きょうも非鉄で家の掃除をしていました。朝から天気がぐずぐずしているので掃除を始めたのですが、午後からは撮影に出かけようと考えていました。しかし、雲は垂れこめたままですし、掃除も途中で放り出せなくなり夜まで整理整頓していました。あしたも朝から外せない用事があるので、非鉄の公算大です。撮影は今度の週末までお預けかな。
このところ、撮影に出かけていないので古い画像をPCで見ていました。私が取り鉄に復帰したのは2007年の10月7日です。それまでにも、時々、気が向いたときに列車の撮影をしていたことがあります。しかし、それは継続的なものではなく、たまの気分転換的なものでした。
ところが、前にも書いたとおり2年前の秋、Canon EOS KissデジタルからNikon D80にデジ一を買い替えたのがきっかけでした。買ったはよいものの何かを撮ろうという明確なものがあったわけではなかったので、鉄道でも撮るかと、山崎のサントリーカーブに向かったのでした。このときは貨物時刻表などという存在さえ知らず、インターネットの情報交換掲示板もまったく知りません。とにかく、ただ来たものを撮影しただけでした。
ですが、新しいカメラを手にして撮影意欲だけは十分ありました。普通に撮影するだけでなく、フィルムカメラではやったことのないズーム流しにも挑戦しました。70-300mmの高倍率ズームも買っていたことから、挑戦する気になったのですが、これが非常に面白くて。三つ子の魂百までも、と言うとおり、昔の鉄道撮影に没頭していたときの記憶がよみがえったのでしょうか、それ以来、鉄道撮影の趣味に戻ってきました。
この写真は、その日に撮影した「青き狼」ことEF200です。これからしばらく、D80で「なは・あかつき」をはじめとする列車を主にこのサントリーカーブ付近や西大路で撮っていました。画像を見返してみると、いやあ、へたっぴいな写真ばかりです。編成切れは毎度ですし、朝の写真なんかブレブレかピンボケ。ちゃんと写っているように思えても串パンになっていたり架線柱の影がくっきりと面に落ちていたりと、見られたものではありません。
ですが、暗い冬の夜明けのころ、果敢に流し撮りにチャレンジするなど積極的に撮影していたことがよくわかります。その中に、我ながらハッとするような写真もあって、びっくりします。なんでもチャレンジした成果でしょう。
それに比べると、撮り鉄復帰後、わずか2年余りなのに、今はどうも安全に当たり前にしか撮影していないような気がします。アップしたこのEF200の写真も決してうまいとは思いませんが、よく撮り鉄復帰1日目から思い切ってこんな流しの写真を撮ったものだ、と思います。その意味で、記念すべき貴重な1枚。これからも時々、この写真やこのころ撮影した、下手ながら一所懸命な写真を見ては気持ちを奮い立たせて撮影に臨みたいと思います。
2007-10-7 JR東海道線高槻-山崎 EF200-18
Nikon D80, AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF),122mm,ISO 200
1/15秒,f18,+0,7段,WB:晴天
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すばらしい作品だと思います。
ズーミングで釜の表情をよく捉えられましたね。お会いしたサントリーカーブがなつかしく思い出されました。
私は復活後無難に撮影ばかりでしたので普通の写真しか撮影してません。
いつも読ませていただいておりました。
まむしさんの撮り鉄復帰がサントリーカーブとのこと、私も同じですので、コメントしてみたくなった次第です...
私は少し遅く、08/01/01です(何で元日やねん。苦笑...)。「銀河」「なはつき」を撮ってました。見事撃沈してますが。
今から思うと、このときの撃沈が相当悔しくて(そのときは決まったところにやってくる鉄道写真に失敗するなんて思っていなかった)、次こそはという気持ちが今まで続いているような気がします。
なかなか快心作ができないので、この趣味は当分続きそうです。
さてと、実は私京都市在住です。どこかでお会いできたらいいですね。
今日は1083レをPF1064が代走すると朝に連絡を頂きました。それから2時間、ずっと頼みたおして(笑)、ようやく1時間半の外出許可を得て調子踏切へ相棒と撮影しに行きました。
編成こそ少し短めでしたが、新たなポイントを見つけ、そこで満足する写真が撮れました。
私の場合、あまり高度な技術に走らず、常に基本に忠実に撮る様に心がけているので、ズーム流しや普通の流し撮りはしていないですね・・・。
デジタルの一番の利点は、失敗しても撮り直す事が出来る点なので、徐々に新しい技術も取り入れる様になれば・・・と個人的に思います。
来春まで時間があるので、まだまだじっくり考えてください。この考え、悩む時間が楽しいのですよね。
おほめいただき、ありがとうございます。
サントリーカーブでお会いして話しこみ、リゾート取り逃がしたのはよい思い出です。
私もまだまだ修行中です。世の中には、もっともっと上手な方がたくさんおられます。勉強の毎日ですね。
コメントありがとうございます。元日から撮影に出かけられて、撃沈・・・。そりゃ、悔しくてリベンジですよね。
サントリーカーブというのは、初心者でも安全に楽しく撮影できるよい場所だった(あえて過去形)と思います。私なんか、あそこしか思い浮かびませんでしたもの。
同じ京都市在住とのこと。これからもよろしくお願いします。