作品名 : 陽
作者名 : 川崎 普照
気のおけないグループの楽しかるべき旅行が、文字どうり一瞬にして吹き飛んでしまった此の度の
韓国・釜山の実弾射撃場の火災事故で若くして犠牲になられた人の無念さはもとより、ご家族を
はじめ関係者の方々の悲しみは如何ばかりかと拝察しています。
私にも、まだ現役で働いていた当時、職場の同僚達と韓国に旅行をした際に、皆んなで射撃場に
行った経験があります。
私自身は、目が悪く、射撃には殆ど興味がなく、ただ同僚達が楽しんでいるのを横から見ていた
だけでしたが、その時の射撃場は人里離れた郊外にあって、今回のような街中の完全に密閉され
た射撃場と違って、かなり解放された雰囲気の射撃場だった記憶があります。
もし、今回の火災事故もそんな環境の射撃場での事故であったとしたら、はたして此の度のような
大惨事になったのか、ならなかったのか、日本人には人気のスポットのようです、今後も、それを
楽しもうとする人は多いと思います。
原因究明の結果を良く吟味して、安全に楽しめる場所選びに配意して欲しいと思います。