田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

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6月6日アピア

2007-06-08 12:19:50 | Weblog
れいや

何だかリハから元気ないなぁと思っていたが、三日前に友達を亡くしたんだそうだ。
そういうこともあってか、歌を抱き締めるように歌っていて、染み入るようだった。
私が終わった時、「ねーさんの聴いて元気でました」と言ってくれた。
よかった。
遺された者は生きるのみ。



和美

職場で嫌な思いをしたらしく、それを全力でぶつけてきていて、そりゃあハジケまくっていた。
今まで見た和美ちゃんの中で一番よかったかも。
打ち上げでもマスターに「本気だった」と褒められていた。
本番の和美ちゃんを見て、職場で難有りの私は、負けるもんかと気合いが入ったのだった。
打ち上げで、皆が帰った後も二人で話した。
話の内容的には全くかみ合わないにもかかわらず、お互いに深く理解しあう私達なのであった。



てらし優一郎

この人のリハを見て、あぁ私の居場所はここ!と思ったのだ。
何というのか、この風景というのか、マイクに対する向かい方というのか。
そして彼から流れる馴染みの歌。
「何十年も夢の中」
そうだな。ステージは見る方もやる方も夢みたいなもんだから。
物凄いエネルギーを傾けた現実逃避を、これから自分に強いるのだ。
同じ歌から、今自分が置かれている状態によって、全然違うものが沸き上がるんだなと、面白かった。



田中眞紀子

<セットリスト>
1.夜の時代
2.ハルノジダイ
3.踏み絵
4.平和の国のNEEDS
5.Tシャツ
6.素通り
7.朱になれ!

アンコール
死んじまいたい


先月のワンマンよりはマシではあったが、何となく最後まで落ち着かなかったな。一番落ち着いてたのがアンコールというのは、チト情けない感じだ(笑)。
やはり「平和の国~」で立ち上がったのが、緊張のもとだったか。
随分と立ってやってないので、組曲「未明」以外でも立ってみようと決行。
ライブ後、首が着いて行ってないとマスターからワンポイントアドバイス。歩き方も下手くそで、次回も頑張るか。
リハで、この後の「Tシャツ」が真っ白になっちゃったので、本番では異常に緊張して、ちっとも楽しく歌えなかったわい。
語りと歌は、自分の中のモードが髄分変わるので、その辺をもっと身体に馴染ませておかないと駄目らしい。
ラスト2曲、まりえちゃんに気に入ってもらえて嬉し。
「朱になれ!」は、不思議と安心して歌える曲になった。他の曲は心配しながら歌ってるんだが。(笑)
8年越しくらいで、やっと完成をみたようだ。我ながら執念深い。ママにもらった言葉だから、途中で頓挫するわけにいかなかった。
この形で歌い込んでみようと思う。