田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

5月30日アピア

2008-05-31 00:37:14 | Weblog
田中眞紀子ライブ


<セットリスト>

1.Tシャツ
2.乙姫と白百合の記憶
3.セルリアンブルーの海
4.水花火
5.1分の魔法
6.素通り
7.朱になれ


ピンク系のチェックのスカート。
春の衣装で好きなんだけど、少し厚手なので暑いと着れないなぁと思っていたら、とても涼しくなったので着用。
ちょっと嬉しいかな。
このくらいの楽しみがないと…



‘気管支喘息を抑える薬’を昼前に服用。
声出しの為のスタジオの使用時間を短縮。一回しの練習に賭ける。
胸が圧迫される感じで、今一つ声は出ないが、無理は絶対禁物なので諦める。

リハでは、薬が切れ初めて、声が出だす。
本番前、薬が切れてしまい、咳が出だす。
何の事はない、結局‘精神力で咳を抑える’はめに。

咳込むことを恐れて、抑え気味に声を出し、何とか難を逃れる。
こんな状況は非常に苦痛で嫌だが、今後治した後(勿論治す気でいる)、この位の抑え方で歌うのが良い(かも?)という目安になるだろうと、超前向きに考える事にした。

パパに言わせると、声が出過ぎてるからコンプレッサーで抑えたんだとか。
本番中、随分声が出てるのでパパがサービスしてくれてるのかと思ったんだが(笑)、後で考えたら薬が切れてるんだから出てるばずな訳で。
もっと抑えてもいいのかも。
ピアノは、マイク3本立てて、パパご自慢の音になっているらしい。

聞きに来てくれた安野君に、物凄く良かったと絶賛されました。(笑)
田中さんの歌で泣くのは悔しいから我慢したとか、可愛くない事も言ってくれたがね。


並木君は、リハから爽やかで、エレキのロック野郎がすっかりフォーク兄ちゃんに様変わりしていた。今日でしばらく休むんだとか。
六九狂ヴィヴィアンちゃんは初めてアピアで観たが、最初に彼女を観た時思った通りアピアの方がステージ映えがする。
誰か彼女にストロークのやり方を教えてあげてぇ!せっかくカッコいいのに、あの右手はいかん!!
早川君は本番前に偏頭痛に襲われてしまったらしい。
お互い辛いよね。でも、いい新曲がたくさん出来てるね。



前の職場のM嬢。
この日退職だったのに来てくれた。
私の仕事を引き継いだ人も、先日すれちがった時、来月で辞めると言っていた。
少しずつ、風景は変わっていくんだろう。

ほとんどの場合、さよならなんて簡単だ。
さよならしない努力の方が、ずっと大変だ。
私のライブが、さよならにならない為の、小さな結び目になっている。

かなり嬉しいかな。
このくらいの喜びがないと…

ね。

正直、前の晩はやりたくなくて逃げ出したい位だった。
終わってみれば、、、
良かったかな!
みんな、ありがとう!

続・結局

2008-05-29 00:45:18 | Weblog
こういうのも闘いなのであろうか。


その2種類の薬のカラー写真付き説明書に、カプセルの薬の効能として`アレルギー性鼻炎の薬です’と`気管支喘息を抑える薬です’とが列記されている。
同じ薬で治療するということは、アレルギー性鼻炎と気管支喘息は同じものということかぁ。
実際の私をご存じの方なら皆さんご存じであろうが、私は一年中ティッシュ無しでは生きていけない人間で、前の職場では私専用の高級ティッシュBOXを常時用意しており、例えば強盗になど襲われて猿ぐつわなどはめられたら、強盗さんに私を殺す気が無くてもきっと私は死んでしまって`強盗殺人’になってしまうような鼻炎の持ち主なのである。

その私が、この2日間、ほとんど鼻をかんでいない。
ここのところ毎日続いていた、10分くらい咳込むのが止まらない発作のようなのもピタリと無くなったが、鼻水も止まったのだ。

しかし。
くしゃみも出ない、鼻水も出ない、咳も出ないが、声も出ないのである。

どうも、もう一つの錠剤のせいらしい。
`気管支を拡げる薬です’及び`呼吸を楽にする薬です’と効能が書いてあるが、どう考えても呼吸が苦しいのだ。この感覚をして`楽’とは、どうあっても言い難い。
病院に行った夜に一粒、翌日に一粒飲んでみたが、2回とも胸が圧迫される感じでしんどくなってしまい、しかも2回目に飲んだ後、数時間後に歌の練習をしたら、全く声のコントロールがきかないではないか!
こんな`副作用’は、私にはあってはならないのである。
2錠飲めと言われたが、1錠でこんだけしんどいのに2錠なら楽になるとは思えないのであり、従って、この錠剤は`却下’することにした。

