田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

大阪ライブ

2011-06-27 01:58:49 | Weblog
6月18日

十三クラブウォーター

   田中眞紀子ライブ

 1.夜の時代
 2.ハルノジダイ
 3.乙姫と白百合の記憶
 4.セルリアンブルーの海
 5.Tシャツ
 6.揺れる栄光(朗読)
 7.朱になれ
 8.死んじまいたい


3月に練習したのと同じスタジオに入って、声出し。
あの時はまるで声が出なかったのを思い出す。
前夜騒いで、しかも電車が止まるなどのアクシデントもあり、声が出ないかも… などと心配していたが、ちゃんと出た。
あの時の心理状態が、自分にとっていかにヘビーだったか分かる。
今も頭の中はぐにゃぐにゃしてるが、それは理屈的なものであって、あの頃は頻繁な余震が、心身に無意識なところで相当影響してたんだな~、などと思う。

何だか大阪のホームになってきた(笑)、クラブウォーターの新スタッフ・タイゾウさんは、10年ほど東京にいて、震災を東京で受け、つい最近大阪に戻ってきたそうだ。
以前、高円寺のペンギンハウスの独パンで私を見てるという。
その独パンに出ていた高田よしひで朗とさいとう大すけ、及び私が指名した`じょにぃ´こと大倉泰隆と私という布陣。

じょにぃ君は大阪パルチザンの店長。かつて佐渡山さんのサポートをしていて、数年前に佐渡山さんと一緒に京都でライブした時に来てくれて‘出会って’いるが、今回は‘知り合う’為にご指名したのである。
実はこの日、自分の店でブッキングをしていたのを、わざわざずらして参加してくれたのだった。
しかも、音楽活動は休止中なんだそうだが…

トップバッターはそのじょにぃ。
私と彼だから分かる、あんな事やこんな事やが…(笑) 意識して選曲してくれたようだ。
ただ、想像していたのと違う、スタイリッシュな、美意識のあるステージだった。
ライブの後、1~2時間、差しでしゃべったが、今は新しい表現手段を追及し始めているらしく、それは是非見てみたいと思った。
私もだけど、歌うばかりが手段じゃないから。
自分が一番自然な方法で‘その事’を‘放つ’のが、一番伝わりやすいと思うしね。
「揺れる栄光」にメロディはいらないや。
‘朗読’という手段を得られたのは、自分にとって大きい。

さいとう大すけさんは、お茶目でポップなブルースマン。
今日のパンツが緩いと言ってたけど、あの緩さは希少価値があるな。(パンツじゃなくて音楽の方ね!笑)
‘ポップなブルース’に出来るところは、実は並々ならぬ実力なんじゃないかと。
萎縮しないで行きましょうよ!という言葉に、あぁ私、萎縮してるなぁ、と思ったな。

次が私。
今月23日は沖縄慰霊の日。6月はいつもなら「乙姫~」&「セルリアン」を歌いたいところなのに、今年は一回も歌ってないから、どうしても歌いたくて選曲。
実は広島でも歌おうと思っていたのだけれど、原爆資料館を見て止めた。
アメリカは広島には、原爆の効果と成果を最大限に上げる為に、それまで爆撃をしなかったそうで、直前までは爆撃を受けていない非常に数少ない都市だったのだそうだ。
いきなり、あの惨状となったという。
それと、日々じわじわと追い詰められていく沖縄の様子は一緒には出来ない。結果の悲惨さは同じであっても。
MCでも言ったが、結局は自己満足ではあるのだが、‘愛しき我らの大地は’というサビは東北の惨状が勝手に浮かぶ。
佐渡山さんに、‘沖縄の人は逞しいんだよ’と言われて言葉をもらった‘逞しく命を謳い~’。
今、正にその気持ちだ。
あと、念願の‘大阪で「Tシャツ」を歌う’を決行。(笑)
最後におまけで、じょにぃからリクエストのあった「死んじまいたい」を歌った。
後で、「リクエストに応えないで、‘ヒーロー’歌ってくれてもよかったんや!」と無茶を言われた。

最後がよしひで朗。
「乙姫~」&「セルリアン」を聞いてか、‘大事な事はたくさんあるんや!’と「コンドーム讃歌」を歌ってくれた。
素晴らしい反戦歌だ。
数年前、独パンで出会った時、この曲を聞いて‘こいつ凄い!’と思って、彼も私の曲で感じるものがあったらしく、ライブの後、握手をして、その手を15分くらい握り合い続けたのである(笑)。
それを生で聴けたのは嬉しかった。
リハで急に「ハレルヤ ハレルヤ」のピアノを弾いて欲しいと言われたが、サイズが読めず、上手くついて行けず申し訳なったわ。m(__)m
でも楽しかった!
こういう自由な感じも良いものだ。

