オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

リーンアウトを練習する。

2006-03-20 18:01:51 | ライディング
 ハスクバーナで一般道を走るのはとっても楽しいです。乗る時間が待ち遠しい、いつもそんな気持ちでいっぱいです。でもサーキットなんかで走るとどういう乗り方をしていいか?どんなポジションで乗ったらいいか分からない、そんな気持ちで乗っていました。一生懸命走ると、これまでサーキットを走っていたように内側に体を入れてハングオフ的になっているのに気が付いて、なんか違うなぁとチグハグな感じでした。視点が高いのも不安な要素のひとつ。

 それで他の人の走るのを写真や映像で見てみるとみんなきれいなリーンアウト。中にはまれにロードレース上がりの人がいてハングオフで走っている人もいますが、これじゃオフは走れそうに思えません。ということで前回のライディングセミナーからリーンアウトで走り始めました。これまで常にリーンアウトで走るということはありませんでした。リーンアウトといえばオフロード。以前にモトクロスをやっていましたがリーンアウトなどと意識して乗っていたいなかったのでやろうと思っても簡単にはできません。

 リーンアウトといっても昔の“オートバイの乗り方本”のような両ひざでタンクをしっかり挟んでニーグリップし上半身が立っているというのではなく、お尻から太腿、ブーツの内側、ステップと外足でオートバイをホールドして、上体、腰はコーナーに向ける。S字などはステップですばやく切り替えしていく。今は考えながらやっている状態ですがやっとこれなんだなと思えるようになってきました。

 自由になった内足を出してみると足の裏がべったり地面につきます。足が伸びたわけじゃなくバンクしてるしサスも沈んでいるのでつくんですね。こんなことはレベルの低い話ですが実はこれが私のとっての大収穫。地面に対して自分のいる位置関係がよく分かるので視点が高くて不安だったことがぐっと減りました。これはさらに楽しくなる予感がします。

 オートバイが変わるときっちり乗り方を合わせていかなくてはいけないと強く感じているところです。

 F山さんとフサベル。モタードは一般道も良いですがくねくねした所を走るとさらに楽しいです。モタードをお持ちの方で普通の道しか走ったことのない人はぜひ当方のライディングセミナーへ来て走りましょう。