鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

乗った電車がプロトタイプだった 207系F1

2011-08-09 | 電車たち


 けさ、通勤のために乗ったJR西日本京都線のC電の車番をふと見ると、クハ206-1でした。
 207系のプロトタイプ(量産先行車)、F1編成でした。私が乗ったのは京都発西明石行き143Cです。クハ206は西明石方の先頭車です。

 JR西日本207系のこのプロトタイプは1991年に登場しました。すでにJR東日本にも別形式の207系があり、そこに900番台があったことなどから、プロトながら1番を振られて量産先行車と言われました。他の207系の編成が3+4の7両編成であるのに対して、F1編成は7両1本の固定編成です。他編成は途中で通り抜けられませんが、F1は先頭から最後尾まで行くことができます。また、運転台もF1はデジタル表示が多用されているのが特徴みたいですね。

 このF1編成を追っているファンもおられるようですが、確かになかなか見ることができませんね。私も通勤で乗ったのは初めてです。
 143Cも西明石に着いたあと、入区してしまう運用でした。朝からなんか“当たり”っていう感じで、ちょっとうれしかったですね。

2011-8-9 JR西日本 大阪駅6番ホーム

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西山丘陵をバックに京都へ入る300系

2011-08-08 | 電車たち

 「のぞみ」の誕生とともに、東海道・山陽新幹線に颯爽とデビューした300系がどんどん活躍の場を失いつつあると聞きます。300系登場当時、家族旅行の帰途、東京駅から京都駅までわざわざこの新型新幹線を選んで乗ったことが思い出されます。270キロでの運転。それはまさに「超特急」でした。

 それが700系の登場、さらにN700系の登場で、運用を減らしています。私は新幹線をほとんど撮りませんし、詳しくもありません。
 ですが、「のぞみ」という新たな列車を生み出した原動力の300系が今、だんだん役割を終えようとしているのは感慨深い出来事です。

 京都の西山を背に東上する姿は、いつまで見られるのでしょうか。


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フジ “PHOTO IS” 10,000人の写真展2011(大阪)

2011-08-06 | いろいろなこと

 フジフィルムの“PHOTO IS”10,000人の写真展 2011 の大阪展が、8月5日から7日までの日程で始まりました。場所は京阪京橋、JR西日本京橋駅近くの大阪ビジネスパーク(OBP)にあるツイン21です。午前中、用事を済ませて家人と祇園四条(いまだにこの名前に慣れません。京都人にとっては四条京阪)から淀屋橋行き特急に乗って、見に行って来ました。
 昨年同様、会場では、でっかい堀北真希ちゃんがお出迎え。テーマは「みんなの想いがあなたに届く」。
 今回は、京都れいる倶楽部からパーイチファンさんとさくらねこさん、私の3人が出品しています。パーイチファンさんは雪の安達太良山をバックに走る北斗星、さくらねこさんは磐越西線のC57-180、私も同じく磐越西線のD51-498を撮影したものです。京都府のコーナーにありますので、あした(7日)お時間がおありの方がおられればご覧いただけると幸いです。入場は無料です。


 しかし、毎度のことながら壮観ですね。一番手前のパネルには約250枚の写真が張ってあります。裏面も同様です。一つのパネルは長短があるので単純に250枚×パネル枚数×2にはならないのですが、それでもざっと2000枚以上あるのではないでしょうか。
 幼いお子さんから年配者まで年齢を問わず出品され、また、かなり研鑽を積んでいる方からシャッターを切っただけというものまであって、写真のレベルはまちまちです。でも、一人ひとりの想いを込めての出品ですから、単に写真の上手下手をいう展覧会ではありません。テーマも、お子さんの写真からペット、人物、マクロ、風景など様々です。いろいろな作品を見ることは、刺激になります。
 鉄道写真を見に行こうと思って行かれると、ちょっと違うと思いますので、その点だけはご理解を。あくまでたくさんのアマチュアカメラマンが、自分の伝えたいと想うものを出している作品展ですから。しかし、繰り返しになりますけれど、多様な作品を見ることは自分の撮影に何かしらプラスになることでしょう。

 7日最終日は19時までです。

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ああ、露出が難しい 湖東を下る4076レ

2011-08-05 | EF81

 けさはどんよりした曇り空なので、家で子供たちとしゃべったりブログを更新したりしていました。ただ、北陸線を上り、米原からJR西日本の琵琶湖線を下って来る4076レはEF81-455号機との情報だったので、これだけは撮影しに行こうと思い、TEAM3170の「トヤキです。」さんに撮影に行くかどうかメールで尋ねました。すると、行くという返事でしたので、篠原駅でピックアップしてもらい、一緒に撮影させてもらうことにしました。