徳島からわざわざかけつけてくれたとくちゃんや、仕事で忙しいのに来てくれたrokuちゃんはじめ、お客さんもたくさん来て下さった。
ありがとうございます!
狩俣さんからは前回よりずっと良かったと。やはり前回は相当萎縮していたらしい。
大分マシになったようだ、これでも。
次回のクラブウォーターは10月9日ですので、宜しくお願いします♪(笑)

そしてそれから、じょにぃとかよしひで朗とか、夜士朗はさっさと帰っちゃったが、スタッフのタイゾウさんとかアーウェイちゃんとかと延々話し、朝の4時に何故か店長のマツケンさんが出勤して来て、結局店を出たのは朝の5時。
すっかり日が昇っていた。
ここでも広島と同じ、ミュージシャンを取り巻く‘状況’とか‘問題’とか話に上がる。
土地の味わいは、旅人としてみればそれぞれなのに、我々のようなミュージシャンの状況は、面白い位共通だな。
みんな何とかしたいのに、何ともならないんである。
でも、特に今の40代前半の連中は、非常に力があるヤツが揃っていると私は思っている。
何とかすれば、何とかなりそうなもんだ。
それこそ力を合わせれば!

と、夢の一つも見たいのだ。



さすがに疲れて、チェックアウトギリギリまで寝て、すぐに新幹線に乗って帰りました。
本当は大阪城を見たかったんだけど、暑いし止めた。
また今度!

って言えるのが嬉しい。

広島3日目→大阪

2011-06-24 03:23:21 | Weblog
6月17日

今回のツアー、この季節に、さほど雨に当たらなかったのはラッキーだった。
ライブの日は2日とも多少雨が降ったけど、キャリーバッグころころやってる日は、曇りやら晴れやらで、非常に助かったのである。

この日、予報は雨だったが、チェックアウトして外に出たら、ムッとする晴天。
助かったが暑いよなぁ。
しかし、お陰で予定していた宮島行きを決行出来たのだ。
せっかく広島に来たんだから、厳島神社を見たいさ。

金をかけずに行くには、市電270円+フェリー170円という手段があったが、せっかく晴天だし、こんなデカい荷物抱えて狭い市電に乗るのは迷惑だし。
大枚1900円かけ、ドーム脇から宮島直行の船に乗ってやった。
前日、カワムラさんや風蘆さん達に聞いたら、そら地元民も乗らんという話だったが(笑)、いや、金はかけるだけの事はあるのだ、羽田までのリムジンと同じで。
河を走行している間は甲板に出ていてよく、少々暑い為、むしろ風が気持ち良いし、見張らしは良いし。

自分が何も知らない事を、本当に何も分からない事を、残念に思った。
あれ、多分’鵜’じゃないかしら。
しかも、野生って事かしら?
おっきなお魚を、丸ごとごっくんしてる、鵜と思われる水鳥がいたの。
凄い感動…

海に出たら客室に入れと言われ、実は船酔いを心配していたのだけれど、ブンブンぶっ飛ばすから電車くらいの揺れで全くもって快適。
小さい島々が連なる美しい風景を見ながらのクルーズに、まきこさんは大満足である。

宮島に着いて荷物をロッカーに入れ、いよいよ冒険開始!
暑いので、雨傘をさして歩く。
かまわん。旅の恥はかき捨てじゃ。

噂には聞いていたが、シカがギョッとする位いる。東京で言ったら、猫みたいな感じでいる。
シカって無表情なので、しかもあまり動かないので、少々不気味である。かわいいと言えばかわいいが、かわいくないとも言える。
こっちにケツを向けてお店に頭を突っ込んでる、なんてのは、かわいいってより恐い。
まぁ、寄って来ないので助かるが。

あ、そうそう。
言い忘れたけど、ふらんす座には`店長´がいます。
ふらんす座に出演する者は、全員店長との競演を余儀なくされます。
非常に手強い相手です。
妙に輝いているので、半端な事じゃ持ってかれます。
ご出演希望の方は、御覚悟あれ!

噂の`海に浮かぶ´厳島神社、かろうじて海に浮いていた(笑)。
確か、何年か前に台風で一部壊れたんじゃなかったか?
しっかり直っていた。
あ、いや、一部修復してたから、まだ直ってないのかしら?

ここでも残念な事が。
あれ、もしかしたら‘白鷺’じゃないかしら?
3羽、大分水が引いた中庭にいた。
はぁ、品が良くて美しいのだわ。
知らないって、悲しい事だわ。

どうも信心深くない私は、せっかく復旧したらしき、こういった建物に深い興味を持てず、神社内をちゃっちゃと素通りして、弥山のロープウェーに向かう。
何というか、人が作ったものより、自然の造形物の方が気持ちが魅かれるのだ。
震災後だからかもしれないが。

ロープウェーの乗り場までが、けっこうな距離の登り道。
木陰だし、水音も涼やかで大変気持ち良いのだが、暑いのでそれなりにしんどい。
何かこんな経験、つい最近したな~。
あぁ、赤城山か!(笑)
ま、あそこまで大変じゃありませんでしたよ。ハシゴもないし(笑)。

