まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

阿真哉加史くんママのとんでもない話

2006年02月28日 | う゛う゛ー
 昨日の続き、知育づけの続きのような話題です
 先日、友人の歯科医が、大層驚いて?呆れて?教えてくれました。
彼女が保健所で実施された市が主催する3歳児の歯科検診の担当医として行った時のこと。
 確かに、子どもにはいろんなタイプの子どもがいますね 
まったく物怖じのしない子、怖がらない子、傍若無人な子・・・そんな、どちらかと言えば苦笑してしまうほどの元気っこもいれば、何でも怖がる子、内弁慶な子、甘やかされた子、管理された子・・・こういう現代に多い都市型の子どももいます 
 もちろん、彼女は歯科医としては長年の経験がありますから、今更どんな子どもに接しても、びくともしない肝っ玉歯科医なんですが・・・ そんな彼女を初めて呆れさせた「ぶったまげ怪物ママ」がいたそうです

 どんなママだったのでしょうか
検診の時は、口の中がよく見えるように、歯医者さんのひざの上に、子どもはごろーりとした状態で口を開けます。歯医者さんは、その子どもの顔の上にかぶさるように歯のチェックをするわけです
 その3歳児、阿真哉加史くんにしておきましょう。
その、阿真哉加史くん、順番を待っているときから、すでにビビリモードで、大声で泣いていたのだそうです 
 普通、そういう公共の場では、まともな母親であればピシッと叱りませんか?人の目もあるわけですし、
 「哉加史君、いい加減にしなさい!すぐに終わるんだから、いつまでも泣くんじゃありません」とか
 「恥ずかしいわねえ みんな、お友達は泣いていないわよ。痛いわけじゃないんだから」とかね。
 もう、3歳と言えば、言葉は通じますからねえ
 
 ところが、泣き叫ぶ哉加史くんに、ママはずっとずっと、
「そうねえ、怖いわねえ 大丈夫、大丈夫、ママが歯医者さんにお願いしてあげましょうね 痛くしないでくださいねえ、哉加史くんはお利口さんだから、痛くしないでねえ!ってね。だから、大丈夫よー
 と言っていたそうです。
 
 二児の母でもある私の友人は、その時点で、母親の視点としては、「いったいこの母親は、どんな奴なんだあ?」と呆れていたそうです

 さあ、哉加史くんの順番です。一層泣き叫ぶ哉加史くん
すすすすすると 哉加史くんママは大きな声で童謡を歌い出したのだそうです 哉加史くんの横にしゃがみこみ、耳元で大きな声で歌い出す・・・
 想像してみてください 子どもの顔の上には、歯医者さんの顔があり、そこで、チェックをした歯の状態を、母子手帳に書き込む係の人に伝えていく・・・
 要するに、その歯科医の顔の真横で、哉加史くんのママは大声で歌っていた・・・わけですね そうそう、とくとくとした表情で。あたかも、私は子どもの教育に対しては、とても意識が高く、常にこうしてお歌を歌ってあげたり、絵本の読み聞かせをしていたりする、ちょっとそのあたりの母親とは違うのですよ!という表情で・・・

 勘違い、勘違い!大きな誤解
いませんか?あなたのまわりにも? ま、ま、まさか、あなたがこのタイプだなんて、言わないですよねえ
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知育づけ・・・

2006年02月27日 | う゛う゛ー
 夕方のラッシュ時間の特急電車 女性専用車両でも、さすがにかなりの混雑でした
 ドアが開き、かなりの女性が乗ろうとしたのですが、なぜか入りれない ふっと奥を見ると、ベビーカーが入っているのです。げげーっとは思いましたが、きっと何か事情があるに違いない、意味なく批判的に見るのは止めよう、と思い、必死に乗り込みました どどどっと押されて、私はベビーカーのすぐ隣に立つことになりました

 ベビーカーに乗っていたのは2歳くらいのかわいい女の子 手に持っていたのは、紙皿に貼り絵で作られたお雛様。私はすぐに「あー、きっと幼児用の知育の教室?に行ってきたのだなあ・・・」と思いました
 お母さんは、しきりに女の子に「このお雛様は誰が折ったの?」「このまわりのピンク色は、桃の花なのね!」「○○先生はMちゃんのこと、とっても上手に出来たわねって言ってくれていたわよ!」と話していました
 
 この時間の電車は静かです。誰かが大声で話す・・・というようなことはありません。ですから、このお母さんの言葉は、当然まわりの人には聞こえています。

 すると、今度は女の子の声が聞こえます
「ねえ、ママ、私、テレビが見たいよー!」「おなかがすいた!」「お雛様、○○先生が折った!

 今度はお母さんの声。「すぐにご飯よ テレビじゃなくて、しまじろうにしましょうね!」「ABCのDVDをつけてあげようね!」・・・

 知育漬けの毎日か・・・お母さんが望むものはよくわかります。
でも、私は、ちょっと違うんじゃないかな・・・と思いました
 お母さんが間違っているとか、子どもがかわいそうだとか、そんなことを思ったわけではなく、何となく悲しいなあと思ったのでした
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親は、どの子も愛しているよ!

