子どもの心をキャッチする・・・これは、とてもむずかしいことですが、親子関係の中で、最も大切なことでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
「親が相談に乗ってくれなかった」「勉強しろ、とばかり言われて、鬱陶しかった」「親に見捨てられたと思った」「大きなことをして、親を困らせたかった」etc.etc.
いったい、何をふざけたことを言っているのだ・・・だいたい、いくつになって、そんな子どもじみたことを言っているんだろう?・・・勉強しろ!くらい言って当然だろう・・・おまえなんて死んでしまえ、くらいはカッとしたら言うでしょう・・・親を困らせたい?ふざけんな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
これははぜーんぶ、至極当然の「親のつぶやき」です。私だってそう思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
でも・・・私は、ことの善悪という判断とは全く違う次元で、ほんのちょっと、思うことがあるのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
子どもに届かない親の言葉は、どんなに語ったとしても、それは無言に等しいし、子ども側が実感できない親の愛情は、どこかで子どもが親に求めているベクトルとは違っている・・・
愛しているぞ
と叫んでも、子どもが愛されていると実感できないとしたら・・・その愛情は空回りの虚しいものです・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
きっと、そういう親子は、本当にずっとずっと昔に、ボタンの掛け違いをしてしまい、それに気づかぬまま、全く悪気なく、大きな間違い、大きな罪を犯してしまっているのでしょう。
もしかしたら、ボタンの掛け違いに気づいたとしても、もう、今さら面倒で、元に戻していくのは億劫だ・・・と感じた親もいるかもしれません
そして、そんな時には、かけ違ったボタンをたぐり寄せる努力をしなかった自分を正当化するために、もう子どもは大きくなっているのだから、とか、今さら時間は巻き戻せない、とか、もっともらしい言い訳をしているかもしれません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
子どもが小さい頃は、よくこんなことがありますよね。
「ねえママ、あのね、ぼくね・・・あのね、ぼく、今日、幼稚園でね・・・」
子どもは話し始めますが、ママは夕飯の支度を急いでいて、真剣に聞こうとはしていません。子どもが、ママの後ろを付いて、話そうとします。とうとうママは言います。
「○○ちゃん、あのね、今ママは、晩ご飯の支度をしていて、急いでいるの。だから、ちょっと待っててね。あとで、そのお話し、教えてね
」
でも・・・ほとんどのお母さんは、「あとで、そのお話」を聞いてくれることはありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
お母様がスケジュール通りにしたかった夕飯の支度を終えて、お母様のイメージした通りの時間に夕食を囲むことができたら、ママはもう、子どもが「あのね、あのね・・・」と、ママの後ろを付いてきて、わざわざ言おうとしていた、ということさえも忘れてしまっている人が多いものです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
塵は・・・積もれば山となります。
でも、たった1回だけ、子どもが語りたかったことをお母様がパスしてしまっても、山、にはなりません。
しかし、悲しいことに、こういうお母様は、たった1回だけパスをしてしまうのではないのです
確信犯なんですよ・・・
「あとでね!」は、便宜上語られる慣用句で、その子達は知っています。
「ママに、「あと」はないんだよ・・・」ってことを![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
この子ども達の、ママに聞いてもらえなかった残念な思いは、積もっていき・・・山となります。
本当にお母様が忙しい時には、絶対に子どもには待たせるべきです。子どもは、王子様や王女様ではないのですから、大人が大事な用を済ませないといけない時には、ちゃんとそのことを理解して、待たなければなりません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
けれど、ちゃんと子どもが待った後は、当然、必ず、待てたことを誉め、真剣に子どもが話したかったことを聞いてあげなければ・・・子どもは、待った甲斐がありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
以前、中高生のカウンセリングをした時、男女を問わず、多くの中高生は言いました。
「先生、うちのお母さんは、昔から自分が言いたいことは目一杯言うクセに、オレが(私が)話したいと思った時には、必ずってほど聞かないんだ。『何言ってんのよ、そんなつまんないこと!』とか、「そんなこと言っている暇あったら、勉強しなさい!」とかさ。ホントは、オレのことなんて、どうでもいいんだと思うよ。」
私は、身につまされる思いがしました。
もし、4,5歳児が、中高生のような言語能力を身につけていたら、きっと同じことを言って、愚痴を言う子ども達は多いでしょうね。
そして怖いことに、4,5歳児の頃から、こうして親に待たされながら、聞いてもらえなかった子ども達は、何と10年の長きに渡り、ずっとずっと、親に真剣に聞いてもらっていない、ということです・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
4,5歳の子どもが、親に聞いてもらいたいと思って一生懸命に語ろうとしていることは、たぶん、親にとれば「ほんの些細なこと」に違いありません。
けれど、「是非、ママに(パパに)聞いてもらいたい
」と思った「心」を踏みにじって良いわけはないでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
中高生になった子ども達が、親に真剣に何かを語りたい時、聞いてもらいたいと言う時、彼らはきっと深刻な顔をして、まるで「渡る世間は鬼ばかり」の中のえなりかずきのように・・・
「お父さん、僕、お父さんに折り入って話したいことがあるんだよ。忙しい時に申し訳ないけど・・・相談に乗ってもえらえるかな
」などと、言うわけはないのです。
あれは、大人が、勝手に描いた理想の息子像でしかありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
親が、どれほど子どもからの「今、聞く時
」という瞬間をキャッチできるか?
