田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

最終回は…

2007-06-30 21:06:09 | Weblog
たいてい今イチなんである。
先日も書いたが、今シーズン屈指のドラマであった「わたしたちの教科書」もまたしかり。

なかなかの内容だったし、主人公に片寄ることなく、それぞれの登場人物が丁寧に描かれていたし、菅野ちゃんは抜群に綺麗だし、あの風吹ジュンがあの老け役!
ストーリーもスリリングでもあり。

だが、ともみちゃんの告白と、おとや君の立て篭もりを同時進行で解決させちゃ駄目でしょーが!
あれはそれぞれ一話ずつにするべきじゃあないか?
ともみちゃんの証言が終わって、たまこさんが学校に報告かなんかに来たら、まだ立て篭もってるくらいのさぁ。
おとや君の闇の部分はもっと丁寧に描いた方が面白かったのにさ。おとや君のお父さん(つまり雨木校長のだんなさん)が、何か絡むとかさぁ。

と、一人で妄想を広げる私。
見てない人には何の事だか、さっぱりですね。

取り戻せ!

2007-06-29 00:41:22 | Weblog
ミュージシャンモード!!!


田中眞紀子ライブ

  2007年7月12日(木) 渋谷アピア
    開 場  PM6:50
    料 金  前売1300円/当日1500円+ドリンク代
    競 演  池森洋介・鳥人ダイゴマンコーダ・カワシマヨシキ

久しぶりに「はしばみ色の恋」を歌いたいんだけど、長いのね、あの曲。
アタシの曲、長いの多くて、メニューの組み立てが難しいのだわぁ。

楽しかったぁ!

2007-06-27 23:44:30 | Weblog
会社出たの遅かったし、何か疲れちゃったし、どーしよーかなーと思ったが、タケちゃんのロンドンブーツ見たかったし、頑張ってアピアに行きました。

途中でパンを買ったので、最初の1、2曲を聴きそびれだが、私の知らないギターを弾いていた。
実は昔、ピンクのぶたって店で一緒にライブやった時に弾いてたそうだ。

私のいつも座る席は座られていて、一番後ろで鑑賞。お陰でロンドンブーツが見れなかったので、打ち上げで見せてもらった。
ジーパンのサイドがすけすけレース+スパンコール。
タケちゃんは女物がよく似合う!

ライブはやっぱり、ちゃんとゆっくり落ち着いて聴きたいなー。物足りなかったなー。
「見た~い、見た~い、見てみた~い」が、最近のお気にです。

でも打ち上げ楽しくて、やっぱり行ってよかった。何か久しぶりに大声でバカみたいに笑ったな。笑い疲れちゃった!(笑)
何だかここのところ、完全にパートのおばさんモードどっぷりで、家で休んでいても仕事の事を考えちゃうような感じだし、職場のムードは相変わらずどん臭いし、腹の底から笑ったりしてなかったなぁ。

笑うと元気になりますね。
今日はライブを聴きに行ったというより、遊びに行ったって感じでした。

そろそろ、ミュージシャンモードを取り戻さなければ!

色々つながり

2007-06-26 21:10:00 | Weblog
23日のネイキッドロフトのライブに、佐渡山さんと一緒に出ていた玉城まさひろさんは、高橋よしあき君と一緒にライブをやったことがあるという。
さわやかな歌声に真っ直ぐな歌詞の好シンガーだったが、彼の歌のバックに非常にヘビーな映像が流れて、何ともいえない感覚だった。
絶望と希望が交錯するような…
佐渡山さんな弟さんのお友達だそうだ。
これからも、こういうイベントを‘肩の力を抜いて続けられたらいい’とは佐渡山さんの弁。
そうだね。
肩の力を抜いてっていうのが、大事なんだろうね。
肩に力が入っちゃうのは、多分戦争と同質になっちゃうんだろうからね。


