まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

品性、品格、考えさせられました。

2014年05月28日 | プンプン
 今年もホノルルトライアスロンの応援に行ってきました お天気にも恵まれ、すこぶる楽しい大会でした。

 さて、そのホノルルに到着し、飛行機を降りる時のこと。私は、何とも言えない情けない気分になったのでした
 それはね・・・
すでに機外に降りていった乗客達の「座席の汚さ」を見たから、です。
 枕は床に落ち、膝掛けのブランケットはくちゃくちゃ。使ったヘッドフォンは座席から落ちかかっていたり、座席前のポケットから半分飛び出してぶら下がっていたり・・・
 空っぽのペットボトルは座席に置き捨てられ、機内用のスリッパはあちこちに散らかっている・・・

 ホノルル空港到着のアナウンスで、もう気持ちはすぐに機外に向き、一刻も早くハワイの空気を吸いたかったのかもしれません。ナイトフライトで疲れた身体では、自分の座席を整える気分など微塵も生まれなかったでしょうか
 でもね・・・ほぼすべて、というほどの空っぽの座席の状態があまりにひどく、私は本当に泣きそうでした

 どうしてブランケットをたたもうと思わなかったのしょう?たたんだとしても、ほんの30秒ほどですよね。
 席を離れる時、たたんだブランケットの上に、ポンと枕を置くことは大儀ではないはず。ペットボトルだって、ちょっと持って出て、ゴミ箱に捨てればいいだけ。使ったスリッパも、座席下に揃えて置くなり、捨てるなり・・・

 私は、よく教室の生徒達に話します。
「あなたは、人から見られているのよ」と。幼い頃から「人の目を意識する」ことによって、自分の行い、言動に気遣うようになるから、です。
 わずか4歳、5歳の子どもだって、お利巧な子ども、賢い子ども、かっこいい子ども、というふうに人から見てもらいたい、という欲求はあるのですよ
 こういう意識によって「正しい行い」「きれいな言葉遣い」「美しい所作」は育っていきます。それが、ひいてはその子の「品性、品格」として育っていき、知らず知らずのうちに、恥ずかしい行為、みっともない行いに対する羞恥心や嫌悪感が生まれます

 誰が見ていなくても、誰がほめてくれなくても、自分の使った座席をきれいにして、その場を離れられる品性の高い人が、増えてくれればいいなあ、と心から思いました
 JALやANAの機内は、さすが日本人そう思ってもらえる、日本古来の高い品格、立派な文化が若い子ども達に受け継がれていくこと・・・子どもを育てる親、大人には、その責任があると思っています

 



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