「ゆいまーる」これは沖縄の言葉で、協力とか、助け合い、という意味なのだそうです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
「いちゃりばちょーでー」というのもあります。こちらは、一度会ったら友達ですよ、というものらしい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
もし、私がこの二つの言葉を、10日前に聞いていたとしたら?curious Georgeさながらに、好奇心旺盛の私は、きっとこれらの言葉の由来等を懸命に聞き、私の新しい一つの知識として、どこかの場で披露するためにインプットさせたでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
しかし、私は今、この二つの沖縄の独特の言葉を身を持って体験し、毎日のように沖縄の人々に感謝しながら暮らしています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
じつは、主人が旅先の沖縄で怪我をして、県の北部の中心都市、名護市で入院生活を送っています
痛みも引いてきて、今ではとても元気にしていますが、大きな骨折をして足が利かないために、ベッドの上だけでの生活を強いられているのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
そんな主人のところと横浜を頻繁に往復する私は、当然、旅行者としての日程や行動とは違い、タクシー、コンビニ、町の商店、ビジネスホテル、高速バスの運転手さん、病院の売店の方達、そしてもちろんドクターや看護師さん達と頻繁にお話をし、通ううちにどんどんと地元の人と親しくなっていきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
そういう状況の下、私はとても大きなことに気づきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
マラソンやトライアスロンが趣味という主人が、全く今は歩けない、という現状![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
仕事と家事をしながら、その合間に沖縄に通う私の現状
二人とも立場は違えど、かなり過酷な状況にいながらも、主人も私もよく笑い、よく話し、とてもほのぼのとした気分で沖縄での時間を送っています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
いったい、なぜだと思われますか?
そうなんですねえ。私たちは、この沖縄にながら、青い海や青い空に触れることはほぼありません
主人の病室からは海は見えませんし、窓枠が邪魔をして、それほど主人の視界からは外の景色が見られません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
那覇から名護まで約2時間。この高速バスは、県のほぼ中央を縦断する高速道路を走り、ほとんど海沿いを行くことはありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
けれど、私たちは確かに沖縄の「すばらしさ
」を実感し、怪我や看病とは別の次元で、すっかり沖縄の虜になりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
なぜでしょうか?
それは、沖縄の人々の何ともいえない「言葉」と「笑顔」があるから、だと思っています
おだやかで、ゆったりとしていて、あたたかさにあふれている言葉、そして笑顔・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
数年前に、NHKで「ちゅらさん」という連続テレビ小説が放映されました
主人公のえりい、小浜島のおばあ、えりいのお兄さん、東京の沖縄酒場の主人等、数人以外は実際には沖縄出身の俳優さんではなく、膨大な方言指導の末、あの「沖縄の言葉」をドラマの中で話していたのだと聞きました。
ですから、実際に沖縄の方が、あの俳優さん達のセリフを聞くと、「なんだか変よお
」と思われたのかもしれませんが、少なくとも、脚本をお書きになった方は沖縄の方で、そのセリフに込められた思いは、間違いなく沖縄の心だったでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
名護の病院に来ると、まさに私は「ちゅらさん」の世界の中に入っていきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
「ご主人はかわいそうに、痛い思いをして、不便を感じているねえ」
「じっくり治しましょうねえ」
「無理はダメさあ」
「横浜と沖縄の往復は、大変さあ」
「何でも遠慮なく言ってねえ」等々・・・
字面にからはなかなか十分に伝わりにくいとは思いますが、おだやかな、ゆっくりとしたトーンで語られる言葉、そして満面の笑顔は、間違いなく、不自由を強いられている主人のさまざまな焦りの心、後悔の念、痛み、そんなものすべてを凌駕するだけの不思議な治癒力を持っています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
私は、よく「言葉を大切にしましょう
」とさまざまなシーンで主張しています。言葉は、心そのものなのだから、美しく、正しい言葉で話しましょう!と![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
もちろん、この意味は、言葉を話す民族として、自分の話す言葉を大切にし、正確な言葉を話す正しい人間でいましょうよ
という意味でもあります。
正しい言葉の知識なく、意識的に美しい言葉が話せない人に、別の国の言葉が話せるわけがない・・・それが私の持論です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
しかし、私はこの沖縄での経験から、もっと違う「言葉の意味」を、今強く感じています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
言葉は心であると同時に、「人の耳に聞こえる『音』であり、聞いた人の心を大きく左右する『音』である」ということです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
つまり、言葉は「伝達のための道具」であると同時に、「聞く人を心地よくも、心地悪くもすることのできる「音」である」ということなのですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
毎日、家族やまわりの大人から、やさしく、穏やかな言葉で語られ続けて育った子どもたちは、耳から心地よい「心」を感じ、きっとやさしい心を持った子どもに育っていくでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
その反面、毎日、粗野な言葉を聞いて育った子どもは、きっと耳から入ってくるザラザラした言葉の中で、どこか殺伐とした空気を心の中に取り込み、どことなく潤いのない感覚を持つ子どもに育っていく・・・としても不思議はありません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
正しい言葉、そして、やさしい言葉・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