ここにもシカがいる。
おじさん達が車の中で弁当を食しているのを、じっと微動だにせず見つめている。
やっぱ、怖いよ。。

ロープウェー乗り場にたどり着くと、ロープウェーは1人乗り。
多分、行楽最盛期は4人位乗るんだろう小型タイプの箱だが、厳島神社は結構な人がいたけど、こちらまで足を伸ばそうとする人は少ないらしく、箱を独占。
今さっきの登山は赤城山の3分の1だが、このロープウェーの見晴らしは我が高尾山の3倍だ。
なんで‘もみじまんじゅう’なんだか分かった。これ全部紅葉なんだ。
秋に来たら、さぞかし美しいだろうなぁ。

ロープウェーは乗換があり、2つ目は10人以上乗れる箱。
この乗換駅で、もう景色にメロメロである。
瀬戸内海の小島が、薄曇りの中にほわっと浮かんでいるのだ。
ロープウェーの降り駅で、瀬戸内海を一望。向こうに霞んで見えるのが四国連山という。

30分は眺めていた。

あと20分ほど登山すると弥山の頂上なのだが、あまり汗をかきたくなかったのと、もう一度来るための理由づけが欲しくて登らなかった。
元々写真は撮らないけど、ほんと写真なんて無意味だ。
自然に対して、人間の技術なんて、まるで及ばない。
言葉しかり。
もう一度、必ず見よう、自分の目で。

麓に降りたら、海水がすっかり引いていて、そりゃもう海底を歩いて鳥居をくぐって来ましたよ。
ここにもいるのよ綺麗な水鳥が。
なんだろう、うすいベージュ色の。
すぅっと立っている。

鳥居は恐ろしくぶっとい木で出来ている。
どうやって運んだのかしらね。

ちょっと嫌な事を考えた。
これを作るのに、何人死んだのか?
名古屋城の石垣も、昨年秋にまわった北海道の延々と続く道も、それを作るのに、どれだけの犠牲者がいたか?
それほどまでして作る文化とか文明って何かしらね。
権力を象徴する為に作られるものに、ついてまわる多大な犠牲者。
実は発想的には、今も昔も変わらないのかね。
今度スカイツリーの麓を見に行くけどね、敵を知る為に(笑)。
なんか、なぜスカイツリーが出来なければならなかったか、と、なぜ原発が出来なければならなかったか、が、同じな気がしてならないんだ。
それらの上にノウノウと生きているのが、正に私なんだけれども。

美しい水鳥は、海底を歩く愚かな人々の群れなど目に入らないかのように、すんなり横を向いて立っていた。

フェリーで宮島口へ。
JRの駅のそばにある‘うえの’という店で、‘あなごめし’を食す。
ガイドブックに載っていたのだ。あなごめしの発祥の店だとか。
さっぱりパクパク完食。広島の味は上品だな。よって食べ過ぎ注意だな(笑)。
広島までJRで20分強。
つまらん。
海が見えるわけでもなく山が広がるわけでもなく。
ちなみに400円。
今回はドーム周りしか動けなかったから、次回は‘市電を乗りつくす’を目指そう。
宮島口まで1時間だが。

なんか、私、どうも乗り物好きらしい。
近々テツコになっちゃうかも。。。



新幹線に乗って大阪へ。
ホテルにチェックアウト後、大正に出向き、関西沖縄文庫の皆さん&大阪へ転勤したルリヲ君と会食。
大正駅の傍で、時々ライブをやってるお店。
ここで私のライブが先々出来ないかの下見に行ったのだが、肝心の話は全然できずに盛り上がる。
まぁいいや!(笑)

と、ここまでは、完璧にスケジュール通りだったのだが、ここでアクシデント。
なんと環状線が人身事故で止まっちゃったのだ、夜の11時半に!
ぎぇ~っ!ホテルに帰れない!!
狩俣さんとルリオ君と3人でいたので、大阪までタクシーに乗り、無事に阪急電車にも乗れて、何とかホテルに帰れたのでした。

激しい1日であった。




ライブのお知らせ

2011-06-23 02:20:10 | Weblog
2011年6月23日(木)『オキナワ。66番目のロクテンニーサンの日に…』


出演:佐渡山豊・石塚敏明・石井正夫・田中眞紀子

会場:琉球センターどぅたっち(HP→コメント欄参照)

住所:東京都豊島区駒込2-14-7

時間:18:30開場 19:00開演

料金:予約3000円/当日3500円(各1ドリンク付)

お問い合わせ:03-5974-1333(どぅたっち)


急ですが、宜しくお願いします!!