 雲は厚みを増して昼過ぎから京都市内は一時、土砂降りの雨に。しかし、撮影地の天候は行ってみないとわからないので、予定通りに14時過ぎに家を出ました。雨はちょうどやみかけで、電車が逢坂山トンネルを抜けると、空は明るく、青空も見えています。篠原駅でトヤキです。さんと合流してポイントに行くと、背景は青空に雨雲の断片がかかり、一部に白く輝く積雲が出ています。おもしろい空なので、これを入れて撮ることにします。
 でも、手前の線路は暗く、背景の空だけが明るいという難しい状況です。青空と雲をはっきりさせようとすると列車が真っ黒けになりますし、列車を適正露出にしようとすると、空が白く飛んでしまいます。

 うーむ、困った。221系や223系の普通、新快速で試し撮りを繰り返し、ちょうどほどほどのところで撮ることにしました。最終的には「現像処理でなんとかしよう」。フィルム撮影では無理なことがデジタルではできます。これを嫌がる向きもあろうかと思います。その考え方は尊重すべき原則だと考えるのですが、一方で撮れるなら撮ってしまえという考え方もあり、だと思います。
 今回は一応撮影データを記載しますが、Nikon Picture NX2で、シャドーを上げ、一方で空を暗めにし、彩度もやや触りました。
 私としては455号機の走行写真を記録したことがなかったので、撮れてよかったな、と思っています。

2011-8-5 JR西日本東海道本線 篠原-野洲 4076レ EF81-455
Nikon D7000,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,60mm,ISO 400
1/1000秒,f5,WB:晴天

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リニア・鉄道館 木のぬくもり、歴史の重み

2011-08-05 | 電車たち



 南知多への旅の帰り道に、JR東海のリニア・鉄道館に行ったことはすでに書きましたが、今回は木の温かさや鉄道史を彩る車両たちのことを書いてみたいと思います。と言っても、学芸員でも研究家でも何でもないので、単なる感想でしかありません。その点は、なにとぞご容赦ください。

 1枚目の写真は、木造電車のモハ1形です。旧型客車(これは私の世代から言う旧型であって、今、JR東日本が走らせている旧型よりさらに古い形式のこと)のルーフと同様に、曲線が優美でさらに2段構造の屋根になっています。それが何ともいえない優雅さなのですが、もっと魅力的なのはこの黒光りした側面の板。赤い3等車を示す帯と窓枠も味があります。木造ながら最高時速95キロといいますから、頑丈にできているのでしょう。風格を感じる車両でした。

 2枚目は流電モハ52形。これが現役で走っているところを見たくて、高校時代に飯田線に行き、やっと豊橋近くの橋梁で撮影しました。JR西日本の吹田工場にも保存されていますが、やはりこの丸みを帯びた車体は魅力いっぱいです。これが急電として京阪神を疾走していたのですから、たまりませんね。関西電車王国と言われる礎を築いた車の一つです。117系の原色がなぜあの色かは、これを見たら一目瞭然ですね。シティーライナーとして京阪神を結ぶ最速電車として登場した117系ですから。

 3枚目は初めて見た蒸気動車のホジ6005。話には聞いたことがありますが、片方の運転台の横に小型のボイラーが積んであるのですね。黒光りしたボイラーがどんと鎮座していました。これで両運転台なのですね。この写真はボイラー搭載側のエンドですが、前面の両開きの扉はボイラーを載せ替えられるように大きく開くのだとか。天井から煙突も見えます。これが最後は関西線で走っていたとは知りませんでした。なんとも厳めしく、この車も歴史を感じさせてくれました。

 日本の鉄道の歴史をこうして実車で目の当たりにできるリニア・鉄道館。なかなかのものですね。

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南知多の旅

2011-08-05 | いろいろなこと

 
 7月31日から8月2日の2泊3日で、家人と2人で愛知県の知多半島に行って来ました。
 ぼうっとするのが目的です。仕事のことはもちろん、鉄道のこともほぼ忘れて静かな時間を過ごしてきました。とはいえ、名鉄名古屋から内海に行く特急の座席はミューチケットの展望席希望で、パノラマSuperの1号車1ABです。熱田あたりでJRを見たり、知多新線の単線区間を楽しんだり。今回、初めて乗るまで知多新線が単線だとは知りませんでした。一応、複線にする用地はあるみたいですが、うーん、あの乗車率ではね。
 前面展望の窓が汚れていたのが残念でしたが、南知多の明るい景色に向かって走る特急はなかなか楽しかったです。


