大晦日・・・私は久しぶりに大掃除です
私が、この不得意な分野に嬉々として取り組めているのは、たんに「のってきた」ことと、これが1年にたった1度の「大晦日の大掃除」だからでしょう。日頃から、汚れが気にかかっていながらも、見て見ぬふり?!をしていたところも、朝からパッパときれいにしました。さてさて、みなさんはどんな大晦日をお過ごしなのでしょうね
昨日、横浜からの電車の中で、とても気持ちの良いママに出会いました。
「座りたいー!座りたいってばー!
」
ターミナル駅から電車に乗り込んできた親子の、3歳くらいに見える男の子が騒ぎ出しました。よくある光景ですよね。こんな時、親のリアクションは様々です。
いつもの私なら、躾られていない困った子供だ、と思わずギロリと睨んでしまうところですが、さすがに今日は、そう言う子供の気持ちもわかる気がしました
両親の手にはたくさんの荷物。間違いなく、朝早くから出かけ、あっちのデパ地下、こっちの専門店・・・と、パパ、ママはお正月の用意に一生懸命で、結果的に我が子を大人のペースで連れ回すこととなり、夕方のその時間には、きっとその子は疲労困憊だった・・・のでしょう
そんなふうに考えて、気の毒だなあ、とその子を眺めている時、私の意表をつくママの言葉が聞こえてきました
「何言ってんのよ。あんたの運賃、払ってないんだからねえ。小さい子供はね、タダで電車に乗ってんの。座りたいなんて、とんでもない。あと3年して子供料金を払うようになったら、お尻半分だけ座らせてもらいなさい!それまでは、あんたは立つの
」
私は、このお母さんの言葉を聞いて、拍手喝采したくなりました
少々ドスの利いたママの声、話し方でしたから、ちょっぴりビビりましたが、妙に小気味良い言葉でした
そう言われた男の子も、
「え?ぼくって、お金を払ってないで乗っているの?切符、ないの?・・・・そっかあ・・・じゃあ、仕方ない・・・」
3歳くらいに見える子が、どう考えてもママの言葉を「理解できた」とは言い難い気もしますが、少なくとも、感覚的に、お母さんが言ったことはわかったのでしょう

もちろん、このママの言葉が、最善の受け答えであったかどうかは何とも言えませんが、私はなかなかかっこいいママだな、とは思ったのです
最近は、こういう感じの、小気味よいお母さまは少なくなりました。みな一様に、「ダメダメ!」とか「ほら、静かに!電車の中よ!」などと、「素敵に叱る」ことを考えていらっしゃるようです。教育に対して、意識の高いママであればあるほど、あまり大きな声を出したり、怒鳴ったりはなさらない
でもねえ、小さな声で、「ダメよ!」などと言うだけで、子供が何でも聞いてくれるのであれば、きっと育児のストレスなんてたまらないですよねえ
聞かないからこそ、イライラするし、腹も立つ
さあ、来年は「毅然と叱る」ママ修行をしてみませんか?大声を出すことが、下品である、とばかりは言えません。たんに幼い我が子になめられて、振り回されている事に気づかず、格好つけてばかりいるママになってはいけません
さあ、あとひとがんばり
きっと今頃、私の母は、床の間に飾る「若松」を生ける支度をしていることでしょう。大晦日、朝早くから、忙しく、くるくると働いた母が、居ずまいを正して奥の間に座り、一心に若松を生けていた姿・・・それが私の「大晦日」の一番の思い出です。私の子供達は、いったい私のどんな姿を、大晦日の思い出として心に残すのでしょう? いけない!いけない!大晦日までパソコンの前に座って、ブログを書いていたのが母の姿では、ちょっと問題ですね
ハイ、お掃除に戻ります

今年も私のブログを読んでくださり、本当にありがとうございました
来年も、みなさまに「何か」を与えられるブログを一生懸命に書いていきたいと思っています。では、どうぞ、よいお年をお迎えください

私が、この不得意な分野に嬉々として取り組めているのは、たんに「のってきた」ことと、これが1年にたった1度の「大晦日の大掃除」だからでしょう。日頃から、汚れが気にかかっていながらも、見て見ぬふり?!をしていたところも、朝からパッパときれいにしました。さてさて、みなさんはどんな大晦日をお過ごしなのでしょうね

昨日、横浜からの電車の中で、とても気持ちの良いママに出会いました。
「座りたいー!座りたいってばー!


ターミナル駅から電車に乗り込んできた親子の、3歳くらいに見える男の子が騒ぎ出しました。よくある光景ですよね。こんな時、親のリアクションは様々です。
いつもの私なら、躾られていない困った子供だ、と思わずギロリと睨んでしまうところですが、さすがに今日は、そう言う子供の気持ちもわかる気がしました

両親の手にはたくさんの荷物。間違いなく、朝早くから出かけ、あっちのデパ地下、こっちの専門店・・・と、パパ、ママはお正月の用意に一生懸命で、結果的に我が子を大人のペースで連れ回すこととなり、夕方のその時間には、きっとその子は疲労困憊だった・・・のでしょう

そんなふうに考えて、気の毒だなあ、とその子を眺めている時、私の意表をつくママの言葉が聞こえてきました

「何言ってんのよ。あんたの運賃、払ってないんだからねえ。小さい子供はね、タダで電車に乗ってんの。座りたいなんて、とんでもない。あと3年して子供料金を払うようになったら、お尻半分だけ座らせてもらいなさい!それまでは、あんたは立つの

私は、このお母さんの言葉を聞いて、拍手喝采したくなりました


「え?ぼくって、お金を払ってないで乗っているの?切符、ないの?・・・・そっかあ・・・じゃあ、仕方ない・・・」
3歳くらいに見える子が、どう考えてもママの言葉を「理解できた」とは言い難い気もしますが、少なくとも、感覚的に、お母さんが言ったことはわかったのでしょう


もちろん、このママの言葉が、最善の受け答えであったかどうかは何とも言えませんが、私はなかなかかっこいいママだな、とは思ったのです

最近は、こういう感じの、小気味よいお母さまは少なくなりました。みな一様に、「ダメダメ!」とか「ほら、静かに!電車の中よ!」などと、「素敵に叱る」ことを考えていらっしゃるようです。教育に対して、意識の高いママであればあるほど、あまり大きな声を出したり、怒鳴ったりはなさらない

でもねえ、小さな声で、「ダメよ!」などと言うだけで、子供が何でも聞いてくれるのであれば、きっと育児のストレスなんてたまらないですよねえ


さあ、来年は「毅然と叱る」ママ修行をしてみませんか?大声を出すことが、下品である、とばかりは言えません。たんに幼い我が子になめられて、振り回されている事に気づかず、格好つけてばかりいるママになってはいけません

さあ、あとひとがんばり

きっと今頃、私の母は、床の間に飾る「若松」を生ける支度をしていることでしょう。大晦日、朝早くから、忙しく、くるくると働いた母が、居ずまいを正して奥の間に座り、一心に若松を生けていた姿・・・それが私の「大晦日」の一番の思い出です。私の子供達は、いったい私のどんな姿を、大晦日の思い出として心に残すのでしょう? いけない!いけない!大晦日までパソコンの前に座って、ブログを書いていたのが母の姿では、ちょっと問題ですね



今年も私のブログを読んでくださり、本当にありがとうございました

