2月17日、今や東京の大イベントとなった東京マラソンは大きな混乱もなく、無事に終了しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
私の夫は、3年まえのホノルルマラソン以来、久しぶりのフルマラソンへのエントリー。骨盤、恥骨、肋骨骨折・・・という重傷(ですよねえ
)で、半年前は沖縄の病院のベッドにいたことを思えば、こうして再び走れるようになっていることは、何とありがたいことでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
今回は、以前のようにラン練習でストイックに走りこむー
というチャンスがなかったとは言え、何とか4時間は切りたいという願いも叶い、17日の夜は、夫婦で完走の祝杯をあげ
お世話になった名護の県立病院の方向に向かって、深々とお礼のあいさつをしたものです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
今年は好天に恵まれ、昨年とはうってかわってランナー達も走りやすい条件のもと、42.195キロという過酷な中にもどこかお祭りに参加する雰囲気を漂わせながら、快走していたように思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
応援の私も、至れり尽くせりの公式ランマップのおかげで、地下鉄、JR、ゆりかもめを駆使し、4キロ地点の市ヶ谷付近、21キロ地点の有楽町、32キロ地点の茅場町、41キロ地点の有明・・・と、効率よく先回りをして、応援することができました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/abanzai.gif)
また、携帯の公式サイトにアクセスし、ゼッケン番号を入力すると、5キロ、10キロ、15キロ・・・とラップと通過タイムを知ることができるシステムも大いに活用しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
いやいや、3万4千人のランナー、それを応援するサポーターのために、たくさんの知恵と労力を使い準備をしてくださった方々、ボランティアの方々、周辺の一般市民の方々のご苦労とご厚意に、心より感謝いたします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
さて。
私は夫を応援するだけではなく、幸運にもこの日は、早朝から、素敵な親子百景?!にたくさん出くわすことができました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
沿道で、声を限りに「パパー、パパー
」と叫ぶ子供たち。
乗り物の中で、手描きの「パパがんばって!」ポスターを自慢げに見せる子供たち。
パパに肩車をされ、「ママはもう来る?今も走ってる?」と聞きながら、遠くを見つめる子供たち・・・
そんな子供たちは皆、とってもハイテンションで、ものすごく一生懸命、という様子でした。
そんな我が子たちの前を通過していくパパ達、ママ達は、みなさん一様にとっても嬉しそうでしたが、単なる「ハッピーな表情」というのではなく、その声援に真剣そのもので応えているように見えました
その顔はランナーの顔である前に、「がんばるパパ」「がんばるママ」の姿そのもの、だったと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
がんばれ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
・・・という言葉。私たちは日頃からよく使いますね。
慣用句化されたこの言葉は、それほどの努力を必要としない行動に対しても使われます。
たとえば、毎朝出勤するパパに「パパ、いってらっしゃい!今日もがんばってねえー」とか、幼稚園に行く子どもに「おい、今日もがんばれよ!」のように。
しかし、この東京マラソンで見かけた子どもたちの「パパ、がんばれ
」「ママ、がんばって
」という「がんばれ」という言葉には、そんな日常の「がんばって」とは全く違う趣があり、何と言えば良いのでしょうか・・・もっと尊い?もっと力強い行動へのエール、とも言うべき響きがありました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
そして、その「がんばって
」の声援を受けて走るパパランナー、ママランナー達は、そんな子供たちの声援を決して聞き流すのではなく、全身全霊で受けとめ、まさにその声を即、エネルギーに変えて爆発させているように見えました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
走り去ったパパ、ママを見送る子供たちの目には、間違いなく「大きな、熱いハート![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
」が入っていましたよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
よほど日頃からかなり真剣にトレーニングをしているランナーでない限り、20キロを過ぎる頃からは、あちこちに痛みが出てきたり、気持ちはあっても、なかなか思うように足が前に進んでいかない、という状態になってきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
私が、ここのところ夫にリードされながらトレーニングで走る10キロでも、問題なく走れるようになるまでには、かなりの期間と練習が必要でした。
最初のうちは、2キロの地点で、すでに脛の筋肉痛があったり、5キロで足の付け根が痛かったり・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
最近は一種のブームで、簡単に「フルマラソン」と言いますが、それがお祭り的要素の高いホノルルマラソンでも東京マラソンでも、42.195キロという距離は、とんでもなく長い距離です
どんなに華やかな大会でも、決して安易に、「ノリ」で走れる距離ではありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
それこそ、あんなに日頃から練習をしていた福士選手でさえ、30キロを過ぎたあたりからは、予想だにしなかったこともおこるわけですものね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
32キロ地点、茅場町あたりで、子どもたちの前を行くパパ、ママランナーの姿は、「颯爽と」とは言い難くなっていました
声援に手を振って応えながらも足を引きずっていく人。
子どもの前で「パパ、がんばるぞ!」と歪んだ笑顔を作り、ストレッチを何度かして、また走り出す人。
差し出されたチョコをうれしそうに食べて、パンパンと顔を叩いてから走り出す人。
みな、疲労の色は濃く、急に陽が陰ったせいで気温が下がり、午前中の明るさもあたたかさもなく、よけいに悲壮感が漂います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
実際、私の夫はまあまあ早いタイムでこの地点を通過しているランナーですから、同じようなタイムで子どもたちの前を通過していくパパ、ママランナーは、かなりトレーニングを積んでいるランナーだと思います。「東京マラソン?むー、いっちょ、走ってみるか!」のような気持ちで、にわか練習をしたランナーではないでしょう。そういうランナー達は、30キロ以降は、もう早歩き、歩き、のモードになっていたかもしれません。
でも![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
パパもママも、子どもたちの尊い声援を受けて、まさに「がんばる」のでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