キャッチしてやろうと、心を子どもに向けているか?
これが、すべての鍵となるでしょうね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
「親が相談に乗ってくれなかった」「勉強しろ、とばかり言われて、鬱陶しかった」「親に見捨てられたと思った」「大きなことをして、親を困らせたかった」etc.etc.
いったい、何をふざけたことを言っているのだ・・・だいたい、いくつになって、そんな子どもじみたことを言っているんだろう?・・・勉強しろ!くらい言って当然だろう・・・おまえなんて死んでしまえ、くらいはカッとしたら言うでしょう・・・親を困らせたい?ふざけんな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang1.gif)
これははぜーんぶ、至極当然の「親のつぶやき」です。私だってそう思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
でも・・・私は、ことの善悪という判断とは全く違う次元で、ほんのちょっと、思うことがあるのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
子どもに届かない親の言葉は、どんなに語ったとしても、それは無言に等しいし、子ども側が実感できない親の愛情は、どこかで子どもが親に求めているベクトルとは違っている・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
愛しているぞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
きっと、そういう親子は、本当にずっとずっと昔に、ボタンの掛け違いをしてしまい、それに気づかぬまま、全く悪気なく、大きな間違い、大きな罪を犯してしまっているのでしょう。
もしかしたら、ボタンの掛け違いに気づいたとしても、もう、今さら面倒で、元に戻していくのは億劫だ・・・と感じた親もいるかもしれません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
子どもが小さい頃は、よくこんなことがありますよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
子どもは話し始めますが、ママは夕飯の支度を急いでいて、真剣に聞こうとはしていません。子どもが、ママの後ろを付いて、話そうとします。とうとうママは言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
でも・・・ほとんどのお母さんは、「あとで、そのお話」を聞いてくれることはありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
お母様がスケジュール通りにしたかった夕飯の支度を終えて、お母様のイメージした通りの時間に夕食を囲むことができたら、ママはもう、子どもが「あのね、あのね・・・」と、ママの後ろを付いてきて、わざわざ言おうとしていた、ということさえも忘れてしまっている人が多いものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
塵は・・・積もれば山となります。
でも、たった1回だけ、子どもが語りたかったことをお母様がパスしてしまっても、山、にはなりません。
しかし、悲しいことに、こういうお母様は、たった1回だけパスをしてしまうのではないのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
「あとでね!」は、便宜上語られる慣用句で、その子達は知っています。
「ママに、「あと」はないんだよ・・・」ってことを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
この子ども達の、ママに聞いてもらえなかった残念な思いは、積もっていき・・・山となります。
本当にお母様が忙しい時には、絶対に子どもには待たせるべきです。子どもは、王子様や王女様ではないのですから、大人が大事な用を済ませないといけない時には、ちゃんとそのことを理解して、待たなければなりません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
けれど、ちゃんと子どもが待った後は、当然、必ず、待てたことを誉め、真剣に子どもが話したかったことを聞いてあげなければ・・・子どもは、待った甲斐がありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
以前、中高生のカウンセリングをした時、男女を問わず、多くの中高生は言いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
私は、身につまされる思いがしました。
もし、4,5歳児が、中高生のような言語能力を身につけていたら、きっと同じことを言って、愚痴を言う子ども達は多いでしょうね。
そして怖いことに、4,5歳児の頃から、こうして親に待たされながら、聞いてもらえなかった子ども達は、何と10年の長きに渡り、ずっとずっと、親に真剣に聞いてもらっていない、ということです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
4,5歳の子どもが、親に聞いてもらいたいと思って一生懸命に語ろうとしていることは、たぶん、親にとれば「ほんの些細なこと」に違いありません。
けれど、「是非、ママに(パパに)聞いてもらいたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
中高生になった子ども達が、親に真剣に何かを語りたい時、聞いてもらいたいと言う時、彼らはきっと深刻な顔をして、まるで「渡る世間は鬼ばかり」の中のえなりかずきのように・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yoka.gif)
あれは、大人が、勝手に描いた理想の息子像でしかありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
親が、どれほど子どもからの「今、聞く時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
キャッチしてやろうと、心を子どもに向けているか?
これが、すべての鍵となるでしょうね
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