毎年、冬ってこんなに寒かったっけ?真面目に、毎日そんなことを考えながら過ごしています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0004.gif)
この冬は、流行するのが少し遅かったインフルエンザですが、やっぱりこの時期にやってきました。町に「がんばれ!中学受験生」のポスターが貼られる頃、決まってインフルエンザが流行するのですよねえ・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
小学校受験は、夏から秋への季節の変わり目で、気温、気候が安定しない時期。中学受験は、まさにインフルエンザの流行時期。
もちろん、高校受験をするディーンエイジャー達や、大学受験をする高校生達にも災難降りかかることなく、無事に受験を終えてもらいたいと切望しますが、小学校受験、中学受験は、まだまだ受験生が幼いということもあり、万全の体勢で臨めないのは哀れでなりません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
さて・・・
みなさんは、一日、どれだけのことを真剣に考えたり、感じたりしますか?
もちろん、お仕事をされている時には、とても真面目に、真剣に目の前のことを考え、対応されていることでしょう。しかし、私が今、たずねてみたいなあと思ったのは、普段何気なく過ごしている時間、特別のことをする時ではない、そんな平凡な時間に、どんなことを感じたり、考えたりされているのだろうか?と、ふっと思ったのです。
ここのところ、ちょっと考えてしまうこと・・・がたくさんありました。今日はそのうちの一つを、お話させてください![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
先日、私は郊外の駅で電車から降りた私は、約束の時間まであまり余裕がなかったので、ホームを慌てて歩いていました。
改札口に向かう下りエスカレーターに乗る直前、私はコーンと何かを蹴っ飛ばしたのです。コロコロと転がっていくものを目で追うと、それは見慣れた緑色のリップクリーム。医療系メーカーが販売している強力メンソールのあれ、です。コロコロと転がっていった先は、ホームのベンチの下でした。
私は自分のリップクリームではありませんでしたし、あまり深い考えなく、「ああ、落ちていたのを、蹴っちゃったんだ」程度に思い、そのまま、足早にエスカレーターに乗り、歩きました。
何段か降りた時、後ろで何か呼び止める声が聞こえました。でも、はっきりは聞こえなかったのです。私がそのまま降りつづけていくと・・・
「もしもし、前の人!」
と、今度はしっかりと聞こえました。「?」と思った私は振り返りました。すると、年の頃、60代後半と見える女性が、
「これこれ、あなた、落としましたよ!
」
と、リップクリームを差し出されました。私は咄嗟に、「あ、それ、違います
」と応えていました。
するとその女性、「ああ、そうなの・・・」と言われ、あとは、独り言のように、「どうしようかしらねえ、駅の人に・・・」と、そこまでは聞こえました。
改札階まで降りで、数歩歩いた私は急に気にかかり、振り返って女性を探しました。あらためて声をかけ、お礼を言おうと思ったのです。
しかし、その方の姿は、なぜか見つけられませんでした・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
私は駅を出て、歩いている間も、ずっとずっと気になりました
確かに、あのリップクリームは私のものではありませんでした。でも、蹴っ飛ばしたのは私です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
私よりもずっと年配だったあの女性は、「落とし主である私のために」、ベンチのところまで行き、身体を屈めて、手を奥に伸ばして、あのリップクリームを取ってくださったのです・・・
そう考えたら、見ていなかったその光景が、まるでしっかりと自分で見たかのように頭の中に浮かびました。
屈みこんだとき、ご自分が持っていたお荷物はどうなっていたのだろう?
日頃はなかなかとらない姿勢をして、どこも痛くはならなかったのだろうか?
私に遅れをとらないように、慌てて追いかけ、躊躇することなく、大きな声で呼びかけてくれたんだ・・・
それなのに、私はケンモホロロに「あ、違います
」と一言だけ言い残し、エスカレーターを降りつづけた・・・とても後悔しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
確かに、他のお客様も降りていたエスカレーターでしたので、そこで立ち止まり、頭を下げてお礼を言うという状況ではありませんでした。
でも、もっともっと、「言葉」ではお礼の気持ちを伝えることはできたでしょう。それに、自分のものではないと伝えるにしても、木で鼻をくくったような「違います」というのではなく、心のある言葉、違った言い方はあったはず・・・
あの日から5日。
私は今もずっと考えているのです・・・ どうしてあの日、私はあんな対応しかできなかったのか?あの女性の厚意に応えるためには、どのようにして、どんな言葉で私の思いを伝えるのが最善だったのか?
