9月23日 独唱パンク × アピア40
アピアで歌っていたチバ大三が、10年前に‘アピアのブッキング、つまんねぇぞ!’と思って立ち上げたソロイベント‘独唱パンク’が(って本人がライブで言ったもん!笑)、アピア40とドッキングしてのこのイベントは、今回が2回目。
何か‘実り’を感じさせるライブだった。
真理
そんなイベントの趣旨なんぞどうでもよく、ただただ自分の世界を打ち出す真理ちゃんは、どんどんドスが効いてきた。
いいねぇ!
酒飲んであれこれしゃべると、あれこれ言うんだが(笑)、ライブにおいては全くブレがない。自分はこれしかできない、という潔い思い切りがブレを生じさせないのだ。
もう大人の女性ですが、このままスクスク伸びていって欲しい。
腹をくくった大人の力は、凄いんである!
サトチエ
一度アピアで歌わせたかったサトチエ。広いステージでノビノビと、気持ち良さ気に歌っていた。
彼女の歌は、聴いている者に幸せ感を与える。そして疲れをしらない子供のように力強い。
真理ちゃんの都会の地下世界の力と好対照。
例えば‘辛い’とか‘苦しい’という感情のラインがあったら、その下に潜り込むように感情の深海を泳ぐ真理ちゃんと、そのラインをなぞりながら生命感を噴き上げるチエちゃん。
このコントラストは素晴らしかった!
コピー夏山
以前から興味があったが、この夜、初見。
このタイミングで、また終演後、全体を通じて、彼の存在は絶妙に効果的であった。
まずは、その声の魅力にまいった!
久々だわぁ、聴き惚れる声に出会うのも♪
どうやらDJをするようなプロの方らしい。
お笑いにならない‘詩’の世界を追及しているようだ。
ふむ。私はもう一つ、邪悪なひねりが欲しいと思ったな。
お笑いにならないように、というより、お笑いを逆手に取るような、もっとブラックがキツい感じが醸し出せたら、声のレパートリーも活かせるだろうな。
チバ君が思わず言った‘ネタ’って言葉が、やはり的確だろう。
ネタを詩にしていけばいいんである。
なかなか興味深い人物と出会えた。
斎藤睦
並ぶと、店長レイクと風態が同じなので笑っちゃった。
二人で何かやったらどうかしら~?(笑)
アピアなんか俺は出ねえ、と言っていた睦さんのアピアのステージは、真摯で濃密でこの夜最高のボルテージ!
多分、いつもの自分のペースとは違う緊張感があったんじゃないかと思う。
それでいて、アピアにはあまりない空気感を放出していた。
彼が出るまでに実った。
彼も。アピアも。
そんな感じだったな。
彼が仕掛けたコール&レスポンズ(って言っていいのか…)、彼自身はちょっとやり切ることが出来なかったようだが、その後の出演者に引き継がれ、この日のライブの一体感を生み出していったのだ。
キクチヒロノブ
今、最高に油の乗ったバンド‘ホーミータイツ’の、ボーカルキクチの憧れの独パン。
ホーミータイツが成熟してきたが故に、彼のソロでの展開は難しいだろうが、私は「お~い、山田くん」が良かったと思う。
このライン、彼のソロでの特徴にしていったら面白いんじゃないかな。
私もさだまさしは昔から好きなんだけどね。さだまさしのシンプルさって参考にしていいと思う。キクチの音楽性の高さが、彼の特徴を妨げる可能性があると、実は危惧している。
バンドだと、メンバーのキャラの面白さと高い音楽性のギャップが活きるが、ソロでは案外シンプルな方が彼の歌が輝くような気がする。
何にしても発展途上。
白いスーツで頑張って欲しいのだ。
出て来た途端、結婚式に来た衣裳に違いないと思ったら、本当にそうだった。
ついでに黒いサングラスでもしたら?(笑)
チバ大三
そして、ここまで色んなものを実らせたチバ君のソロは、非常に落ち着いた大人な弾き叫びであったのだ。
しかし「グスク山」のサビは、叫び過ぎだな~。
非常に美しいコード進行と絶妙なメロディなのに、もったいないのである。
思わずピアノを弾きたくなっちゃうのだ。
それぞれの表現者の特徴を最大限に引き出す組合せ力は、今、彼の右に出る者はいないだろう。
今までの蓄積が、これからの大いなる実りに結びつく。
そんな展開をこれからも、いつまでも見せて欲しいのである。
そんなイベントに気持ち良くノックアウトされながら、自分のイベントに向かって力強く突き進む勇気をもらった。
もやもやする気持ちも浄化される。
人の真剣な姿は、醜い心を洗い流してくれる一番美しい水なのだ。
Mackyも頑張るのだ。
発展途上だもん!!