広島2日目

2011-06-21 02:33:24 | Weblog
6月16日

広島ふらんす座

田中眞紀子ライブ セットリスト

1,夜の時代
2,ハルノジダイ
3,水を抜かねばならない
4,素通り
5,Tシャツ
6,揺れる栄光
7,朱になれ


ヲルガン座は、アコーディオン弾き語りのゴトウイズミさんが主宰する、若い子達もおじさんも集い、賑わったお店だ。
集めた物のジャンルは違うが、渋谷アピアと同じ匂いがするというか、こだわり方が似てる感じ。
ヲルガン座の上の階に最近開いた小さなライブハウスが、ふらんす座。
くわぁ~、お客さんとの距離が近い!
すっきりシンプルな洒落た作りで、ヲルガン座の濃厚な香りとは対照的。
`おしゃれ´というより`洒落た´とか`小粋な´という形容詞が似合う。イズミさんのこだわりが一貫している。

前日下見をした時、吠えるのヤだな、と思った。
それと、やはり東京との色んな意味での温度差を、街中で感じていて、思い切って「素通り」を選択。東京ではリアルに痛すぎて歌う気になれないが、ここでは田中眞紀子ならそのくらい歌わなきゃと(笑)。


私は勝手に原爆資料館でテンション上がっちゃってるけど、現地の人には震災はかなり遠い感じだ。
これだけ美しく整えられた平和記念公園や、立派で息づく街並みの中で、柵に囲まれて入れない原爆ドームはオブジェのよう。

広島は健全だった。
行き交う人々は老若男女均等にいて、それぞれの世代がそれぞれに生きることが、ちゃんと成立できているように見えた。

あのね、おばさんとか、おばあさんが、皆おしゃれなのよ。
それほど高い物を着てるわけじゃないけど、‘どうでもいい’では無い。サボってないというか。
60代くらいのおばさんが、ちょっと素敵なスカーフを巻いているとか、80歳前後だと思われるおばあさんが、綺麗なレースのスカートをはいてるとか。
ライブに2人少し年上の女性が来て下さったけど、この方達もおしゃれだったな。

東京ではあまり見ないな、こういうの。
やたら高級なブランドものを着てるか、全く無頓着か。

‘おばさん´とか`おばあさん´って言葉が、マイナスイメージを持たない感じなんだ。その年代を受け入れて、その年代の自然体のおしゃれをしてる。
東京だと、金を使って美容的にもファッション的にも‘おばさんなんて絶対に言わせないわっ!’的な妙な若作りするが、 それがないんだ。
だから、むしろ品良く感じられるんだな。
むやみに頑張らないが、決して気を抜かないってところかな。
あぁ、ライブの在り方の理想のようだわ!(笑)

まぁね、この辺りだと広島の中心で、ちょっとおしゃれして出掛ける場所なんでしょう。
そして街の中心だから、老若男女揃っていたりもするのかも。
私が見てるのはほんの一端であろうけれど、それでも広島は‘平和’だと思ったんだ。
どれほどの思いをしてか、それこそ血反吐を吐きながら築き上げた平和な社会、そしてその平和を維持する地道な努力を怠らない事に、絶大な誇りと、その平和を慎ましくも謳歌しようとする気運が、あのおばあさん達に感じられた。

だから、オブジェのようになった原爆ドームとの、温度差が開いていて良いのだと思った。
ここからこれを勝ち取った、という事なんだ。


ちょうど良いピアノスタジオが中心街になくて、ホテルから市電で3つほど中心街から離れた所にある古いスタジオで声出し。
この辺になると、だいぶ田舎度が強くなるというか、閑散としてる。
ネットで調べて、エレピしかないけど別にいいやと思って、ここにした。
この辺でライブする所ってありますか?と軽く聞いただけなのに、練習が終わってスタジオを出たら、お店のマスターが広島のライブハウス一覧をプリントアウトしてくれていた。
う~、なんたる親切!
次もここで練習します!!


カワムラさんがイズミさんから、私とのブッキングを打診され、私の音源をネットで聞いて、風葦さんを誘ってくれたんだそうだ。
しかもカワムラさんは10年くらい東京に住んでいて、その頃カワムラさんのライブを見に来ていた人が私をアピアで見ていたらしい。また独パン紙で私の事を事前に知っていてくれたとか。
う~、アピアと独パンに感謝!!
リハの後、本番までで既に打ち上げのような話の盛り上がり!

ところが本番は別な空気感で、なにしろフィリピンの女の子が5人、最前列に陣取るという、かつてない経験をした。

トップバッターは風葦。名前から爽やかなフォーク系かと思っていたら、かなり骨のある歌詞のアコースチックロックデュオ。
ボーカルの加登さんと若い横山さんの2本のアコギのグルーブ感が、非常に気持ち良くカッコいい。
加登さん、やたら「水を抜かねばならない」を気に入ってくれてました。
もうすぐ40歳になるという彼、歌う事にガッツでしがみついて来た感に共感を覚える。
これからもしがみついて行きましょうよ!