2006年02月26日 | う゛う゛ー
ボクシングの亀田3兄弟
私が初めて彼らを見た時の衝撃は、今でも忘れません 「なななななんだ、こいつらは」横柄な態度、乱暴な話し方、etc. 私はすぐにチャンネルをかえていました
 そんな私が、彼らについて詳しく知ることになったのは、たまたま気に入ってみていたテレビ番組に、彼らがゲストとして出演し、そこで初めて彼らの強さ、ハードな練習方法、成長の仕方、大きな将来への夢等を聞いた時でした その日から、私の彼らへの目が一変しました

 世の中には、「見た目立派、内容空っぽ」とか、「包装紙大層、中身は上げ底」みたいな実例はたくさんあります 見かけは凛々しくスーツを着込むお仕事でも。本当はとんでもない悪徳不動産屋だったりあ(そうそう、地震で壊れるマンションを建てながら、豪語していた人もそうでしたねえ)、優しそうに見えて、その実、さよりのように腹黒いお仕事をしている・・・これでは「だまし」のようなものです

 それにしても、あの3兄弟の結束、勝利への執念はすごいですねえ 有言実行、それが出来るのは、彼らが自らの力を過酷なほどにまで磨きあげ、前向きに歩いているから・・・だからこそ、無敵の態度で、何をも恐れずに何でも言えるのだなあ、ということに気づきました まあ、あの不遜な態度が良いか悪いか、ということは、とりあえずは横に置き・・・

 たまたま今日の午後、オリンピックの競技でも見ようかな、とテレビをつけると、いきなり、亀田兄弟の真ん中、「亀田大毅」がバーンを画面に映りました プロのデビュー戦らしい
 リングに向かう前、それこそ延々と彼の生い立ちや兄弟との関係、さまざまな人からのインタビューが流れたのですが、その中に出てきた彼自身の弁、兄弟、父親の弁に、私は興味を持ちました。
 長男と三男は、幼い頃から天才的なボクサーと見られていたようで、そのつどきちんと結果を出し、練習で教えられたことは、必ずすぐに出来る ところが、次男は何度繰り返し、繰り返し言われてもまともに出来ず、やっと出来ても、完全に会得するまでに、とても時間がかかる・・・ 優秀な間に挟まれ、あいつはダメだあ・・・と思われて育った、ということでした
 また、彼自身も常に出来る兄、出来る弟に挟まれ、とても悔しく、悲しく、辛く情けない思いをしたのだ・・・と話していました。まあそれでも、彼の場合は、彼の資質の中に天性の前向きな陽気さがあったから、何があっても落ちていくことはなかったようですが・・・

 私は一人っ子です。家族の中では、誰かと比べられることはありませんでした。従兄弟などもとても年が離れていたので、とにかく、比べる対象がなかったのでしょう。
 しかし、なかなか、普通はそうはいきません。子どもが2人以上になれば、そこに性差があってもなくても、やはりこの子はこうだけど、この子はこう・・・というふうに、親は冷静に、客観的に見ているものです。(それが、もちろん、子供達にとって良い方向に働く場合もあります。)だからと言って、決して一人一人に「差」をつけて、見ているわけではないのですがねえ・・・
 
 しかし 子供達のほうでは、今日の亀田大毅選手のように、自分自身で兄弟、姉妹の中での「差」に気づき、それに悩むこともあるのですね

 今日の試合で、彼は彼の宣言通り、兄のデビュー戦のノックアウトタイム、44秒を切って勝ちました きっと彼の中では、何か一つのものが大きく変わったのでしょうね
 それにしても、親がどんなに平等に愛していても、受け止める側は決してそうは受け止めない・・・そこに力の差、性格の差、さまざまな「差」があれば、自ずとそれがネックになり、どんどんと難しくなっていきます。
 子供達の扱い、本当にむずかしいですねえ・・・
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早く!早く!

2006年02月25日 | う゛う゛ー
 スーパーのレジで・・・
私の前のお客様は、年配の女性でした かごの中の冷凍食品を見たレジのアルバイト学生は、「ドライアイス、お使いになりますか?」と、マニュアル通りに尋ねました。
 するとおばあさん、かなりお耳が遠いらしく、「え?何?・・・アイス、買ってないよー
 困ったレジ係は、もう一度、同じように尋ねましたが、答えが戻ってこないので諦め、また淡々とレジを打ち始めました。
 やっと会計!となりましたが、当然、サインレスのカードで支払われるはずもなく、私は絶望的だあと暗くなりました 案の定、財布から千円札が支払われたかと思うと、今度は、ごそごそとカバンの底から出してきた小銭入れから、細かいお金が支払われました
 主人の母が、昔「赤子笑うな、来た道じゃ、年寄り笑うな、行く道じゃ」という諺を使いました。確かにそうですねえ でも、そうは思いながらも、お年寄りには最高の敬う気持ちを持ちながらも、何でもかんでも倍の時間がかかるお年寄りの行動には、どうしても寛大になれない、心の狭い私がいます