35年ぶりに佐渡山さんのライブを聴きに来たという女性の口から、何とカワカミアラタの名前が飛び出してびっくり!
アラちゃんのマイミクさんで‘りえぞう’さんとおっしゃる方。
アラちゃんのライブにも、お誘いしておきましたよ。


tatsuちゃんと今度3人でやろうと誘われた、ベースのJAMESさんは、やはりユタさんのお知り合いでした。
面白く、つながって来たねぇと、二人で感心。


色々楽しい日だったが、お陰で24日の多喜雄さんの君が代、すっかり忘れていた。
苫小牧市の植樹祭に天皇陛下がご出席なさったとのニュースで、やっと思い出す始末。


その苫小牧市の食肉会社の社長は、田中さんていうのね。
あきれる物凄さ。
どうあっても自分は悪くないっつうか、悪いのは自分だけじゃないって方向に持って行きたいみたいだわね。
消費者も悪いだってさ!
こりゃ凄い。何だか笑っちゃったよ。
まぁ最初の内は、豚だろうが牛だろうが、美味しけりゃいいじゃんと秘かに思ってたんだが、賞味期限の切れた廃棄コロッケを買い取って、他に売って客に食べさせてたんじゃ、アコギが過ぎるわなぁ。


家の冷凍庫に入っているコロッケの、製造元とか調べちゃったの、ウチだけじゃないよね。(笑)
ウチの買ってる生協の冷凍コロッケ、かなり美味なのよ。
別に豚でも牛でもいいんだけど。美味しけりゃ。

沖縄慰霊の日

2007-06-24 00:58:18 | Weblog
そして昨日は佐渡山豊のライブなのであった。

杉田二郎が封印していた歌を再び歌った、1975年のコンサートとはもしやと思ったら、やはり佐渡山さんが村長を務めた、沖縄フォーク村のコンサートであったらしい。


久しぶりに聴く佐渡山さんは、鈴木穣さんのサホートを受けて、そりゃあ楽しそうなのであった。
一方鈴木穣氏は、突然の依頼、急な準備、予定と物凄く色々違う本番を、見事に切り抜けていた。さすがである。
新曲が髄分増えていた。
ほんっと!大変だったね、ユタさん!!


しかし「第3ゲート」が気に入らない。
とっても、まとまってしまっている。
気絶しそうなハイトーンスキャットで、長いなが~い語りをサポート対応した過去を持つ私としては、非常に不満である。
ぜひ30分バージョンをやりたいと、ご本人に進言。
かわそうとされだが、逃すものかっ!
私は案外、しつっこいのである。


沖縄と大阪と松戸と新宿で、同時に慰霊の日のコンサートをしようと、新宿ネイキットロフトの店長さんが発案し、各地で成功したようだ。相当ハードな沖縄の映像をバックに歌われる歌は、実感と浮遊との妙な狭間に私を置いた。
出るのではなく、見てよかったと思った。
だから余計「第3ゲート」は不満なのだ。

あの曲、私にアレンジさせてよぉ、お父さん。
長尺物は案外、得意なのよぉ、アタシ!
まぁ、ユタさんに嫌がられるのは必須だがなー。(笑)


久しぶりに「ドゥチュイムニー」を‘聴いた’気がする。
ユタさんの、それまでの緊張から開放されたギター、超かっこよかったな~。
佐渡山さんの歌は、言葉の力に溢れていた。

ところで今日は、え?あなた、あの人を知ってるの?のオンパレードなのでした。
世界を広げると、世間が狭くなるな。
そういった意味でも、ミクシィって案外、面白いのである。

きたやまおさむの言葉と、杉田二郎の歌

2007-06-23 03:38:00 | Weblog
戦争の恐ろしさも知らない子供のくせに、何が平和だ、という非難の声を耳にする。
戦後生まれた私達は、どうしようもない世代かもしれない。
しかし唯一のとりえは、戦争を知らないと言うことだ。
戦争を知らないからこそ、純粋に平和を訴えることができるのではないだろういか。



