東日本大震災から７ヶ月、復旧・復興の道筋が一日も早く確たるものになるように祈りたい
ものですが、最近新たに子供達に対する放射能の影響があるのか、甲状腺の異常が見られ
福島県では県民の保健管理の一環として１８歳以下の子供約３６万人を対象に生涯にわたっ
てチェックをしていくことになったと報道されていました。
甲状腺と聞くと、私には１０年以上も前になりますが、健康診断の際に偶然にも甲状腺治療
が専門の医師の診察を受けた時、私には全く自覚症状などなかったのですが、その医師が私
を一見するやいなや少し腫れているようだと言いながら首筋を触診して甲状腺が腫れていると
診断しました。
医師曰く、触診の感覚でそれが良性か悪性かある程度の判断が出来るとのことでしたが念
のため組織を取って検査をしました。
幸い良性と分かりそのまま放置しても問題はないが、腫瘍が大きく育ってからの手術はかな
り難しい手術になるとのこと、直ぐに手術をして貰うことにしました。
手術により「うずらの卵」大の腫瘍を摘出し、その後は何事もなく健康に現在に至っています。
福島の将来のある子供達には自覚症状がなくても、あらゆる機会を通じてこまめに検査を受
けられるようにお勧めするものです。