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青き狼、EF200を久しぶりに昼間撮影しました。
3月のダイヤ改正で、吹田から東ではなかなか昼間につかまえにくくなったのですが、29日の日曜日、5071レを引いて姿を現しました。
前にも書きましたが、その風貌はもちろんパワーを持て余していることなどを考えると、飢えた狼のように感じられます。しかも、試作機の901号機も含めて21両しか存在しないのですから、孤高性も高いと思います。私は秘めた闘志も感じて、敬意を表して「青き狼」と呼ぶことにしています。
他にもこのカマに魅かれる人は多いと思いますが、それはなぜなのでしょう。私は、その悲運性にあるのではないかと考えています。かつて、私が小学生のころ、山陰線京都口や福知山線にDD54というディーゼル機関車が登場しました。
そのころ、ディーゼル機関車はDF50が幅をきかせ、さらに新鋭機としてDD51も走っていました。そこに鳴り物入りで新しく出てきたのがDD54。ドイツの技術を採り入れた機関車で、デザインもドイツ風で目を引きました。
ところが、初期段階から故障が多く、結局40両製造されたものの早々と引退に追い込まれました。DD51が今も活躍しているのと比べると、なんと短命だったのかと思います。
そのDD54とEF200は、デザイン的にも少し似ています。ゴツゴツした箱型で、運転席の下が外に向かって張り出した形も。DD54の40両に対してわずか21両。本来の性能を生かしきれないという点も同じではないかと思います。
EF200の場合は製造両数が少ないだけで、よもや早くに引退するなどということはないと思います。しかし、どんどん増備されるEF210を見ていると、なおさらその悲運が目立ち、ついつい肩入れしたくなってしまうカマなのです。
2009-3-29 JR琵琶湖線能登川-安土 EF200-3
Nikon D700,AF-S ZOOM NIKKOR VR ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF),70mm,ISO 400
1/640秒,f6.3,-0.7段,WB:晴天
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確かにDD54的なイメージがありますねぇ・・
DF50置き換えに登場して故障の多さや整備性の悪さから一線を退くのが早かった悲運の機関車ですものね・・
デザイン的にも角張った無骨なデザインも似ていますし、イメージがダブります(^^)
後発のEF210がEF200を退けるあたりはDD54とDD51の関係にも・・
でも、まだまだ頑張って欲しいものです。
ね、なんとなくダブるでしょう?ただ、パワー全開にできないだけで、DD54みたいに大きな故障をしまくりではないから、そこそこ頑張ってくれるはずですよね。でも、ダイヤ改正で山陽シフトされたのは何故?
多分、倒壊(?)さんの思惑が・・
色んな意味で拒絶するところですからねぇ・・(^^)