アンダーソンのたばこじゃないが(笑)、薬を全部飲んだことにしちゃおうかと思っていたが、これは`闘う’べきだろう。
歌うのに咳き込むのが嫌だから病院に行ったのに、薬飲んで、より一層歌えなくなったら全然意味がないではないか。だから病院は嫌いだってのよっ!

医者と闘うのはしんどいよなぁ…
まぁこの、薬を飲んだ状態は日常生活には支障はない程度であろうし、日常的に歌を歌うことなど、お医者さんは前提にしていないだろうからなぁ。

と愚痴るため息も息苦しいが、久しぶりの私のアピアライブ、久しぶりに`ライブ直前に精神力で咳を止める’必要がなさそうな(笑)ステージを、楽しみたいと思います。
楽しめるように願いつつ、やっかいな`薬’との闘いを今も模索している私。


5月30日(金)渋谷アピア
  田中眞紀子ライブ
    開 演  PM6:50
    料 金  前売1300円/当日1500円;ドリンク代
    競 演  早川理史・六九狂ヴィヴィアン・並木一欣


お待ちしています。


結局

2008-05-26 14:36:38 | Weblog
軽い喘息らしい。

この辺じゃ一番でかい総合病院の‘院長’なるおじいさん先生に診て‘頂いた’のであるが、人の話は最後まで聞かないわ、薬の名前はド忘れするるわ、薬局に処方箋を渡したら、薬の分量みたいなのが書いてないわ…
別に‘院長’先生にわざわざ診て‘頂こう’としたのではなく、偶然当たっただけなのだが、大体こういう場合、院長先生に診て頂いたなんてよかったじゃないのー、とかって言われるんだが、いいんか?これで!

来週、呼吸器科の専門の先生に、今後の治療方針を相談せよとのお達しなので(院長さんは内科ね)、相談するともっ!


今日は暑いな。


やだなぁ…

その結果

2008-05-24 04:22:09 | Weblog
その1

また録音で泣きを見る。
何曲でも録れるだけ録ろうと始めたが、2曲しかできなんだ。
私の実力では、カワカミさんの理想には対応できないのである。
色んな意味で…

カワカミさんは長年続けた店を解体中。
道楽だからな、と笑っていたが、育み慈しんできた店を自分の手で解体するのは、さぞや残念だろうと思うが…
どちらかというと、録音とかの方が道楽だと、私は思うが…

一方で壊し、一方で創る。
表現者の性。



その2

解体作業の為カワカミさんは帰宅。
私はアピアへ。アンダーソンに会う。
バンドのメンバーに30分後に別々に会うのも変な感じだ(笑)。
サトチエちゃんも一緒。ライブの後に前橋の私のソロとユニットの音源を貰う。
チエちゃんは、お掃除中に私の音源をかけているんだそうで。
嬉しいんだか恥ずかしいんだか…(笑)

アンちゃんは、前橋の時のノビノビ具合とは打って変わって、緊張しちゃっていて可愛いのであった。
1曲目の「ラブソング」は初めて聴く。コードの間違いを鋭く指摘してあげた(笑)。
今ある自分で挑むと、前にこの日に向けての抱負を語っていたが、緊張しちゃって可愛いのではあるが、この人の曲の`ねじれ’は、歌っている時の本人に硬さがあると活きないと思った。
かと言って、COOL FOOLの時くらいゆるんでしまうと、日常に埋もれてしまうというか…
3月のライブの時くらいの、適度な緊張と適度な度胸のある状態が、本人のキャラと曲の性質が合致して、最高に効果があるようだ。
まぁ、こればかりは仕方がないね。(笑)
てか、`適度の緊張と度胸’がベストなのは、誰しも同じだぁねぇ。
しかしながら、やはりこの人のねじれ方は、大変眞紀子好みなのである。