次が私。
急に引っ張りだしたので「素通り」がヨレヨレしてしまったが、それでもやっぱりこれだったな。
イズミさんがこの曲が良かったと言ってくれたし。
3曲目以降、フィリピンの子達には全く受けないが、後ろの方のお客さんは聞きこんでくれてるという、これまた、かつてない空気感を経験した(笑)。
フィリピンの子達は、手を叩いて乗りたいんだよね。
それでも朗読とか静かに聞いてくれていたけどね。
多分そういうことなんだろうと思ったけど、そこを臨機応変に絶対出来ない私がいて、残念だ。
それは前日お店に来た時、この場所にベストマッチするライブが私のレパートリーでも出来ると思ったが、どうしても今の東京のムードを持ち込みたい自分がいて、結局それを優先した結果なんだ。

最後のカワムラさんは、空気を掴み作るのが非常に上手かった。
聞けば、相当ツアーでまわってるらしく、そういう空気作りには慣れている部分もあるらしい。
しかし、それだけでなく、自分のやりたい事もちゃんとやっていて、その辺のバランスが絶妙というのか。
後で話したら、私の「揺れる栄光」の中に出てくる有名な曲の一節にフィリピンの子達が反応してるのを見て、やろうと思いついた、という曲があって、それはもうその日会場全体が一体化する素敵な時間になった。

実は出順も自分達で決めたんだけど、大変良い流れだったな。

忙しいイズミさんとは、少ししか話せなかったけど、良い話は聴けた。
彼女も東北の出身だそうだが、それに関連するようなライブは絶対やらないと。
ここは夢を見る所だから。
現実の苦しさを忘れる時間だから。
どうしてそんなに、あれもこれも出来るの?と聞いたら、いい加減にやってるからだと。
きちんとした人の所には、人は集まらないのよ。
みんな居場所が欲しいんだから。


むやみに頑張らないが、決して気を抜いてる訳ではない。
そのアンテナの張り方って、広島人気質なんだろうか?


ヲルガン座で出演者4人で、0時過ぎまで喋りまくっていた。
どうもライブに関わる連中の、悩みと言うか問題意識は同じところにあるらしい。
また健全と見えた人達にも、東京とたいして変わらないだけの問題がひそんでいるらしい。
イズミさんが‘みんな居場所がない’って言ってたしね。

面白い事があってね。
カワムラさんは「揺れる栄光」は、何を題材にしてるか分からなかったんだそうだ。
広島の人達にはスカイツリーは、あまり知られてないらしい。
その事に思い至らなかったから、私もびっくりした。
ただ、スカイツリーを題材にして言いたかった事だけが伝わっていたという…

そして私は、といえば、実は今度の土曜日にスカイツリーの麓を見学に行くんだが(そう、建物を間近で見た事ないんです)、連れて行ってくれる友達が私のこの詩を知っていて、
「まきちゃんは倒れてしまえって言うけど、下から見たら‘こんなの倒れたら大変!’って思うわよ~!」というメールを本番直前に送ってくるもんだから、腹を抱えて大笑いするという…




市電が終わっていてしまい、歩いてホテルに帰り、大汗をかくというオマケ付きの、濃厚な一夜でした。

ツアー終了!

2011-06-19 18:49:03 | Weblog
初日以来、全くまったりする時間がなく、ツアー記を書く暇などない濃厚な日々を過ごせました。
関わって下さった方々のお陰です!

ヲルガン座のゴトウイズミさん、競演のカワムラさん、風蘆のお二人、クラブウォーターのタイゾウさん、アーウィちゃん、PAのお髭の兄ちゃん(ごめん、名前わかんない!)、競演のじょにい、さいとう大すけ、よしひで朗(敬称略!笑)、ご来場下さった皆様、本当にありがとう!!
一休みして、ゆっくり書きます。
まずは御礼まで♪

ってか、帰りの新幹線で爆睡して、風邪ひいた気配が…

広島1日目

2011-06-16 01:02:48 | Weblog
6月15日

飛行機の乗り方がよくわからない、というレベルであったこの私が、なんと自分でネットで予約するという快挙を達成し、無事に飛行機に乗り込んだ。
凄い成長ぶりである!
だって圧倒的に安かったんだもん、新幹線より。

前日まで電車で羽田まで行こうと思っていたが、Macky's Houseの疲れが情けないかな抜けておらず、断念して新宿からリムジンに乗った。

以前リムジンやバスツアーなんかで、何度か通った道だけど、何か違って見えた。
これでもかと趣向を凝らしたビジネスビルの群や、お台場まわりの林立する高層の多分マンション。
全てが機能しているとはとても思えない、これらのアホみたいな物々の為に福島原発はあるのかと。
どれだけの必然が、このアホみたいなビル群にあるんだろう。

私の若い頃は、こういう場所にあるオフィスで働くのが、一つのステータスだったが、今もそうなのかな。
一つ一つは凝ったデザインだけど、この街並みは美しいとはとても思えない。
震災前は、きゃーきゃー思って見ていたのにな、レインボーブリッジとか。
今は虚しい光景だ。
1200円のリムジン料金は、無駄ではなかった。