それは、きっと人を癒し、人をやさしく導く魔法
ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
「いちゃりばちょーでー」というのもあります。こちらは、一度会ったら友達ですよ、というものらしい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
もし、私がこの二つの言葉を、10日前に聞いていたとしたら?curious Georgeさながらに、好奇心旺盛の私は、きっとこれらの言葉の由来等を懸命に聞き、私の新しい一つの知識として、どこかの場で披露するためにインプットさせたでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
しかし、私は今、この二つの沖縄の独特の言葉を身を持って体験し、毎日のように沖縄の人々に感謝しながら暮らしています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
じつは、主人が旅先の沖縄で怪我をして、県の北部の中心都市、名護市で入院生活を送っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sos.gif)
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そんな主人のところと横浜を頻繁に往復する私は、当然、旅行者としての日程や行動とは違い、タクシー、コンビニ、町の商店、ビジネスホテル、高速バスの運転手さん、病院の売店の方達、そしてもちろんドクターや看護師さん達と頻繁にお話をし、通ううちにどんどんと地元の人と親しくなっていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
そういう状況の下、私はとても大きなことに気づきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
マラソンやトライアスロンが趣味という主人が、全く今は歩けない、という現状
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
仕事と家事をしながら、その合間に沖縄に通う私の現状
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
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そうなんですねえ。私たちは、この沖縄にながら、青い海や青い空に触れることはほぼありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
主人の病室からは海は見えませんし、窓枠が邪魔をして、それほど主人の視界からは外の景色が見られません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
那覇から名護まで約2時間。この高速バスは、県のほぼ中央を縦断する高速道路を走り、ほとんど海沿いを行くことはありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
けれど、私たちは確かに沖縄の「すばらしさ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
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それは、沖縄の人々の何ともいえない「言葉」と「笑顔」があるから、だと思っています
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
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数年前に、NHKで「ちゅらさん」という連続テレビ小説が放映されました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/tv.gif)
ですから、実際に沖縄の方が、あの俳優さん達のセリフを聞くと、「なんだか変よお
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
名護の病院に来ると、まさに私は「ちゅらさん」の世界の中に入っていきます
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
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字面にからはなかなか十分に伝わりにくいとは思いますが、おだやかな、ゆっくりとしたトーンで語られる言葉、そして満面の笑顔は、間違いなく、不自由を強いられている主人のさまざまな焦りの心、後悔の念、痛み、そんなものすべてを凌駕するだけの不思議な治癒力を持っています
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
私は、よく「言葉を大切にしましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
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もちろん、この意味は、言葉を話す民族として、自分の話す言葉を大切にし、正確な言葉を話す正しい人間でいましょうよ
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正しい言葉の知識なく、意識的に美しい言葉が話せない人に、別の国の言葉が話せるわけがない・・・それが私の持論です
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しかし、私はこの沖縄での経験から、もっと違う「言葉の意味」を、今強く感じています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
言葉は心であると同時に、「人の耳に聞こえる『音』であり、聞いた人の心を大きく左右する『音』である」ということです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
つまり、言葉は「伝達のための道具」であると同時に、「聞く人を心地よくも、心地悪くもすることのできる「音」である」ということなのですね
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毎日、家族やまわりの大人から、やさしく、穏やかな言葉で語られ続けて育った子どもたちは、耳から心地よい「心」を感じ、きっとやさしい心を持った子どもに育っていくでしょう
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その反面、毎日、粗野な言葉を聞いて育った子どもは、きっと耳から入ってくるザラザラした言葉の中で、どこか殺伐とした空気を心の中に取り込み、どことなく潤いのない感覚を持つ子どもに育っていく・・・としても不思議はありません
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正しい言葉、そして、やさしい言葉・・・
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それは、きっと人を癒し、人をやさしく導く魔法
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