鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

雲低く 山懐をDD51貨物が行く

2011-08-29 | ディーゼル

 8月27日の土曜日にJR東海紀勢線の阿曽-伊勢柏崎で撮影した鵜殿貨物2089レの写真をもう1枚、アップします。京阪神近郊では、城東貨物線のDD51やDE10の貨物が電機にかわったので、JR西日本の工臨くらいしかDD51が牽引する列車は見られなくなって来ました。たまに臨時で客レや甲種を引くこともないことはないのですが。その点、ほぼ毎日、このようにフルコンのコキを従えて走る愛知区のDD51、見とれてしまいます。

 かつて、中学生のころに関西線の加太の大築堤でD51を追っていたとき、DD51を嫌っていました。D51を追い散らす存在として。そのころはそう思っても仕方がなかった状況でしたが、今から考えると惜しいことをしたなと思います。そのころのDD51って、すべて原色ですもの(笑)。いっぱい撮っとけばよかったなあと。でも、フィルム代も現像代も中学生にとっては大きな出費だったのですよね。

 さて、前回掲載の写真はD7000に望遠で撮ったものでしたが、これはD700でワイド気味に撮ってみました。引きつけて手持ちで狙ったもので、雲が低く垂れ込めて、この場所が山間にあることがよくわかると思います。
 順光のきれいな写真は魅力的です。しかし、このような写真も私は雰囲気があって大好きです。四季があるように、天候もさまざまですから。365日晴れるわけがないのですから、雨や雪、霧、曇りもあるのが日本の鉄道写真ではないでしょうか。

2011-8-27 JR東海紀勢線 阿曽-伊勢柏崎 2089レ DD51-875
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,66mm,ISO 400
1/1000秒,f5.6,-0.7段,WB:晴天

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コメント (4)
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