Macky’s House vol.5
函館くん・田中眞紀子 ツーマンライブ
開 演 PM19:00
料 金 前売2000円/当日2300円+ドリンク代
第1部 田中眞紀子(vo.p)ソロ
with 山崎怠雅(b)& ホンダリョウ(dr)
第2部 友情山脈 … 函館くん(vo.g)+フルエマサキ(dr)
with 田中眞紀子(p)
アピアで歌っていたチバ大三が、10年前に‘アピアのブッキング、つまんねぇぞ!’と思って立ち上げたソロイベント‘独唱パンク’が(って本人がライブで言ったもん!笑)、アピア40とドッキングしてのこのイベントは、今回が2回目。
何か‘実り’を感じさせるライブだった。
真理
そんなイベントの趣旨なんぞどうでもよく、ただただ自分の世界を打ち出す真理ちゃんは、どんどんドスが効いてきた。
いいねぇ!
酒飲んであれこれしゃべると、あれこれ言うんだが(笑)、ライブにおいては全くブレがない。自分はこれしかできない、という潔い思い切りがブレを生じさせないのだ。
もう大人の女性ですが、このままスクスク伸びていって欲しい。
腹をくくった大人の力は、凄いんである!
サトチエ
一度アピアで歌わせたかったサトチエ。広いステージでノビノビと、気持ち良さ気に歌っていた。
彼女の歌は、聴いている者に幸せ感を与える。そして疲れをしらない子供のように力強い。
真理ちゃんの都会の地下世界の力と好対照。
例えば‘辛い’とか‘苦しい’という感情のラインがあったら、その下に潜り込むように感情の深海を泳ぐ真理ちゃんと、そのラインをなぞりながら生命感を噴き上げるチエちゃん。
このコントラストは素晴らしかった!
コピー夏山
以前から興味があったが、この夜、初見。
このタイミングで、また終演後、全体を通じて、彼の存在は絶妙に効果的であった。
まずは、その声の魅力にまいった!
久々だわぁ、聴き惚れる声に出会うのも♪
どうやらDJをするようなプロの方らしい。
お笑いにならない‘詩’の世界を追及しているようだ。
ふむ。私はもう一つ、邪悪なひねりが欲しいと思ったな。
お笑いにならないように、というより、お笑いを逆手に取るような、もっとブラックがキツい感じが醸し出せたら、声のレパートリーも活かせるだろうな。
チバ君が思わず言った‘ネタ’って言葉が、やはり的確だろう。
ネタを詩にしていけばいいんである。
なかなか興味深い人物と出会えた。
斎藤睦
並ぶと、店長レイクと風態が同じなので笑っちゃった。
二人で何かやったらどうかしら~?(笑)
アピアなんか俺は出ねえ、と言っていた睦さんのアピアのステージは、真摯で濃密でこの夜最高のボルテージ!
多分、いつもの自分のペースとは違う緊張感があったんじゃないかと思う。
それでいて、アピアにはあまりない空気感を放出していた。
彼が出るまでに実った。
彼も。アピアも。
そんな感じだったな。
彼が仕掛けたコール&レスポンズ(って言っていいのか…)、彼自身はちょっとやり切ることが出来なかったようだが、その後の出演者に引き継がれ、この日のライブの一体感を生み出していったのだ。
キクチヒロノブ
今、最高に油の乗ったバンド‘ホーミータイツ’の、ボーカルキクチの憧れの独パン。
ホーミータイツが成熟してきたが故に、彼のソロでの展開は難しいだろうが、私は「お~い、山田くん」が良かったと思う。
このライン、彼のソロでの特徴にしていったら面白いんじゃないかな。
私もさだまさしは昔から好きなんだけどね。さだまさしのシンプルさって参考にしていいと思う。キクチの音楽性の高さが、彼の特徴を妨げる可能性があると、実は危惧している。
バンドだと、メンバーのキャラの面白さと高い音楽性のギャップが活きるが、ソロでは案外シンプルな方が彼の歌が輝くような気がする。
何にしても発展途上。
白いスーツで頑張って欲しいのだ。
出て来た途端、結婚式に来た衣裳に違いないと思ったら、本当にそうだった。
ついでに黒いサングラスでもしたら?(笑)
チバ大三
そして、ここまで色んなものを実らせたチバ君のソロは、非常に落ち着いた大人な弾き叫びであったのだ。
しかし「グスク山」のサビは、叫び過ぎだな~。
非常に美しいコード進行と絶妙なメロディなのに、もったいないのである。
思わずピアノを弾きたくなっちゃうのだ。
それぞれの表現者の特徴を最大限に引き出す組合せ力は、今、彼の右に出る者はいないだろう。
今までの蓄積が、これからの大いなる実りに結びつく。
そんな展開をこれからも、いつまでも見せて欲しいのである。
そんなイベントに気持ち良くノックアウトされながら、自分のイベントに向かって力強く突き進む勇気をもらった。
もやもやする気持ちも浄化される。
人の真剣な姿は、醜い心を洗い流してくれる一番美しい水なのだ。
Mackyも頑張るのだ。
発展途上だもん!!
Macky’s House vol.5
函館くん・田中眞紀子 ツーマンライブ
開 演 PM19:00
料 金 前売2000円/当日2300円+ドリンク代
第1部 田中眞紀子(vo.p)ソロ
with 山崎怠雅(b)& ホンダリョウ(dr)
第2部 友情山脈 … 函館くん(vo.g)+フルエマサキ(dr)
with 田中眞紀子(p)