彼は一つの言葉を生む

「戦争を知らない子供たち」

そして、今



私の思いは複雑で
派遣された自衛隊のブーツが
イラクの地に着いた時から
もう‘戦争を知らない子供たち’とは言えないという思いが続いている



1971年にジローズのデビュー曲として、この歌を歌った作曲者の杉田二郎は、当時ベトナム反戦のさなか、曲のヒットと同時に歌詞が軟弱だとのバッシングを受ける。
1972年、ジローズ解散と同時にこの歌を封印するが、1975年、沖縄でのコンサートのアンコールで再び歌った時、大合唱になった。
沖縄コンサートのメニューを決める時、フェンスの向こうがアメリカというこの地でこの歌を歌う必要があると、ようし(やってやろう)と思いつつ、それは、どういうことになるんだろうと恐れ、本番中では歌えずにステージを降りてしまったという。
しかしアンコールでマイクに向かった途端、この歌が口をついて出てきたと。



あまりにもケタが違うが、つい先日似たような体験をしたもんだから、この話は染みた。
何度も書くが、何も終わってない。
日本人は何事もなかったように振る舞うのが得意だ。
今シーズン屈指のドラマ「わたしたちの教科書」のいじめ問題においても、それがよく現れている。
沖縄の集団自決が、教科書で記述を変えられているのも、根底にあるのはそれだ。

何事もなかったかのように振る舞うのは、日本人の美徳であり、その精神は問題を根底から解決しようとしない、問題を直視しないということとイコールなのだ。
だから、やっかいなのだ。
日本の文化にある‘相手に恥をかかさない’という精神は、恥をかかされたら相手を斬り殺すほど恥を嫌うことの裏返しなのだ。
だから、やっかいなのだ。

おやおや

2007-06-22 23:44:00 | Weblog
今日、大宮近辺で鉄道がとんでもない事になっていたんですね。
家でニュース見るまで全然知らなかったぁ。
いや、出掛けにテレビで、大宮で電車が停まってるみたいなテロップは目に入っていたんだけど、206分も電車に閉じ込められてたという人がいてびっくり!その上線路を歩いたなんて、ブチ当たった方々、お気の毒でした。
私、ぜーんぜん、かすりもしなかったのでラッキー。都営が遅れてっぽかったけどたいした事なかったし、残業したお陰か帰りも影響なし。

今日佐渡山さんが上京してるんじゃないかしら?影響なければいいんですが…
明日は沖縄慰霊の日。新宿ネイキットロフトでライブがあります。
今回はお声がかからなかったので、佐渡山さんの歌と鈴木穣さんのギターが、久々にゆっくり聞けるわ。(笑)

あづい~

2007-06-20 12:20:23 | Weblog
あつくないですかぁ、みなさん?
既に夏バテしてるアタシ…


で、血迷って、バルーンスカートなる物を購入してしまった。
先日カオちゃんに会った時、彼女がはいていて、どうなってるのか見せてもらった。
スカートの表地と裏地の裾が縫い合わさっていて、まぁ裏地がつっているようなもんで、彼女いわく「暑い!」
スカートの中に空気が含まれて、それが体温であったまって暑いらしい。

先日ぶらぶら店周りをしていたら、ヒラヒラした裾で途中が膨らんでるスカートがあったので、どうなってるか裾をめくってみようとしたら、店員さんが寄って来てしまったので、店員さんに寄って来られるのが超苦手な私は、試着もせず購入。
まぁバーゲン品だし、何とかならーなと思い…

うちに帰って心おきなくめくってみた。

ほぉ。こうなっていたのか。

なかなか可愛いのである、そのスカート。
まぁ、それを着た私がどうかというのは別問題である。
遠目に見られるステージなら何とかならーなと、たかをくくっている。

多喜雄さんがっ!

2007-06-18 11:29:04 | Weblog
その福島さんのライブの打ち上げなんかに聞いた話。

福島泰樹2daysの前日は、国民的?民謡歌手伊藤多喜雄さんのライブでした。
伊藤多喜雄さんは日本武道館なんかも一杯にしちゃうし、NHKの紅白なんかにも出ちゃう人ですが、アピアにも出ちゃうんです。
予約が殺到して早々に売り切れたそうです。なにしろお客さんの年齢層が高いので、立見でぎゅうぎゅうという訳にいかないし。なので同日のPM10:00から2ステージ目、いわゆる追加公演を催すことに。それも完売で、両ステージで115人の入場者だったそうですよ。
まぁ凄い!