せっかく窓側の席を取ったのに、こんな空模様じゃ、雲の絨毯を見るだけだなぁ、と思いながらの離陸時、最後に目に入ったのが、林立ビル群の先頭に、それらを引き連れるが如く、ほぼ、ぽつねんと立つスカイツリーだった。

雲って、何層にもなってるんだな。飛行機の上も下も雲とか。
しばらくは雲の隙間から日本地図が見れたけど、ほどなく予想通り雲の絨毯になり、さすがに退屈でウトウト。
家から羽田よりも短い時間で広島に着く。あっという間に着陸体勢になった。

雲を割って地上が見えだした。
離陸時とは大違いの、それはそれは美しい光景が眼下に広がる。
小高い山間いに、川や水田が慎ましく抜い広がり、多分瀬戸内海と思われる島々らしきが、雲に霞みながら点在する。
晴れていたらさぞかし絶景であろうが、けむったようなその光景も非常に素晴らしく、何だか涙が出そうになるくらい感動した。

さっきの東京の醜い姿と、なんという対照だろうか。
人間はこうやって、自然を少し間借りして生きるべきなんだなと、感じずにはいられない。
飛行機が着陸してからも、しばらくジーンとしてしまった。

ここからまたリムジン。
山間の高速をしばし。またウトウト。
ふと目覚めると、残念なくらい都会な(笑)広島市街地に入っていた。
ひょいと左手に広島城。案外小さい。
しばらくすると右手に原爆ドーム。
いよいよ広島である。


バスセンターなる所で降りて、右も左もわからないのでウロウロしてしまったが、なんとか市電に乗ってホテルに着いた。
荷物を下ろして一休みしてから、歩いて平和記念公園へ。
そこで、クラクラするような光景に出くわした。
何って、そりゃもう何百人いるかわからない、修学旅行の生徒さん達の群れ、また群れ。
はぁ、そうか、そうだよな。
と、少々がっかりしつつ、どう見ても中学生らしきの集団に紛れて、平和記念資料館に入った。こないだ感想文書いてくれた子達だと思えばいいのじゃ!

同化を避けるべく、音声ガイドを借りて見学。
足早に見学する子達に追い抜かれながら、2時間はそこにいた。
音声ガイドには吉永小百合の解説というか朗読も一部含まれていて、これが実に良いというか。
展示されているパネルを読むだけでは、得られないだろう感動を生むのだ。

`表現´の意味を再確認する。
写真や解説文だけなら、中学生達と同じ、顔を背けて足早に素通りしてしまいそうな展示も、激しく焼け爛れる以前の、その人物の姿が浮かんで、恐怖が悲しみに静かに変わるのだ。
そういう力があるんだ、表現には!

それにしても、吹っ飛んだ街の写真、今、日々のニュースで見るのと全く同じ。
放射線の恐怖も、やたらリアルだ。

あのさぁ、放射線の影響が強く出るのが、喉とか首とか生殖器とか、って展示物に書いてあるんだけど、実は思い当たるの、アタシだけ?
な~んか、ここ2ヶ月くらい、変なんだけど。
何か気のせいと思えなくなってきちゃったな。

展示の最後の方で、中学生がへたりこんでいて、先生から`ちゃんと最後まで見学しなさい!´って叱られていた。
でも、へたりこむ気持ち、分かるよ。あの子達、許容量超えちゃったんじゃないかしら。

嘘みたいに穏やかな都会のオアシス的な公園に出ると、慰霊碑に「間違いは繰り返しませんから」の有名な文字。
どうやら、間違いを繰り返してしまったらしいな、私達。

にもかかわらず、腹は減る。
広島風お好み焼きを食す。こんな大きなのたべられな~い!と思ったのに、べろっと平らげてしまいました(笑)。

ちょこっと歩いて、ヲルガン座に顔を出した。
これまた別世界のレトロなお店。
今日はめくるめく過ぎる1日だ。
最初はちょっと緊張してたが、やがてまったりしてしまい、この作文は大方ヲルガン座で仕上げました。
最後にふらんす座を見せてもらい、明日のライブに備える。

困ったな。めくるめく過ぎて、何がなんだかわからなくなってきちゃったな。

躁鬱

2011-06-15 02:29:33 | Weblog
ここのところの日記、読み返すと凄い浮き沈みだ。
精神の安定を心がけよう。



Macky’s House vol.8 セットリスト

<オープニング>

   Tシャツ   田中(vo.p)、青木(vo)、函館(vo)、山崎(AG、cho)、フルエ(dr)

<田中眞紀子>

   1.ハルノジダイ with フルエ(dr)
   2.夜の時代
   3.水を抜かねばならない
   4.指輪物語
   5.死んじまいたい with 山崎(AG)