 義母の言う「行く道」については、またいつか話題にするとして、「来た道」にあたる「子どもの行動」について、考えてみましょう

 子どもの行動に要する時間、いやいや、大きな差がありますねえ 何えもさっさとこなす子もいれば、それこそ何でも倍の時間をかけないと出来ない子どももいます。もちろん、もともとの人柄や資質によって、行動の時間差はあると思いますが、やはりその行動に対して常にコメントをする「親からの言葉かけ」によっても、子どもの行動にかかる時間には差が出てくるでしょうね

 時代を問わず、お母さんには大きく分けて2種類のタイプがあると思います。まずは、「早く」とか「さっさとやりなさい」という言葉を常に使い続けるタイプ。
 二つ目は、のーんびり、じーっくり、あまり周りのことは気にせずに、最後まで待つタイプ。
 どちらが良い、悪い、ではありません。その判断は、その時々の状況によって違ってきますからね しかし、おもしろいことに、どちらのタイプのお母様も、腹が立ったというような時には、結果的には「もう、早くしなさいよ」このひと言に納まってしまうようです

 さてさて、世の中のお母さんは、「早くしなさーい」いったい、一日に何回くらい、この言葉を発しているでしょうねえ
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上手に鼻をかめますか?

2006年02月24日 | にこにこ
 3月を目前に控えるこの時期になって、やっとインフルエンザや悪性の風邪もピークを過ぎたようですね。町で見かける「マスク姿」も、たぶんその半分は飛び始めた杉花粉予防かもしれませんね

 さて。
私はいつもこの風邪が流行する時期を迎えると、小さな子供達の「鼻をかむこと」が気になります そう、みんな、あまり上手ではないんです
 まずは、ティッシュをぜーんぜん大事にしない 特に女の子は一様に、かわいいキャラクターのついた、小型のティッシュを持っています もちろん、これはいいのですよ。
 でもね、そのかわいい、高価な(たかがティッシュですが、きっとロイヤリティー料も加算されて、少々高いはず)ティッシュを、まさに消耗品として使うわけです ほとんど使っていなくても、どんどんと捨てていきます
 その使いっぷりを見ていると、きっとおうちでも、ティッシュは「捨てて当然」のものとして、どんどん気にも留めずに使っているのだろうなあ・・・と思ってみています
 そして第2には、「大事にしない」に通じることですが、たった1回鼻をかむために、何枚も何枚もティッシュを使うのです
 むー、でもね、やっぱり一度、ティッシュのことも、鼻をかむことも、ちゃんとどちらも真剣に考えて欲しいなあ、と思います

 それでは、ここで私がクラスの中で教えている「正しい鼻のかみ方」のおさらいをしましょう

  まずは、ティッシュをティッシュケースから1枚だします。
  そのティッシュを、半分におります。さあ、これで鼻をかんでも、破れてしまったりしなくなりました。
  それを鼻の中央に当てて、片一方の鼻をティッシュの上から、ぎゅっとふさぎます。これで、そこからは息が漏れないようになりました。
  いよいよ鼻をかみます。反対側の鼻を押さえたままで、ぷーんと鼻をかみます。
  そして、ここが大事!かんだ後は、両手でぎゅっと鼻をつまみ、しごくようにして、ティッシュを鼻からはずします。このようにすれば、鼻水は自然にティッシュの中に出ていきます
  次に、ティッシュをもう半分にたたみます。きっと、これ以上はティッシュは小さく折れないでしょうね。
  お鼻は、さっきと反対側を押さえさせて、先ほどの要領で、もう片一方の鼻をかみます。
  かみ終わったら、反対と同じようにして、しごくように摘み、鼻からティッシュを離します。
 ハイ、できあがり

 いかがでしょう?
これが正しいかどうかはわかりませんが、こうすれば、よほどひどい鼻水ではない限り、1枚のティッシュで、上手に鼻がかめますし、鼻に残ったり、ビローンと鼻から下に鼻水が垂れたり、ティッシュから漏れた鼻水が手についたり・・・しなくなりますよ
 きちんと教えれば、たった1枚のティッシュで、ちゃんと左右双方の鼻がかめるのです

 きっと・・・風邪もひくべきですねえ 風邪を引かなければ、ちゃんとした「鼻かみ」だってまともに出来なくなってしまいます

 たかが鼻水、されど鼻水、です
今日、電車の中で見かけた中学生。鼻をとんでもない形相でホジホジした後、4、5枚のティッシュを使って鼻をかんでいました でも、きちんとかんだ後につままないから、鼻水がビローン あーあ、幼稚園の頃に教えてもらっておけば、すでに10年も、「鼻をかむ」修行が出来たのにねえ
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