ちょっと浜崎あゆみ似の優子豆。
`ゆうこ・びーんず’と読むんだそうだ。
`ゆうこまめ’とは何だ?と思っていたが、`まめ’が`ビーンズ’になった途端、やたらカッコよく聞こえるんだわ。(笑)
大きく波打つギターに、健やかな歌声が伸びやかに乗って、やや毒のあるアンダーソンの後を、柔らかにたゆたう空気に変えて行った。
MCの語り口が優しくて、羨ましく思った。
わかりやすいが、丁寧に言葉を連ねた詩感が好印象。
`ゆうこまめ’って呼ばれてますと、ライブの後にかわいい声で言っていた。

火取ゆきのライブは、ここのところの中では、出色の出来ではなかったか。
前半、オリジナルと友川作品で5曲のソロ。「水には映らない」が聴けた。
`タンポポの葉じゃ、だめだってば!’
4月にカワカミユニットとブッキングした時は、3曲のソロが適度な緊張感で非常に効いていて、バックが入って来た時ゆるんでしまった印象があったのだが、今回はバックが入っても全くゆるまず、それどころか涙をポロポロこぼしながら完全に世界に入り込んでいた。しかもライブが終わるまで一度もギターを放さなかった。
「海へ」も「祈り」も火取ゆきのギターがリードしていた。「海へ」は彼女がギターを弾いて歌ったのは初めてではないかしら?
叫ぶでもなく激しく動くでもない、火取ゆきの静かな気迫にステージは巻き込まれ、トシさんのドラムはスパークし、小池さんのギターはしいこちゃんの危ういギターをしっかり支えていた。
6月の初旬に岩手で3時間のワンマンをやる為の準備であり、そしてやはり、らいバンドの姫田氏のことがあったからという。
アンコールの「ワルツ」。フルコーラスを二回しくらい歌ってたんじゃないだろうか。
いつまでも歌っていたかったんだ。
`歌うこと’が`できること’だから。

火取ゆきのユニットが始まってしばらくしてから、ギターを弾かないで手ぶらで歌ったらというような話をした事がある。
ギターが好きだから放したくないと言っていたけれど、小池さんの曲の効果もあってか、次第にギターを放して歌うようになっていった。
それは確実にしいこちゃんを大きくした。
今は、一人でやったらと話したりする。
今日、ギターを放さずステージをリードしたしいこちゃんを見て、またこの人は大きくなるなと感じた。

一度創ったものを、また壊す。
表現者の性。












お約束

2008-05-23 00:53:13 | Weblog
そうやって、やる気が起きない時のお約束。


[ まずはライブ告知をする。]

5月30日(金)渋谷アピア
  田中眞紀子ライブ
    開 演  PM6:50
    料 金  前売1300円/当日1500円+ドリンク代
    競 演  早川理史・六九狂ヴィヴィアン・並木一欣



[ 次に誰かのライブを見に行く。]

明日(てか今日の夜)、火取ゆきとアンダーソンのアピア。
アンちゃんの`おっぱい星人’が、どこまで火取ゆきに食い込めるか?



[ 更にユニットの録音がある。]

明日(てか今日の昼)、実は1月の初旬以来録音をしていない。
また、ベソをかく可能性大。



[ 後悔をしない。]

大好きな事で、後悔をしない。


咳にも治ってもらうよ。
月曜日にやっつけに行く。
歌う時に、脅えるのは嫌なんだ。





腑抜けている理由、もう一つ

2008-05-22 01:17:16 | Weblog
前橋から帰り、日曜日中はゴロゴロし、夜中にパソコンに向かい、各人の日記をチェックし、、、

その訃報を知る。

坂井ライ氏率いるLy Bandのベーシスト、姫田尊洋氏。
ヒメちゃんと呼ばれていた、赤ちゃんみたいな可愛い顔の青年だ。
交通事故であったらしい。

ライさんは、4月にCDを発売したばかり。
親しい友人を二人も亡くして、CDを作る決意をし、勿論姫田氏も参加していた。
完成した途端、この悲劇。

神様、それはないよ。

先日、確か竹内紀さんのライブに来ていて、可愛い笑顔をチラリと見たと思う。
彼と私は`知り合い’ではないけれど。
彼の、本当に音楽が好きで好きでたまらないのが身体中から沸き立っているステージ姿は、一度見たら忘れない。