50代は少数、主に60代70代が中心で、80代までいらしたとか。
そりゃもうトイレとか、大変だったそうです。

で、その多喜雄さん、なんと近々天皇陛下の御前で「君が代」を歌うんだそうなんですよ。
多喜雄さんは北海道苫小牧の出身で、近々天皇陛下が苫小牧に行かれるそうで、それでだそうです。バックは300~400人くらいの、ホーンセクションバンドみたいなのらしい。
まぁ凄い!!

それを聞いたマスターが「練習で今日歌ったらいいじゃないか」みたいな事を言ったら、本番で本当に歌い出したそうです。
アピアで「君が代」!
まぁ凄い!!!
こりゃー、聞き損ねたわい!


トシさんが「多喜雄は70才とかなったら、勲章とか貰うなぁ」と言いました。
それを聞いた誰かが「君が代ならミチロウさんだって歌ってるよ」と言いました。
トシさんは「ミチロウは勲章貰わないなぁ」と言いました。


伊藤多喜雄さんが「君が代」を歌うのは、6月24日午前10時55分からNHKで放映されるそうです。
何となく、物凄く見たいと思います。

トシさんがっ!

2007-06-16 15:27:48 | Weblog
職場を定時に出そびれたので、アピアに電話をしてみたら満員だという。
ちょいと疲れた感じだったし、2時間近い立見は辛いかなと思い、行くのは止めよっと思ったんだが。
何故か渋谷に向かうのに乗り換える駅に立つ私がいたのであった。
いいや、行っちゃえ!とアピアに行ったら、ライブは始まっていて立見だった。

福島泰樹 短歌絶叫コンサート
2daysの2日目。
この日のバックはマサさんとトシさん。
前日は、アラちゃんの日にライブがあったピアノの島田篤さんと、関西ツアーの時お世話になった岸田さんがドラムだった。やっぱり定時に出そびれて、きっしゃんのミュージシャン姿は今度にお預けに。

先週の木曜か金曜の朝、NHKラジオに福島さんは出ていて、この日のコンサートの事を言っていた。さすがNHK、渋谷でコンサートがあるとは言うのだが‘アピア’とは言わなんだ。
その時、中原中也の「サーカス」を朗読していて、あら素敵な声!と思い、、、
以前から興味があった人ではある。若い女性ピアニストにショパンを弾かせ、それをバックに短歌絶叫というライブをアピアでやってて、それを見損ねていた。
それはどちらかというと、福島さんというより、あのアピアのピアノでショパンとは!って興味だったんだけど。
いずれにしろ最近、ポエトリー指向の私としては、是非一度見なければと思っていた人なのであった。

いや、さすがの貫禄、存在感だった。音楽との絶妙なからみ加減!あれだけのミュージシャン達を背に放つ言葉は‘文字を声に出して読む事で、肉を持つ’という感じだ。
一部の最後、宮沢賢治とロシアの詩人の詩をからめた朗読は、‘妹の死を見つめる自分’と、これから戦場で‘死をむかえる自分’という‘死’を共通項に、ほとばしる‘生’を‘肉の声’であることによって‘伝える’圧巻のひとときだったと思う。
他人の詩を朗読する時、こういう形のオリジナリティの表現の仕方もあるのだと、非常に勉強にもなったし、詩の朗読でこれだけの感動を純粋に覚えたのは、始めてな気がする。

もう一つ感動がっ!
なんとあの、世界のドラマー石塚敏明がピアノを弾いたのだっ!
す、すごいわトシさん、ギターだけでなくってピアノまで弾けるなんてっ!
多分、そうそう見れるもんではないだろう。もうもう、立見でも何でもあれが見れたのは、本当に「行ってよかった」の一言である。

先日も別な事で思ったが、やはり足を使い身体を動かして得るものは大きい。
しいこちゃんもよく言ってた。
「来れば、何かあるよ」

うん、アピアに行けば、行っただけのことは何かある、必ず!