じがしてなりません。
全く永田町に棲くらう人種の感覚が解りません。