一緒に音を合わせて、音楽時間、音楽空間を共につくり上げてきた人の死とは、いかなる慟哭か。
ついさっき、音を合わせた感覚が蘇って、膝が萎えた。


神様、それはないよ。
それはないよ。
それはない。


ライさんの傷心を、思っています。
ヒメちゃんの、可愛い笑顔を、思っています。

そんな事しか言えない、できない私を、



腑抜けている

2008-05-21 02:50:01 | Weblog
やっと、少し人らしくなりました。
特にキツかったのは、月曜日。
朦朧としながら職場に行き、朦朧としながら仕事をし、朦朧としながら帰宅し、、、
帰って即、気絶。
火曜日は`人が多いから、あまり来ないで’という日なのでお休みを頂いており、台風でもあった為、助かったなぁ。月曜も家に着いた途端、暴風が吹き出したのだった。


5月17日(土)前橋COOLFOOL


 田中眞紀子ソロ セットリスト
    1.Tシャツ
    2.乙姫と白百合の記憶
    3.セルリアンブルーの海
    4.水花火
    5.1分の魔法
    6.素通り
    7.朱になれ
   アンコール
     はしばみ色の恋
      


 カワカミアラタ with 田中眞紀子&アンダーソン
    1.いくつもの夜
    2.インスタント
    3.グラビア
    4.赤い観覧車
    5.春の残酷
   アンコール
     夜のキリン
     シュクラム
     虚飾のプライド
     逆さ屏風


で、やっとライブレポでも書くかという気になった訳で。

リハは楽しかったなぁ。私の曲に楽器を合わせて貰ったりしてさ。
そのうち、ホントにやってもらお!!

それにしても、この`咳’問題は深刻なのである。
なんかさ、わざと咳してるみたいな、嫌な咳。
今もケンケン&時々ヒィ~ピ~。
いい加減に(意地を張るのも)しろと家人に言われ、まぁ、どっちかっていうと心配してるというよりゃ、うるさいってことらしいが、来週病院に行くことにしましたよ。
病院、嫌いなのよ。
この前もしょうがないから行ったんだが、拷問みたいな検査されて家に帰って寝込んじゃったわよっ!
んで、結果は`ほっておけ’だってよっっ!!
治せってんだよっっっ!!!

あれ、前にも書いたっけか?


自分のリハ中、咳が襲いそうになると集中力が切れるので、仕方なく歌詞を書き出して本番にのぞむ。
今後はこういう事も続くかもしれないから、自分の歌詞カード作って持ち歩こうと思ったね。咳にストレスが関係してるっぽいので、ストレス軽減にはかなり役立つ。無理な闘いを自らに挑んでも、なんとなく何の意味もない感じだからだ、これに関しては…
「Tシャツ」でそれは役立ってくれた。歌詞が何度も飛びそになりオタオタしたけど、この日のライブの失敗は全てこれに集約させた感じで、その後は歌詞カードは必要なかった。
「素通り」でピアノが一瞬ガタガタっと来たけど歌の集中力は切れず、前回の大ポカに比べれば、まともにやれたと言っていいだろう。


辛かったのはユニットの方だ。
リハとまるで音のバランスが違う。リズムを合わせようにも聞こえなければ合わせられないのであって。
アップライトベースでの初めてのライブとなった訳だが、楽器の特性やらそれと機材との兼ね合いやら、こういうバンド形態の経験のない私としては`知らなかった’事が多く、そういう意味では何でもやってみるべきで経験になったと思う。
アンコール後はアライコウジ氏が参加して、まぁユニットのライブを通して滅茶苦茶だったんだけど(笑)、それはそれで楽しいのであった。
アピアでは、こりゃあできんね!(笑)
本編で新曲ばかり用意していた上、音のバランスに気を取られていたので、歌うという意味でカワカミさんはまるで納得がいかなかったらしく、アンコールでたっぷり`歌える’歌を歌っていて、多少は納得できたのかしら?
そんな彼の葛藤の後ろで、私とコウちゃんは楽しく「逆さ屏風」のコーラスを(笑)。一節歌うごとにコウちゃんはニコニコしながら私を振り向くんである。
ニコニコしながら歌う歌詞ではないのであるが…(笑)


この日の出演者
  河合良信
  アライコウジ(飛び入り)
  佑樹
  田中眞紀子
  AC(アゼチ)
  カワカミアラタ with 田中眞紀子&アンダーソン
  サトチエ(飛び入り)
  アンダーソン(飛び入り)

「私が前橋に行くんなら、アライコウジを出せ」と強引に飛び入らせたのがコウちゃんで、意気に感じてくれた(?笑)コウちゃんは迫力満点の3曲を披露してくれた。この日の出演者中一番暴れていたのが彼である。
なるほど川上テルヒサと義兄弟の仲であるというのは納得がいった。(笑)
骨太の歌詞はかなり眞紀子さん好みである。
東京に修行にいらっしゃい!

