鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

ああ、露出が難しい 湖東を下る4076レ

2011-08-05 | EF81

 けさはどんよりした曇り空なので、家で子供たちとしゃべったりブログを更新したりしていました。ただ、北陸線を上り、米原からJR西日本の琵琶湖線を下って来る4076レはEF81-455号機との情報だったので、これだけは撮影しに行こうと思い、TEAM3170の「トヤキです。」さんに撮影に行くかどうかメールで尋ねました。すると、行くという返事でしたので、篠原駅でピックアップしてもらい、一緒に撮影させてもらうことにしました。

 雲は厚みを増して昼過ぎから京都市内は一時、土砂降りの雨に。しかし、撮影地の天候は行ってみないとわからないので、予定通りに14時過ぎに家を出ました。雨はちょうどやみかけで、電車が逢坂山トンネルを抜けると、空は明るく、青空も見えています。篠原駅でトヤキです。さんと合流してポイントに行くと、背景は青空に雨雲の断片がかかり、一部に白く輝く積雲が出ています。おもしろい空なので、これを入れて撮ることにします。
 でも、手前の線路は暗く、背景の空だけが明るいという難しい状況です。青空と雲をはっきりさせようとすると列車が真っ黒けになりますし、列車を適正露出にしようとすると、空が白く飛んでしまいます。

 うーむ、困った。221系や223系の普通、新快速で試し撮りを繰り返し、ちょうどほどほどのところで撮ることにしました。最終的には「現像処理でなんとかしよう」。フィルム撮影では無理なことがデジタルではできます。これを嫌がる向きもあろうかと思います。その考え方は尊重すべき原則だと考えるのですが、一方で撮れるなら撮ってしまえという考え方もあり、だと思います。
 今回は一応撮影データを記載しますが、Nikon Picture NX2で、シャドーを上げ、一方で空を暗めにし、彩度もやや触りました。
 私としては455号機の走行写真を記録したことがなかったので、撮れてよかったな、と思っています。

2011-8-5 JR西日本東海道本線 篠原-野洲 4076レ EF81-455
Nikon D7000,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,60mm,ISO 400
1/1000秒,f5,WB:晴天

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リニア・鉄道館 木のぬくもり、歴史の重み

2011-08-05 | 電車たち



 南知多への旅の帰り道に、JR東海のリニア・鉄道館に行ったことはすでに書きましたが、今回は木の温かさや鉄道史を彩る車両たちのことを書いてみたいと思います。と言っても、学芸員でも研究家でも何でもないので、単なる感想でしかありません。その点は、なにとぞご容赦ください。

 1枚目の写真は、木造電車のモハ1形です。旧型客車(これは私の世代から言う旧型であって、今、JR東日本が走らせている旧型よりさらに古い形式のこと)のルーフと同様に、曲線が優美でさらに2段構造の屋根になっています。それが何ともいえない優雅さなのですが、もっと魅力的なのはこの黒光りした側面の板。赤い3等車を示す帯と窓枠も味があります。木造ながら最高時速95キロといいますから、頑丈にできているのでしょう。風格を感じる車両でした。

 2枚目は流電モハ52形。これが現役で走っているところを見たくて、高校時代に飯田線に行き、やっと豊橋近くの橋梁で撮影しました。JR西日本の吹田工場にも保存されていますが、やはりこの丸みを帯びた車体は魅力いっぱいです。これが急電として京阪神を疾走していたのですから、たまりませんね。関西電車王国と言われる礎を築いた車の一つです。117系の原色がなぜあの色かは、これを見たら一目瞭然ですね。シティーライナーとして京阪神を結ぶ最速電車として登場した117系ですから。

 3枚目は初めて見た蒸気動車のホジ6005。話には聞いたことがありますが、片方の運転台の横に小型のボイラーが積んであるのですね。黒光りしたボイラーがどんと鎮座していました。これで両運転台なのですね。この写真はボイラー搭載側のエンドですが、前面の両開きの扉はボイラーを載せ替えられるように大きく開くのだとか。天井から煙突も見えます。これが最後は関西線で走っていたとは知りませんでした。なんとも厳めしく、この車も歴史を感じさせてくれました。

 日本の鉄道の歴史をこうして実車で目の当たりにできるリニア・鉄道館。なかなかのものですね。

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南知多の旅

2011-08-05 | いろいろなこと

 
 7月31日から8月2日の2泊3日で、家人と2人で愛知県の知多半島に行って来ました。
 ぼうっとするのが目的です。仕事のことはもちろん、鉄道のこともほぼ忘れて静かな時間を過ごしてきました。とはいえ、名鉄名古屋から内海に行く特急の座席はミューチケットの展望席希望で、パノラマSuperの1号車1ABです。熱田あたりでJRを見たり、知多新線の単線区間を楽しんだり。今回、初めて乗るまで知多新線が単線だとは知りませんでした。一応、複線にする用地はあるみたいですが、うーん、あの乗車率ではね。
 前面展望の窓が汚れていたのが残念でしたが、南知多の明るい景色に向かって走る特急はなかなか楽しかったです。


 
 宿は南知多町にある「海のしょうげつ」さんです。2年前に下呂の「しょうげつ」さんに宿泊し、そのときの部屋、お風呂、料理に魅了され、今度は「海のしょうげつ」さんに行こうと思っていました。海のそばで育った家人も喜ぶだろうと思って。
 部屋にある露天風呂から、伊勢湾と太平洋を行き交う船を眺めることができます。料理も文句なしでした。料理長はまだ30代とのことですが、だしの扱いが抜群です。テレビは家人が朝の連続テレビドラマを見る時間以外、一切つけることなく、本を読んだり昼寝をしたり。大いに英気を養うことができました。
 お値段は、そこそこします。いつもいつも行けるお宿ではありませんが、それだけの価値は確かにあります。また、ぜひ行きたいと思います。

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