<山崎怠雅>

   ソロライブ

<青木研治>

   ポエトリー・リーディング

    セッション1.  青木(vo) with 山崎(AG)
    セッション2.  「リアルドール」 田中(vo.p)、山崎(AG)
                      作詞:青木、作曲:田中
    セッション3.  青木(vo) with 山崎(AG)
    セッション4.  青木(vo) with 山崎(AG)・田中(p)

<友情山脈>

   友情山脈(函館くん・フルエマサキ) with 田中(p.cho)

<エンディング>

   青木研治   MC
   田中眞紀子  vo.p
           1.揺れる栄光(朗読)
           2.朱になれ

<アンコール>

   優しい風(田中 vo.p)




この企画は、函館くんから4月の初旬に、また友情+田中でライブをやろうとメールをくれたところから始まった。
アオケンと何か、と思っていたのだが、震災の影響でアイデアが浮かばず、vol8はしばらく止めようかなと思っていたところだった。
一気にイメージが浮かぶ。
‘みんな’で何かやりたい!
青木研治+山崎怠雅を是非やりたかったので、怠雅も誘う。彼はアピアは久々だから、どう歌うかも興味があった。

アオケンに全体の構成と進行をお願いしたら、さっそく「いつもエンディングにやる‘Tシャツ’を最初にみんなでやるのが面白い!」と提案をくれた。
その日のライブの予告編みたいな感じで。
こちらからは、アオケンの詩を私が曲つけて歌うのを提案。

友情とは前回と違い、全編私がピアノを弾く事で、5月に練習開始。
今だから言っちゃうが、5月17日の血刃了+田中眞紀子より、友情との練習の方がスタートが早かった(笑)。

怠雅には4月のvol7のメンバーでもいいよと最初言っていたのだが、アオケンとも話して、今回はソロで出演を依頼。
彼のソロは、私とは違うクールなイメージを出してくれるだろう。
様々な‘個’と‘集い’の行きかうライブにしたかった。

「Tシャツ」で一番難しかったのが、函館くんの‘使い方’(笑)。
本人も相当悩んでくれたが、結果的に非常に面白い、そして函館くんらしい‘ポエトリーリーディング’になったと思う。

フルエさんのドラムを叩いてもらったのは楽しかったなぁ!
友情以外のフルエマサキを引っ張り出せれば面白いと思ったけど、楽しく歌えて弾きやすく、幸せなひとときでした♪

アピアで怠雅のアコギと合せられたのも、美しく音が調和して、これまた満足なひととき!

怠雅の歌、良くなったなぁ。
お店の音の良さもあるかもしれないけど、歌が良く立っていて、以前のようにギターばかりが目立つということがなく、言葉の輪郭がはっきりしていたし、声も良くなっている。
歌をしばらく休んだだけの事はあったんだな。
アピアで最後に聞いた時からとの成長を見せてもらえて良かった。

アオケンのライブ、最高だったんでないかしら!
目論見通り、アオケン+怠雅はスリリングで、ピアノに座って見ながら手に力が入ってしまった。
ぶっつけ本番だったのに、いや、だからかも!(笑)
別種類の‘色男’の競演は、見応えがあったと思う。

友情山脈には、悪かったな。
この日は暑い、というより湿気が凄くて、この時間までに私は相当量の汗をかいており、友情のライブの途中でバテてしまっていたのだ。体力がないのに何かを無理に弾こうとしてコケる、が続いてしまい、悔いが残る。
必ずリベンジを!
今度は涼しい季節に!!(笑)

びっくりするくらい時間が押していたが、アンコールを頂き新曲を歌ってみた。
この日のイメージで作った曲。
書き下ろしってやつだが、今後この曲が生き残っていけるかは、これから私がどんな曲を作っていくかにかかる。
アオケンの詩に曲をつけるという作業も、2人とも非常に面白がれたので、出来ればシリーズ的に作っていければ、と思う。
今までの集大成と、これからの展望。
その目標は達成できたと感じるが、結局は‘立ち位置’だ。
夏休みの宿題だな。



では、旅に出てきます。



6月16日(木)広島ふらんす座 (ヲルガン座の上)

「田中眞紀子・カワムラ・Kazeashi(風葦)/月夜のワルツ~真実の夜奏会」

  開 演  19:30
  料 金  1000円+1ドリンク

*ご予約は、
   お電話 ヲルガン座/082-295-1553へ
   音楽喫茶 ヲルガン座
   広島市中区十日市町1丁目4-32 森本ビル2F




6月18日(土)大阪十三クラブウォーター

  田中眞紀子ソロライブ

   開 演  PM19:30
   料 金  2300円(1ドリンク付き)
   競 演  高田よしひで朗・大倉泰隆(じょにぃ)・さいとう大すけ

   住 所  淀川区十三本町1-23-22
   TEL  06-6305-8989


     

Macky's House vol.8 終了

2011-06-12 03:32:30 | Weblog
足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました!
大変良い時間を、皆様と共に作れたと思います。
アピアのスタッフのみんな!
凄く複雑な進行だったのに、ご尽力ありがとう!!