東京に修行に来ている河合良信君は、素直な力強い歌がこちらも素直に受け止められる、清潔な魅力のある若者だった。
デビットボウイは年を取らない。
拍手!!

佑樹君は、私の出番前で聴けず。ごめんなさい。
アゼチ君はセンスのある曲作り。この日の出演者の中で一番都会的ではなかったか?(笑)CBSドキュメントを見て作った曲(黒いダイアモンド、だったか?)が印象的。ラストの曲にお客さんがハモっていて、地元の暖かさみたいなのがいいなぁと思った。

我々の出番が終わってから、急にサトチエが飛び入りしてくれて、「今度はサトチエを出せ」と言うつもりであった私は超ラッキー&満足。
噂には聞いていたが、素晴らしい!!
独特の視点を持つ歌詞を、迷いなき強さと繊細さが同居する声で奏でられれば、この日の疲労は吹っ飛んでしまうというもの。
1時間くらい浸っていたかったわぁ。
彼女の珠玉の3曲の後に出てきたのが、アンダーソンの「おっぱい星人」。(笑)
チエちゃんには`癒され’たのだけど、アンちゃんにはこの日の緊張を全て取っ払われて、脱力されてしまいました。
結局「海がない」と「ヤクルトレディ」を一緒に口ずさむ羽目に。
そういえば出がけに、母に「どうして群馬に海がない~、に行くの?」と言われたのを思い出した。



とにもかくにも、身内的オールスターズなライブで、満腹な前橋の夜であった。
お約束のジョイフルで、帰り道に向けての腹ごしらえ。
もっとお話ししていたかったのだけど、例の不発弾処理の為電車が止まってしまう前に帰り着きたかったので、始発で前橋を出発。
前回のように群馬ドライブなどの感動はなかったが、途中の車窓から、高圧電線の森みたいな物凄い光景を見た。東京にはない風景だ。
熊谷を過ぎると急にビルが増え、都会的になってしまい、途端に疲労感に襲われた。
それでも新宿の高層ビル群が、私の故郷なのである。





     

久しぶりに

2008-05-16 07:31:41 | Weblog
本当に久しぶりに、自分の歌を歌う気がする。
いい加減、自分のやりたい!と思っていたので(笑)、まぁ、ちょうどいいと言えばちょうどいい、かな?
遠いけど…


5月17日(土)前橋COOLFOOL(TEL 027-237-1655)
   田中眞紀子ソロ
   カワカミアラタ with 田中眞紀子&アンダーソン
      開 演  PM9:00
      料 金  400円+ドリンク代
      競 演  河合良信・佑樹・AC(アゼチ)


競演の河合良信さんという方は、福井の人でアピアにも出ている。
実は14日に出ていて、いたずらマニアちゃんとの競演だったので、アピアの夜の部と、その後にライブ22のテケタをダブルで観戦するという壮大な計画を練っていたのだが、↑のライブの準備が間に合わず、あえなく断念。
マニアちゃん、タケちゃん、ごめんよ~!

今回のカワカミユニットは、ジャンプナンバーばかりなので、コーラス付きだと息切れするのである。
自分の、先にやりたいなぁ。。。


ところで、ここのところ我が家のインターネットが、やたら繋がらないのであります。
パソコンの前で、虚しく正座するばかりだったり…
今、繋がってるので、ここぞとばかり!(笑)

コメントのお返事とか、遅くなったりするかもなので、お許し下さいませね。




寒いぃ…

2008-05-13 18:12:41 | Weblog
なんなのぉっ、この寒さっっ!
意地でも冬物をひっぱり出さない苦労が耐えない日々。
苦労は大袈裟ですね。
工夫くらいなもんですがね。


眞紀子さんは疲れている。
3月ほどじゃないが、ライブ続きなんである。
しかも今週末、前橋行きが控えている。ユニットと自分ソロのダブル。
アンちゃんには悪いが、遠いと思うだけでくたびれるわ、ダブルと思うだけでヘトヘトだわ、、、
仕事は果てしなく退屈なだけだったが、急に‘本来やるべき’仕事の資料を(130ページ!)渡されで、暇疲れてからは解放されたが、本疲れ状態。
故にストレスが溜まる。

