まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

学びは楽し!

2015年11月10日 | にこにこ
 「学びは、楽しい」と、私は今までに何度書いたり、言ったりしてきたことでしょう
何度書いても、何度言っても、言い足りないくらい・・・あっちでも、こっちでも言いたい、と思います。
 「学ぶ」とは、もともとは「知る」と同義語である、と私は考えています。ただ、いつの頃からか「学ぶ」のほうが上等で、高等なことのようなイメージとなり、学ぶことは座学的に「教えてもらうことを、受け身で学習する」という意味に知らないうちになってしまったような気がするのです
 「学ぶ」をこのように捉えてしまうと、私がそうだったように「算数を学ぶことは嫌い」「〇〇先生の説明は難しくてわからない。だから、私は物理を学ぶことが嫌い」となってしまうでしょう
 
 私は、幼い頃から、何でも知ることが大好きです 両親やまわりの大人、学校や先生によって与えられた事に対して深く興味を示したというよりは、自分の目の前で起こること、起こったこと、身近で見聞きしたことに、自然と「へえ、どうしてなんだろう?」「わー、すごい!」「それって何なの?」のように「その次」を知りたくなる・・・
 大人に(いえ、かなりのオバサン)なった今も、それは全くかわりません

 先月、夫の仕事の関係で、二泊三日で福岡に行きました
 二泊三日というとそれなりの旅行に聞こえますが、実質の滞在は1日半程度。そして、その滞在中は夫の会社が主催したセミナーを見学したり、レセプションのために着物の着付けをしたり・・・で、ほとんど自由な時間はありませんでした。
 でも、空いた時間を駆使して、有名な料亭のランチを食べたり、1時間の歴史お散歩ツアーに参加したり、かなり充実した有意義な滞在になりました
 私はこの歴史ツアーで初めて「福岡と博多の違い」を知ったり、一緒にツアーに参加した九大工学部の学生から町家の話を聞いたり、博多織の起源を聞いたり・・・今まで無縁だった町のことをたくさん知りました
 かと言って、今後も私は福岡に移り住むわけではなく、知ったからと言って、何ということもありません。雑学を披露するつもりもありませんしね
 でも、あれ以来、テレビで「福岡」と聞くとすぐにササッとテレビの前に立ち、「ああ、ここをバスで通ったな」「おー、ここはあん時の神社だ」などと、とても親しみを持って眺められるようになりました。
 もしかしたらいつか、私の知っている「〇〇」と、新しく知った「△△」がつながって、「なるほど~ そうだったんだねえ」となるのかもしれません。

 学ぶこと・・・本当に楽しいです
新しいことを知ったり、気づいたり、知っていたこと同士が不思議なところで結びついて、今度は違うものに発展していったり・・・
 
 先日、私の教室の生徒の保護者から、うちの子が夜ベッドに入ってから「ママ、ぼくさあ、おじいさんになってもマナーズには行きたいんだ」と言っておりました、とお知らせくださいました。私は嬉しくて、泣けました。
 11月は私にとっては別れの時期 小学校受験の考査を終えると、子ども達は静かに教室を巣立っていきます。
 こんな素敵なことを言ってくれた男の子とも、別れの時期がやってきます。残念ながら、その子がおじいさんになるまで、マナーズに通ってもらうことは出来ません。それに、小学生になれば、その子には目の前に大海が広がり、もっともっと素敵な世界が待っているのですからね
 でもね、この子が「おじいさんになってもマナーズに行きたいんだ」と言ってくれた理由の中には、きっと「あそこは、いろんなことを知ることができるところ」「あたらしい気づきのあるところ」「たくさん学べる場所」という気持ちがあったからではないか、と思うのです。
 なぜなら、その子の口ぐせは「へえ、知らなかったあ、すごーい」「そうなんだあ」「そっかあ、わかったあ」であり、いつも知ること、発見が楽しそうでしたから。

 私がイタリア語を習いだしてからまもなく、「イタリアでは、カプッチーノは朝しか飲まない。イタリア人は、午後や夜にカプッチーノを飲むことはしない」と、イタリア人の先生から教わりました 
 先生が「ゼッタイニ ノミマセン。コレハ アサノ ノミモノダカラデス!」と「絶対」を強調されたので、イタリア人にとっては、朝以外にカプッチーノを飲むということは、よほど変な「ええーーーっ」「Ma Come」ということなのでしょうねえ。
 確かに、イタリアの町のバールでは、午後にカプッチーノを飲んでいる人は見ませんでした。奇異な事なんでしょうねえ・・・
 私はカプッチーノが大好きで、今までは一日中、時間を気にせず飲んでいましたが・・・一度知ってしまうとねえ・・・
 別に、イタリア人ではありませんし、ここは日本なのだから、と思うのですが、どうもそのことを知ってから、何か朝以外の時間にカプッチーノを飲むことを躊躇してしまうようになりました
 じゃあ、知ることは楽しくないって??? はっはっは

コメント
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