毎週ツアーというアホな予定を決行中の3月。
楽しい!
けど疲れる~。。
けど楽しい~♪
3月4日(水)京都SILVER WINGS
毎年3月と11月に通っている京都であるが、世話になっている登山氏がSILVER WINGSを退職してしまった。
残念だなぁ、と思っていたが、案外面白い展開になるかもしれない予感。
数年前、この店で共演したカーマスートラという女子バンドがいて、関西女子は強い!と感心したものだが、今回の出演者と親しいらしく、私の名前もあったので、バンドの4人のうち3人が来てくれたのである。
彼女たちのステージは、その服はどこで買ったのかというくらいド派手な衣装だったから、客席にいるのをしばらく気が付かなかったのだが、この日の出演者のMCでカーマスートラが来ているとコメントしてくれたので、再会というか改めてお知り合いになれた。
この店でライブをやりだしてから、初めてじゃないかな、これだけ和気あいあい
な打ち上げに参加できたのは!
ただ最後の方はライブカラオケ状態になっちゃったので、ちょっとついて行けずお暇したが、11月にはカーマスートラさんと大阪→京都とご一緒し、来年には東京にお招きする方向で進める話になったので、大変楽しみなのである。
翌晩、登山君と会って、退職の経緯など色々話をした。私は関西でもう少し展開したいし、登山君は仕事やバンドを含め、かなり頻繁に東京に来るらしい。
むしろ今までより濃厚な関係が築けるかもしれない。
なんか夢が広がっちゃうのだ。
さて、京都は半分以上観光目的であるから、今回もたっぷり2日間、京都を堪能した。
特に今回はリベンジシリーズとして、前回不発に終わった観光地を再訪。
まずは北野天満宮の梅!
前回訪れた時は満開の時期だったのに大変寒い年で、ほぼ1本しか咲いていないという残念な事態であった。
今回はお陰様で見ごろにどんぴしゃり! 香しい春の始まりを満喫した。
が、しかし。
梅林の半分が何か改装(?)中で、お茶とお菓子を頂けるのだが、すぐお茶の時間になってしまって、ちょっとつまらないのであった。
京都は、いつも何か工事してるんだよな~。
そして、工事といえば宇治の平等院。
10円玉の裏面で有名なお寺だが、前回訪れた時は、風に揺れるシートの中にそれこそ何にもないくらいの全面大修理中でがっかりしたのだ。
それでもお庭のたたずまいや展示物が素晴らしく、それなりに満足できたのである。
ついでに宇治川も盛大な護岸工事中であった。
今回は念願の10円玉裏面、美しい鳳凰堂を拝むことができた。
創建当時の色を再現したという、品の良い渋い朱が素晴らしい。
前回訪れた時に、ミュージアムで心惹かれた本尊阿弥陀如来座像の後ろに舞い飛ぶ、五十二体の雲中供養菩薩像。
供養飛天とも言われているそうで、これについて少々語りたいのである。
案内書によると、「すべて雲に乗った仏像で、ヒノキの一木彫り、座像で40センチ、立像で87センチ程度の大きさ。琴、琵琶、鼓、鉦鼓、横笛、笙、大太鼓などの楽器、舞うもの、合掌するものと様々で、仏師定朝と一門の作」とのこと。
ミュージアムではかなり間近にこの像を見れるのだが、良いのよ、これが!
楽器を奏でるミュージシャン、衣装を風に乗せて舞い踊るダンサー、合掌して念仏を唱えるのはシンガーというところかしら。
やっぱりミュージシャンに興味持っちゃうんだけどね。
ミュージシャン達の顔がね、例えば横笛を吹いていたり、琵琶を弾いてたりする仏像の顔がね、今、私がステージで見るミュージシャンと同じ顔してんのよ。
ギター弾いたりフルート吹いたりしてる顔と、全く同じ顔なのよ。
最初見た時は、そりゃあ感動したねぇ。
今回なんて、図録なんか買ってしまったわ♪
このお寺が創建されたのが1053年だっていうから、もう古今東西、音楽を奏でる人の顔って同じなんだね。
同じだって事と、仏師がそれをちゃんと写し取って作っているっていうのが凄い感動よ。
この仏像たち、当たり前といえば当たり前なんだけど、裏も表も抜かりなく作られているので、角度の良し悪しがある。
横笛ミュージシャンの図録の写真が気に入らなくてポストカードまで買ってしまった。
そうそう、観音菩薩像が三体展示されていて、真ん中の菩薩像が何というか艶めかしくて素敵!って思ったが、ポストカード売り場に『京都のイケメン仏像3位』って書いてあって、これも買ってしまった。
散財である。
その後、東寺も訪れたのであるが、講堂に像に乗った菩薩像があら素敵!って思ったら、これが1位なんだそうだ。
私は仏像のイケメンランキングなど全く知らなかったのに素敵!って思ったのだから、表現方法がイケメンとか素敵というのがどうであれ、古今問わず人の心を弾きつける強い力が仏像からあふれ出ているんだろう。
人々の幸福を祈る阿弥陀如来の周りを、歌い踊る雲中供養菩薩像。
いつの時代も、幸福の祈りの隣に音楽があるのだ。
自分のやっていることに、少し自信が持てた。
さぁ、今夜は小川屋の最終企画に参加します。
小川屋に思いをはせながら、行けないことを残念に思っている仲間のミュージシャンたちの思いもしっかり抱えて歌ってきます。
私は23時35分から。
もう1泊して、2日目も見ちゃいます!