で、靴を買ってしまった。
どちらかというと、あまり用のない、綺麗目なパンプス♪

普段に履いてもいいけど、別に必要ないというか…
かと言ってライブで履くにはヒールが低いし。
用途としては中途半端。
つまり贅沢をしてみたのである。
結構なお値段だし。

年喰って金がかかる物の一つが靴だ。
安物で足が痛くなるような靴は、もう全く駄目になったな。
昔は安物の8センチヒールで、全力疾走してたのになー(笑)。

で、今日履こう、明日履こうと思うそばから雨が降る。
もちろん雨の日に対応出来る代物ではない。
故に、尚更ストレスが溜まる。

寒い!

2008-05-11 04:32:29 | Weblog
冷たい雨がそぼ降る。
へんな咳が、目覚めとともに押し寄せる。
頑張って体質改善してきたのに、またどっか改悪しちゃったんかな。

栄東さんとの9年目が終わる。
出会った頃はまだまだ引きこもり真っ最中(笑)の上、ど素人もいいとこだったが、さすがに10年近い年月頑張ってきただけの事はあったようで、
「田中さんは、今が一番、(ミュージシャンとしての)気力体力が充実しているはず」と、ライブ後、栄東さんからお褒めの言葉のようなもの(笑)を頂いた。

初めて`楽しんだ’気がする。
栄東さんとのステージを、である。
昨年からこっち、いろんな人のサポートを自ら志願してやらせてもらってきた理由の、大きなものの一つに、栄東対策があった。
栄東さんとのライブだけ、楽しくなかったからだ。
いつも、なにかが苦しいばっかりで。
私が初めてサポートしたのが栄東さんなのだが、この人とのステージだけは、越えられない壁がいつまでも頑として有り続けていた。

1月に、随分楽になった気がしたが、今回は自分の中にある種の余裕が感じられた。ステージの上でだ。
そりゃあね。3月から伴ちゃん、アラちゃん、佐渡山さんと、立て続けにサポートしててさ、こんだけやってて何の成果もなきゃ、そりゃあ困るってもんだよね。
お陰で、やっと9年がかりで一つの壁を越えられた気がする。
しかもそれは、物凄くあっけないものだった。
あっけなくて、何か、がっかりしている私がいる。

勿論、余裕だの壁越えだのが、錯覚である可能性は高いので、油断することなく精進するのみではある。
9月から、栄東さんとの10年目が始まる。

壁とは、一部は、自分の中に自分で作り上げたものであったりする訳でね。
そんな壁、越えるのに10年もかかっておいて、がっかりするこたぁないのであるよ、私!(笑)


5月9日アピアもまた、バラエティに富みまくった面白いライブだった。
朱音さんは、夜の新宿歌舞伎町の女系。広い声域と毒のある歌詞が持ち味。
THE KING BEATSは、佐渡山バンドのギター鈴木穣さんを思い出しちゃう感じのロック系(ユタさん、お元気かしら~?)で、アコギのお兄さんとエレキのお兄さんとパワフル歌唱の女の子。
上間常弘君は。アピアの阪本正義さんと`たま’をくっつけてパワフルにしたような。脱力感とパワーが同居する感じは独特。

栄東さんのライブでは、邦楽旋律を取り入れた、この日一番彼が力を入れていた曲が秀逸であったように思う。彼の野太く響く低音に酔いしれてしまう。しかもこの曲、途中でフォークチックに展開し、この`抜き’のテクニックには脱帽である。
今やっとかんとならんこと。それがこの日の彼のテーマで、この曲の内容も、それから持ってきたギターの音も。1960年代に作られた`ギブソンのハミングバード’っていうのらしく(あってる?間違ってる?笑)、マスターも今一番の名器だろうと言っていた。低音の箱鳴り具合が、素人の私でも違うのがはっきりわかる。
アンコールの「風の声が聞こえるかい?」という新曲も、どっちかって言うとこっちのピアノ弾かせてよって感じで(笑)、途中の語りの中の、
「最近、大人の人の声が、子供みたいに聞こえる。小さい子供を連れているお父さん、お母さんの声が子供みたいなのだ。僕はそれが何故か悲しいのです。」
という言葉が、強烈に響いた。
正に金沢栄東ならではの感覚であり、鋭く世情を捉えていた。

ギターが重いので、今日、もう雨が降るかも、という栄東さんの天気予報は当たり、帰り際に雨が降り出した。