 
 宿は南知多町にある「海のしょうげつ」さんです。2年前に下呂の「しょうげつ」さんに宿泊し、そのときの部屋、お風呂、料理に魅了され、今度は「海のしょうげつ」さんに行こうと思っていました。海のそばで育った家人も喜ぶだろうと思って。
 部屋にある露天風呂から、伊勢湾と太平洋を行き交う船を眺めることができます。料理も文句なしでした。料理長はまだ30代とのことですが、だしの扱いが抜群です。テレビは家人が朝の連続テレビドラマを見る時間以外、一切つけることなく、本を読んだり昼寝をしたり。大いに英気を養うことができました。
 お値段は、そこそこします。いつもいつも行けるお宿ではありませんが、それだけの価値は確かにあります。また、ぜひ行きたいと思います。

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日本の夏 湘南色の夏

2011-08-04 | 電車たち

 8月4日午後の後半は、JR西日本湖西線で、琵琶湖をバックに走る電車や機関車を撮影して過ごしました。
 琵琶湖線の安土-能登川でEF200-901の撮影が消化不良に終わったため、きのうのリベンジにと湖西線の志賀-蓬莱に出かけました。山科から乗った近江舞子行きが117系の6連だったので、志賀で降りるやいなや速歩でポイントに向かいます。舞子で折り返してくる時間がわずかなので、間に合うようにと急ぎます。きょうは、比良の山がくっきりと浮かび、山の上には雲一つありません。足取りも軽くなるというものです。

 そして、ポイントについてセッティングが終わると同時に117がやって来ました。まずは目的の一つを達成しました。
 次が16時前に通過する1831M、113系です。事前に下った姿を見ていませんので、何が来るかはわかりません。ちなみに、どん曇りだったきのうは抹茶でした(^^;)

 林間から姿を現したのは、湘南色のC17編成でした。思わず笑みがこぼれます。
 ぷかぷかと雲が浮かぶ空と対岸の山々、琵琶湖の湖水。巧みな青のグラデーションを背景に、田んぼと築堤の緑、そして湘南色。これほど美しい色合いがあるでしょうか。JR西日本の関係の方がこのブログをもしご覧くださっているようでしたら、この車両の色をぜひ残すよう考えていただきたいと思います。

 湖西線であることを表すため、特徴的な鉄塔を入れましたが、シャッターを切る寸前に白い帆を上げたヨットも画面に入ってくれました。まさに、きのうのリベンジ達成です。

 ところで、きのうは最初がここで曇られてしまい、4001レの大俯瞰に行ってまずは満足いく撮影ができました。そしてきょうは、安土-能登川でもやもやし、転進したこの場所で満足できました。うーむ、一発目より二発目の場所がよいという変なジンクスができてしまったのだろうか。

2011-8-4 JR西日本湖西線 志賀-蓬莱 1831M
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,190mm,ISO 400
1/800秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天.PLフィルター使用

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ノラックマでリラックスできず 東海道1062レ

2011-08-04 | EF200

 屋根上機器の箱がいかめしいEF200ー901が幡生から1062レで東上すると聞き、JR西日本琵琶湖線の安土-能登川に行って来ました。JR電機の中で、EF200は510と並んで好きな機関車ですが、中でもこの試作機901号はこの大きな箱が特徴的でしびれますね。

 誰が呼んだか(知っているけど)、野良犬200の901号で「ノラクマ」ちゃん。私は200を「蒼き狼」と言っていますが、周囲では野良の方が通りがよいようで。
 で、そのノラクマちゃんを久しぶりに湖東で捕獲しようと出動したわけです。狙いは、半逆光でコキを従えてやってくるところを有無を言わさずばっさりと・・・でした。ところが、それまでかんかん照りだったのに、急に太陽が小さな浮き雲のかげに入ってしまって、これこの通りのまんだーらに。

 この30分ほど前の3092レも同じで、せっかくの赤い雷様が、くすんだ色にしかなりませんでした。

 1062レはあえて逆光で撮ろうとしていたので、かげった方がよいなどとはこれぽっちも思っていなかったのですけれど。また、かげるならけげるで均一であってほしいのに、この中途半端はいかがなものかと思います。リラックマというかわいいキャラクターがいますけれど、ノラックマの撮影でリラックスというわけにはいかず、転進することにしました。

 と、ぶちぶち言っていますが、実は901号機を撮影できただけで、結構、満足していたりして!(^^)!