楽しい!
けど疲れる~。。
けど楽しい~♪
3月4日(水)京都SILVER WINGS
毎年3月と11月に通っている京都であるが、世話になっている登山氏がSILVER WINGSを退職してしまった。
残念だなぁ、と思っていたが、案外面白い展開になるかもしれない予感。
数年前、この店で共演したカーマスートラという女子バンドがいて、関西女子は強い!と感心したものだが、今回の出演者と親しいらしく、私の名前もあったので、バンドの4人のうち3人が来てくれたのである。
彼女たちのステージは、その服はどこで買ったのかというくらいド派手な衣装だったから、客席にいるのをしばらく気が付かなかったのだが、この日の出演者のMCでカーマスートラが来ているとコメントしてくれたので、再会というか改めてお知り合いになれた。
この店でライブをやりだしてから、初めてじゃないかな、これだけ和気あいあい
な打ち上げに参加できたのは!
ただ最後の方はライブカラオケ状態になっちゃったので、ちょっとついて行けずお暇したが、11月にはカーマスートラさんと大阪→京都とご一緒し、来年には東京にお招きする方向で進める話になったので、大変楽しみなのである。
翌晩、登山君と会って、退職の経緯など色々話をした。私は関西でもう少し展開したいし、登山君は仕事やバンドを含め、かなり頻繁に東京に来るらしい。
むしろ今までより濃厚な関係が築けるかもしれない。
なんか夢が広がっちゃうのだ。
さて、京都は半分以上観光目的であるから、今回もたっぷり2日間、京都を堪能した。
特に今回はリベンジシリーズとして、前回不発に終わった観光地を再訪。
まずは北野天満宮の梅!
前回訪れた時は満開の時期だったのに大変寒い年で、ほぼ1本しか咲いていないという残念な事態であった。
今回はお陰様で見ごろにどんぴしゃり! 香しい春の始まりを満喫した。
が、しかし。
梅林の半分が何か改装(?)中で、お茶とお菓子を頂けるのだが、すぐお茶の時間になってしまって、ちょっとつまらないのであった。
京都は、いつも何か工事してるんだよな~。
そして、工事といえば宇治の平等院。
10円玉の裏面で有名なお寺だが、前回訪れた時は、風に揺れるシートの中にそれこそ何にもないくらいの全面大修理中でがっかりしたのだ。
それでもお庭のたたずまいや展示物が素晴らしく、それなりに満足できたのである。
ついでに宇治川も盛大な護岸工事中であった。
今回は念願の10円玉裏面、美しい鳳凰堂を拝むことができた。
創建当時の色を再現したという、品の良い渋い朱が素晴らしい。
前回訪れた時に、ミュージアムで心惹かれた本尊阿弥陀如来座像の後ろに舞い飛ぶ、五十二体の雲中供養菩薩像。
供養飛天とも言われているそうで、これについて少々語りたいのである。
案内書によると、「すべて雲に乗った仏像で、ヒノキの一木彫り、座像で40センチ、立像で87センチ程度の大きさ。琴、琵琶、鼓、鉦鼓、横笛、笙、大太鼓などの楽器、舞うもの、合掌するものと様々で、仏師定朝と一門の作」とのこと。
ミュージアムではかなり間近にこの像を見れるのだが、良いのよ、これが!
楽器を奏でるミュージシャン、衣装を風に乗せて舞い踊るダンサー、合掌して念仏を唱えるのはシンガーというところかしら。
やっぱりミュージシャンに興味持っちゃうんだけどね。
ミュージシャン達の顔がね、例えば横笛を吹いていたり、琵琶を弾いてたりする仏像の顔がね、今、私がステージで見るミュージシャンと同じ顔してんのよ。
ギター弾いたりフルート吹いたりしてる顔と、全く同じ顔なのよ。
最初見た時は、そりゃあ感動したねぇ。
今回なんて、図録なんか買ってしまったわ♪
このお寺が創建されたのが1053年だっていうから、もう古今東西、音楽を奏でる人の顔って同じなんだね。
同じだって事と、仏師がそれをちゃんと写し取って作っているっていうのが凄い感動よ。
この仏像たち、当たり前といえば当たり前なんだけど、裏も表も抜かりなく作られているので、角度の良し悪しがある。
横笛ミュージシャンの図録の写真が気に入らなくてポストカードまで買ってしまった。
そうそう、観音菩薩像が三体展示されていて、真ん中の菩薩像が何というか艶めかしくて素敵!って思ったが、ポストカード売り場に『京都のイケメン仏像3位』って書いてあって、これも買ってしまった。
散財である。
その後、東寺も訪れたのであるが、講堂に像に乗った菩薩像があら素敵!って思ったら、これが1位なんだそうだ。
私は仏像のイケメンランキングなど全く知らなかったのに素敵!って思ったのだから、表現方法がイケメンとか素敵というのがどうであれ、古今問わず人の心を弾きつける強い力が仏像からあふれ出ているんだろう。
人々の幸福を祈る阿弥陀如来の周りを、歌い踊る雲中供養菩薩像。
いつの時代も、幸福の祈りの隣に音楽があるのだ。
自分のやっていることに、少し自信が持てた。
さぁ、今夜は小川屋の最終企画に参加します。
小川屋に思いをはせながら、行けないことを残念に思っている仲間のミュージシャンたちの思いもしっかり抱えて歌ってきます。
私は23時35分から。
もう1泊して、2日目も見ちゃいます!