明日の私が、今日の私よりもっと素敵であるように、私はいつもいろんなことを心で感じ、考え、生きていたい、と思っています・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0004.gif)
この冬は、流行するのが少し遅かったインフルエンザですが、やっぱりこの時期にやってきました。町に「がんばれ!中学受験生」のポスターが貼られる頃、決まってインフルエンザが流行するのですよねえ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
小学校受験は、夏から秋への季節の変わり目で、気温、気候が安定しない時期。中学受験は、まさにインフルエンザの流行時期。
もちろん、高校受験をするディーンエイジャー達や、大学受験をする高校生達にも災難降りかかることなく、無事に受験を終えてもらいたいと切望しますが、小学校受験、中学受験は、まだまだ受験生が幼いということもあり、万全の体勢で臨めないのは哀れでなりません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
さて・・・
みなさんは、一日、どれだけのことを真剣に考えたり、感じたりしますか?
もちろん、お仕事をされている時には、とても真面目に、真剣に目の前のことを考え、対応されていることでしょう。しかし、私が今、たずねてみたいなあと思ったのは、普段何気なく過ごしている時間、特別のことをする時ではない、そんな平凡な時間に、どんなことを感じたり、考えたりされているのだろうか?と、ふっと思ったのです。
ここのところ、ちょっと考えてしまうこと・・・がたくさんありました。今日はそのうちの一つを、お話させてください
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
先日、私は郊外の駅で電車から降りた私は、約束の時間まであまり余裕がなかったので、ホームを慌てて歩いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
私は自分のリップクリームではありませんでしたし、あまり深い考えなく、「ああ、落ちていたのを、蹴っちゃったんだ」程度に思い、そのまま、足早にエスカレーターに乗り、歩きました。
何段か降りた時、後ろで何か呼び止める声が聞こえました。でも、はっきりは聞こえなかったのです。私がそのまま降りつづけていくと・・・
「もしもし、前の人!」
と、今度はしっかりと聞こえました。「?」と思った私は振り返りました。すると、年の頃、60代後半と見える女性が、
「これこれ、あなた、落としましたよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
と、リップクリームを差し出されました。私は咄嗟に、「あ、それ、違います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
するとその女性、「ああ、そうなの・・・」と言われ、あとは、独り言のように、「どうしようかしらねえ、駅の人に・・・」と、そこまでは聞こえました。
改札階まで降りで、数歩歩いた私は急に気にかかり、振り返って女性を探しました。あらためて声をかけ、お礼を言おうと思ったのです。
しかし、その方の姿は、なぜか見つけられませんでした・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
私は駅を出て、歩いている間も、ずっとずっと気になりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
私よりもずっと年配だったあの女性は、「落とし主である私のために」、ベンチのところまで行き、身体を屈めて、手を奥に伸ばして、あのリップクリームを取ってくださったのです・・・
そう考えたら、見ていなかったその光景が、まるでしっかりと自分で見たかのように頭の中に浮かびました。
屈みこんだとき、ご自分が持っていたお荷物はどうなっていたのだろう?
日頃はなかなかとらない姿勢をして、どこも痛くはならなかったのだろうか?
私に遅れをとらないように、慌てて追いかけ、躊躇することなく、大きな声で呼びかけてくれたんだ・・・
それなのに、私はケンモホロロに「あ、違います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
確かに、他のお客様も降りていたエスカレーターでしたので、そこで立ち止まり、頭を下げてお礼を言うという状況ではありませんでした。
でも、もっともっと、「言葉」ではお礼の気持ちを伝えることはできたでしょう。それに、自分のものではないと伝えるにしても、木で鼻をくくったような「違います」というのではなく、心のある言葉、違った言い方はあったはず・・・
あの日から5日。
私は今もずっと考えているのです・・・ どうしてあの日、私はあんな対応しかできなかったのか?あの女性の厚意に応えるためには、どのようにして、どんな言葉で私の思いを伝えるのが最善だったのか?
明日の私が、今日の私よりもっと素敵であるように、私はいつもいろんなことを心で感じ、考え、生きていたい、と思っています・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
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