親の遺言です。

日本社会は、またまた「だまし」の構図に揺れています。

うなぎ、牛肉等の偽装問題、エビの養殖等のマルチ商法、出資詐欺問題、大学裏口
入学詐欺問題、手の込んだ振り込め詐欺問題等々数え上げたらきりがありません。

私の所にも、時々マルチ商法・出資詐欺とおぼしき電話が掛かってきます。

大抵の場合、元勤めていた会社の名前を出して「○○会社のＯＢの方々に優先的に
ご案内しています。」という、ある種の安心感を与える枕詞があるのが通常のパターン
で、おそらくＯＢ会の名簿が出回っていて適当にピックアップしながら、引っかかって
くればればもうけもの、という感じでいるのではないかと思うのですが、私はそんな場合
いつも以下のように答えるようにしています。

「結構なお話です。」が、私には「手に汗しない儲け話には全く興味がない。」というポ
リシーがあること、なぜなら「その種の、濡れ手に泡のうまい話には絶対に乗るな！」
と言う親の遺言があり、それを忠実の守っていることを伝えるとともに、そんなうまい
話があるのなら「あなたがやれば！」といって電話を切ることにしており、お陰様で、
当然、まだそんな騙し被害には合った経験はありません。

それでもなお、騙しのテクニックは、ますます巧妙になっているようです。

さらなる、注意をしましよう。