昨日の日曜日は、私の教室の、昨年度の卒業生の方々との同窓会的な集まりがありました
例年、子供達も一緒にビュッフェスタイルのランチをします
子供達は、子供達だけでテーブルにつき、お父様やお母様は、私とご一緒に、同じお部屋ではありますが、別のテーブルでお食事をします
子供達は、自由にお食事を取りに行き、座ってお食事をいただくのですが、まあそれは大興奮、ですよね
何てったって、日頃から口うるさいママにごちゃごちゃ言われることなく、好きなものを、好きなだけ食べられる・・・
パパ、ママは久しぶりに会ったお仲間達とおしゃべりに興じ、子供達はその間、無罪放免?!パラダイスでしょう
ただ、子供達は最初に、私から数点の注意を受けます。
ほかにもお客様がたくさんおいでになるのだから、大声でお話をしたり、お食事を取りに行くときに走ったり、バタバタしたりは絶対にしてはいけない
目の前にはたくさんのお料理があるけれども、必ず、自分できれいに食べきれる分だけを取ってくること。取ってきたものは、絶対に残さないこと
高いところにあったり、少し奥のほうにあるものは、無理して自分で取ろうとはせずに、必ず、お店の方にお願いをして、取っていただくこと
子供達は、さすがに「私」が話すと神妙に聞いてくれています
さあどうぞ、いってらっしゃい と声をかけると、ちょっとドレスアップをさせてもらった豆紳士、豆淑女達は、いそいそとお部屋を出ていきます
戻ってくると、満面の笑顔で座り、みな静かにしています・・・
「ねえ、先生。もう食べてもいいの?」
私は、とてもうれしくなりました そうなんですよね。座ったとたんに、食べ出す子供は一人もいず、私の「どうぞどうぞ!召し上がれ」の声で、いただきます!と言ってから、テーブルの上に並んだたくさんシルバーウエアから1本持ち、なごやかな雰囲気の中、食べ始めました
食は文化です
私が再三、お母様方に申し上げたこと・・・食べ方を見れば、その人の家庭が見えるは真実。これは、大人でも子供でも同じことですよね。
そのうちに・・・ お店の方の数々のご配慮もあり、無事に子供達は「おなかいっぱい」になったのでした
それ以降の時間になると、なかなか最初の頃のように、絵に描いたようにお行儀良く・・・とはいきませんでしたが、それはむしろ大人側の配慮のなさ、ですね
子供が一緒、というお食事であれば、それ相応の時間で切り上げて、あまりに長い時間になって、さすがに「わきまえのある子供達」の限界を超えさせてしまうほうが罪というものです
少々羽目を外し気味になってきた子供達を見て、個別に注意をなさるために立つママ達・・・
今ではすっかりお親しい関係ですので「先生、今夜のブログ・・・読むのがコワイです」などとおっしゃり、皆で笑いました
このブログは、卒業生の方々との「ご縁の糸」のような役割もあるようで・・・「教室に通っていたあの頃は、あんなに良い子だった子供達、今ではすっかり羽目を外すようになり、完全に私は閉口しました・・・」などと、ブログのネタになるのでは???とご心配だったようですね
いえいえ 子供達は、とっても立派になっていました
きちんと「いただきます!」をして、それから静かに食べ始めたこと
食べ方がきれいだったこと
どうしても口に合わないものを取ってきてしまい、残さざるをえなくなった時、「先生、どうしても食べられなかったの。ごめんなさい!」と曇り顔で言ってきてくれた、その子の食べ物に対する「思い」
すべて、子供達がお父様やお母様の元、しっかりと家庭生活の中で養われ、身に付けたものと実感しました
とかく、私立小学校受験は、今の時代「お受験」などという怪物的造語に象徴されるように、どこか「借り物的、植え付け的教育」のような、ウソ臭い薄っぺらなものをイメージされ、同時に「育ちの良い子を演じる子役」のような芸を仕込むもの、と勘違いをするご家庭も多いのが現状です
しかし、受験準備の期間、受験をすることをまたとない期限付きのモチベーションとして、家族全員があらためて居ずまいを正し、さまざまな、人としての本質的な部分で、磨きをかけていくこと・・・何とステキなことでしょう
次回、あの子達に会う時には、きっと昨日よりも長い時間、見た目もスマートな、自分の時間を上手に作り出せるようになっていることと思います また、そういうことを自然に身に付けさせられるような、正しいリードが出来るご家庭に違いありません
私は日頃から、教室の子供達に・・・
「大人になると、出来るようになることがいっぱいあって、大人っていいなあ、ってあなた達は思っているでしょう? 確かにそうね。ママに叱られたりすることもなく、自由に何でも出来るようになる・・・ でもね、大人になるってことは、じつは自分のしたいことが自由に出来なくなる、ってことでもあるのよ たくさんの我慢をしなくてはいけなくなるし、自分が今したいーってことよりも、今しないといけない!ってことを先にする・・・それが大人になる時のきまりなのよ」と話します。