大人が、子どもたちを相手に、簡単に口にする「がんばれよ
」の言葉。
この言葉が、本当の意味で我が子に届くのは・・・
子どもたちがその真実の意味を五感で実感するのは・・・
それは、きっと親が、大人が、真剣にその「がんばる」ことを態度で示し、「がんばる」を実行しているとき、なのかもしれません。
そんなことを痛いほど感じながら、パパランナー、ママランナー、素敵な応援団の子どもたちを眺めました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
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私の夫は、3年まえのホノルルマラソン以来、久しぶりのフルマラソンへのエントリー。骨盤、恥骨、肋骨骨折・・・という重傷(ですよねえ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
今回は、以前のようにラン練習でストイックに走りこむー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
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今年は好天に恵まれ、昨年とはうってかわってランナー達も走りやすい条件のもと、42.195キロという過酷な中にもどこかお祭りに参加する雰囲気を漂わせながら、快走していたように思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
応援の私も、至れり尽くせりの公式ランマップのおかげで、地下鉄、JR、ゆりかもめを駆使し、4キロ地点の市ヶ谷付近、21キロ地点の有楽町、32キロ地点の茅場町、41キロ地点の有明・・・と、効率よく先回りをして、応援することができました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/abanzai.gif)
また、携帯の公式サイトにアクセスし、ゼッケン番号を入力すると、5キロ、10キロ、15キロ・・・とラップと通過タイムを知ることができるシステムも大いに活用しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
いやいや、3万4千人のランナー、それを応援するサポーターのために、たくさんの知恵と労力を使い準備をしてくださった方々、ボランティアの方々、周辺の一般市民の方々のご苦労とご厚意に、心より感謝いたします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
さて。
私は夫を応援するだけではなく、幸運にもこの日は、早朝から、素敵な親子百景?!にたくさん出くわすことができました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
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そんな子供たちは皆、とってもハイテンションで、ものすごく一生懸命、という様子でした。
そんな我が子たちの前を通過していくパパ達、ママ達は、みなさん一様にとっても嬉しそうでしたが、単なる「ハッピーな表情」というのではなく、その声援に真剣そのもので応えているように見えました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
がんばれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
・・・という言葉。私たちは日頃からよく使いますね。
慣用句化されたこの言葉は、それほどの努力を必要としない行動に対しても使われます。
たとえば、毎朝出勤するパパに「パパ、いってらっしゃい!今日もがんばってねえー」とか、幼稚園に行く子どもに「おい、今日もがんばれよ!」のように。
しかし、この東京マラソンで見かけた子どもたちの「パパ、がんばれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
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そして、その「がんばって
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走り去ったパパ、ママを見送る子供たちの目には、間違いなく「大きな、熱いハート
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
よほど日頃からかなり真剣にトレーニングをしているランナーでない限り、20キロを過ぎる頃からは、あちこちに痛みが出てきたり、気持ちはあっても、なかなか思うように足が前に進んでいかない、という状態になってきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
私が、ここのところ夫にリードされながらトレーニングで走る10キロでも、問題なく走れるようになるまでには、かなりの期間と練習が必要でした。
最初のうちは、2キロの地点で、すでに脛の筋肉痛があったり、5キロで足の付け根が痛かったり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
最近は一種のブームで、簡単に「フルマラソン」と言いますが、それがお祭り的要素の高いホノルルマラソンでも東京マラソンでも、42.195キロという距離は、とんでもなく長い距離です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
それこそ、あんなに日頃から練習をしていた福士選手でさえ、30キロを過ぎたあたりからは、予想だにしなかったこともおこるわけですものね
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32キロ地点、茅場町あたりで、子どもたちの前を行くパパ、ママランナーの姿は、「颯爽と」とは言い難くなっていました
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みな、疲労の色は濃く、急に陽が陰ったせいで気温が下がり、午前中の明るさもあたたかさもなく、よけいに悲壮感が漂います
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実際、私の夫はまあまあ早いタイムでこの地点を通過しているランナーですから、同じようなタイムで子どもたちの前を通過していくパパ、ママランナーは、かなりトレーニングを積んでいるランナーだと思います。「東京マラソン?むー、いっちょ、走ってみるか!」のような気持ちで、にわか練習をしたランナーではないでしょう。そういうランナー達は、30キロ以降は、もう早歩き、歩き、のモードになっていたかもしれません。
でも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
パパもママも、子どもたちの尊い声援を受けて、まさに「がんばる」のでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
大人が、子どもたちを相手に、簡単に口にする「がんばれよ
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この言葉が、本当の意味で我が子に届くのは・・・
子どもたちがその真実の意味を五感で実感するのは・・・
それは、きっと親が、大人が、真剣にその「がんばる」ことを態度で示し、「がんばる」を実行しているとき、なのかもしれません。
そんなことを痛いほど感じながら、パパランナー、ママランナー、素敵な応援団の子どもたちを眺めました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)