2011-8-4 JR東海道本線 安土-能登川 1062レ EF200-901
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,180mm,ISO 400
1/800秒,f6.3,0.7段,WB:晴天

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4001レ 「日本海」号京都進入 まるでジオラマ

2011-08-03 | 寝台列車

 きょうは朝からよい天気でしたが、午前中は家でごろごろしていました。午後遅くになって、夏らしい風景を求めてJR西日本・湖西線に出かけてみました。しかし、比良山から雲が湧いてきて肝心の線路がかげってしまい、ろくな写真も撮れないまま京都に戻って来ました。京都市内は雲がところどころに浮かんでいますが、夏の強い日差しが夕方になっても届いています。そこで、以前から撮りたいな、と思っていた写真を撮りに行ってみることにしました。

 狙いは京都駅に進入してくる4001レ、寝台特急「日本海」です。
 この日の機関車はローズピンクの106号機だとわかっていたので、なんとか絵になるかなと考えました。

 立ち位置を決めるのが難しく、最終的にこの位置にしました。ビームが林立しているので、すっきりシャッターを切れるところがありません。この写真もちょっとカマの顔にかかってしまっています。もう少し手前で切ったコマもありますが、ちょうど機関車のサイドに陽が当たるのがここでした。24系の屋根も薄く光ってきれたので、大俯瞰写真ですが、存在感が出たと思います。携帯やスマホではわかりにくいと思いますが、客車の右後方にEF81-148号機、背後の白いビルの左下あたりにEF66-126号機が駐機されています。また、8867レになる編成も止まっています。画面左下には湘南色113系が顔を見せていますね。
 まるで、きのう名古屋のリニア・鉄道館で見たジオラマのようでした。

2011-8-3 JR西日本東海道本線 西大路-京都 4001レ 日本海
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,×2テレコンバーター使用,400mm,ISO 640
1/125秒,f9,-2.0段,WB:晴天,PLフィルター使用

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リニア・鉄道館 家人も大喜び

2011-08-02 | 電車たち

 8月2日午後、あおなみ線に乗ってJR東海の「リニア・鉄道館」(名古屋市港区金城ふ頭)に家人と行って来ました。これを見ると、JR西日本の鉄道博物館構想はどうなってしまったのか、と思ってしまいます。

 それはともかく、7月31日から8月2日まで家人と2人で知多半島で静養して来ました。温泉に入り、日がな海を見てのんびり過ごして来ましたが、最終日の3日、帰る前にリニア・鉄道館に行くことにしました。
 まあ、正直な感想を言えば、大きなフロアにダダーンと車両を置いてあるだけです。しかし、それが悪いかというと、そうではありません。本物の迫力。間近に車両群を見るだけで気分が浮き立って来ます。そして、私より家人の方が大喜びしています。

 家人は新幹線の0系や100系、300系が並んでいる姿に「新幹線がいっぱい並んでいる!」と携帯電話のカメラを向け、さらに流電モハ52の優美なカーブ、木造電車モハ1形や蒸気動車ホジ6005の木の美しさに感動していました。ドクターイエロー922形(T3)の黄色とそのフォルムにも魅せられ、なかなか離れようとしませんでした。車内にも入り、モハ52の重厚で気品のある天井や座席などを見て、「JRの現役電車もこんな内装にしたらいいのに」と写真をたくさん撮っていました。

 時間の都合からシュミレーターには申し込みませんでした。けれども力を入れて設計された鉄道模型のジオラマの展示運転は並んでしっかりよい場所で見ましたし、リニアの模擬乗車体験も喜んでいました。

 私のつきあいで来てくれたのかと思っていたのですが、誘ったときも二つ返事で行こうと言ってくれましたし、本当に館内でも自ら次ぎはあれに乗ってみたい、と言うなど楽しんでいました。
 もちろん私が楽しくないはずはありません。こういう施設がある名古屋の人を、うらやましく思いました。

2011-8-2 JR東海 リニア・鉄道館で 愛くるしい922形
Nikon P300で撮影

 ちなみに、名古屋駅13時14分発の金城ふ頭行きに乗りましたが、入館待ちの列はなく、すぐにチケットを買うことができました。ただ、この時間に入館してもシュミレーターの抽選の対象時間は16時からの分です。仮に当選しても16時以降でないと運転できないので、帰宅の時間も考えてあきらめました。ジオラマの見学は毎時0分、30分からで約20分間の展示運転が終わると、すぐに入場できます。私たちは15時30分からの運転を見るため、15時15分ごろに並びに行き、余裕でした。リニアの模擬体験乗車は約5分の乗車時間で、2回待ち(つまり10分強)でした。


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