あのかわいい子供達・・・ 今から、次回、会える日のことが楽しみでなりません
例年、子供達も一緒にビュッフェスタイルのランチをします
子供達は、子供達だけでテーブルにつき、お父様やお母様は、私とご一緒に、同じお部屋ではありますが、別のテーブルでお食事をします
子供達は、自由にお食事を取りに行き、座ってお食事をいただくのですが、まあそれは大興奮、ですよね
何てったって、日頃から口うるさいママにごちゃごちゃ言われることなく、好きなものを、好きなだけ食べられる・・・
パパ、ママは久しぶりに会ったお仲間達とおしゃべりに興じ、子供達はその間、無罪放免?!パラダイスでしょう
ただ、子供達は最初に、私から数点の注意を受けます。
ほかにもお客様がたくさんおいでになるのだから、大声でお話をしたり、お食事を取りに行くときに走ったり、バタバタしたりは絶対にしてはいけない
目の前にはたくさんのお料理があるけれども、必ず、自分できれいに食べきれる分だけを取ってくること。取ってきたものは、絶対に残さないこと
高いところにあったり、少し奥のほうにあるものは、無理して自分で取ろうとはせずに、必ず、お店の方にお願いをして、取っていただくこと
子供達は、さすがに「私」が話すと神妙に聞いてくれています
さあどうぞ、いってらっしゃい と声をかけると、ちょっとドレスアップをさせてもらった豆紳士、豆淑女達は、いそいそとお部屋を出ていきます
戻ってくると、満面の笑顔で座り、みな静かにしています・・・
「ねえ、先生。もう食べてもいいの?」
私は、とてもうれしくなりました そうなんですよね。座ったとたんに、食べ出す子供は一人もいず、私の「どうぞどうぞ!召し上がれ」の声で、いただきます!と言ってから、テーブルの上に並んだたくさんシルバーウエアから1本持ち、なごやかな雰囲気の中、食べ始めました
食は文化です
私が再三、お母様方に申し上げたこと・・・食べ方を見れば、その人の家庭が見えるは真実。これは、大人でも子供でも同じことですよね。
そのうちに・・・ お店の方の数々のご配慮もあり、無事に子供達は「おなかいっぱい」になったのでした
それ以降の時間になると、なかなか最初の頃のように、絵に描いたようにお行儀良く・・・とはいきませんでしたが、それはむしろ大人側の配慮のなさ、ですね
子供が一緒、というお食事であれば、それ相応の時間で切り上げて、あまりに長い時間になって、さすがに「わきまえのある子供達」の限界を超えさせてしまうほうが罪というものです
少々羽目を外し気味になってきた子供達を見て、個別に注意をなさるために立つママ達・・・
今ではすっかりお親しい関係ですので「先生、今夜のブログ・・・読むのがコワイです」などとおっしゃり、皆で笑いました
このブログは、卒業生の方々との「ご縁の糸」のような役割もあるようで・・・「教室に通っていたあの頃は、あんなに良い子だった子供達、今ではすっかり羽目を外すようになり、完全に私は閉口しました・・・」などと、ブログのネタになるのでは???とご心配だったようですね
いえいえ 子供達は、とっても立派になっていました
きちんと「いただきます!」をして、それから静かに食べ始めたこと
食べ方がきれいだったこと
どうしても口に合わないものを取ってきてしまい、残さざるをえなくなった時、「先生、どうしても食べられなかったの。ごめんなさい!」と曇り顔で言ってきてくれた、その子の食べ物に対する「思い」
すべて、子供達がお父様やお母様の元、しっかりと家庭生活の中で養われ、身に付けたものと実感しました
とかく、私立小学校受験は、今の時代「お受験」などという怪物的造語に象徴されるように、どこか「借り物的、植え付け的教育」のような、ウソ臭い薄っぺらなものをイメージされ、同時に「育ちの良い子を演じる子役」のような芸を仕込むもの、と勘違いをするご家庭も多いのが現状です
しかし、受験準備の期間、受験をすることをまたとない期限付きのモチベーションとして、家族全員があらためて居ずまいを正し、さまざまな、人としての本質的な部分で、磨きをかけていくこと・・・何とステキなことでしょう
次回、あの子達に会う時には、きっと昨日よりも長い時間、見た目もスマートな、自分の時間を上手に作り出せるようになっていることと思います また、そういうことを自然に身に付けさせられるような、正しいリードが出来るご家庭に違いありません
私は日頃から、教室の子供達に・・・
「大人になると、出来るようになることがいっぱいあって、大人っていいなあ、ってあなた達は思っているでしょう? 確かにそうね。ママに叱られたりすることもなく、自由に何でも出来るようになる・・・ でもね、大人になるってことは、じつは自分のしたいことが自由に出来なくなる、ってことでもあるのよ たくさんの我慢をしなくてはいけなくなるし、自分が今したいーってことよりも、今しないといけない!ってことを先にする・・・それが大人になる時のきまりなのよ」と話します。
あのかわいい子供達・・・ 今から、次回、会える日のことが楽しみでなりません