色々な挑戦が出来た。
アオケン with 怠雅
とか。
田中眞紀子 with フルエマサキ(友情)
とか。
アオケン作詞、田中眞紀子作曲
とか。
函館くんの、函館くんらしい‘語り’
とか。


なぜか、個人的に落ち込んでる。
ライブに対する達成感と別のところで。
友情のピアノが少々ふがいなかったりしたからか?
うん、それは悔やむ。

いや、しかし、結局、歌う歌が見つからなかったことなんだな。
友情のピアノは取り戻せる。
リベンジするこをが目標に出来る。
もっと、根本的な事の、自分への疑問。

うん、ここんとこ、何だか、誰かの、何かの役に立ちたい、って思って来たんだな。
Macky’s Houseを始めたのは、その現れ。
誰かと何かで関わって、自分の内向きから飛び出して行きたい。

それは少しは得られてきたように思っていたけど、震災は、それらを簡単に覆しちゃったんだ。
今、私は、誰の役にも、何の役にも立たない。
放つ言葉が、あまりにも薄くて軽いのと同じ。

自己満足か、逃げか、どっちかだ。
達成感があっても落ち込んじゃうのは、だからだ。
自己満足に満足できないのは、残念なことであるな。


誰もが、自分の立ち位置を定めるのに、一生懸命になっている。
立ち位置が決まれば、精神的に安定もするし、腹も括れる。
しかし、私は、しばらく立ち位置を決められそうにない。
それは、何も考えていないからではなく、様子見でも流れに身を任せるのでもなく、立ち位置を決められないという苦しい状態に、しばらく耐えてみようと思う。
それしかないから。
非現実的な夢想家になる勇気もないし。
体質的に泥にまみれるのは無理だし。


うん、つまり曲を作って歌うっていうのは、立ち位置を明確にする事なんだ、少なくとも私にとっては。
じゃあ、今、歌う‘歌’は?
無いんだ。
「水を抜かねばならない」は、震災直後は‘存在した’が、今は結局アーカイブスだ。「指輪物語」も悲しみはリアルだが、‘現存’はしていない。「朱になれ」も、私がビビるから半端になってしまう。
でも、ビビるべきとも思う。
これらは曲としては存在しても、今の立ち位置は何も表明していない。
だからしばらくの間、手段になってしまうな。
でも、長年磨いてきた曲を手段として使って、探せる何かがあるだろう。

来週のツアーは、そういうものになる。


久しぶりに聞きに来てくれた和美ちゃんが、今日の私を「生きてるって感じでした。」と言ってくれた。
少なくても‘生きている’は、やってるようだ。
良かった。
ピアノの席から見た、アオケンも怠雅も函館くんもフルエさんも、とびきり輝いていた。
4人とも、非常に美しかった。
そんな瞬間を作れたことに関しては、充分満足している。

んー、私の中は複雑だ…
夜中にこういう事を書いてるから、悪いんだな。。



ライブのお知らせ

2011-06-10 12:07:05 | Weblog
6月11日(土)
学芸大学アピア40

 Macky's House vol.8

出演 青木研治
    山崎怠雅
    友情山脈
    田中眞紀子

開演 19:00
料金 前売2000円
    当日2300円
     +ドリンク代

Macky's House集大成的イベント。
「言葉の力」と題して、言葉に魂を込める歌い手達で、ステージを綴ります。
オープニングも必見!
楽しいライブになると思いますよ~♪

ところで、Macky's Houseをアピア40で開催する日は、お天気との相性が悪いのだ。
しかし、結果的に非常に良いライブが出来ているので、良しとするか~(笑)
明日は午前中雨で、午後からやむらしいです。
是非足をお運び下さい!

スイッチ

2011-06-05 03:49:40 | Weblog
いや、スイッチは入っていたんだけど、何かブチって音が鳴りましたね。
切り替わった、と言うべきか。
今夜、東北帰りのチバ大三&アイルビユアミラ&血刃了ライブに感謝!!

チバ君が‘見たもの’の現実の猛威に向かって、言葉や歌や曲という手法で、それに少しでも近づけよう、追いつこうとする‘気迫’に、人間力を見た。
そのエネルギーが、次のエネルギーを生み出していく。
ライブは、その為にある。
‘次のエネルギー’を伝授し連鎖する為に。
連鎖させて行きましょうとも!
それしか方法はないのだ!!



Macky7s House終了後、即、こちら。
今、東北には行けないけど、原爆の地、広島を見てきます。
それから、大阪に根付きに。
エネルギーの連鎖の為に!


6月16日(木)広島ふらんす座 (ヲルガン座の上)

「田中眞紀子・カワムラ・Kazeashi(風葦)/月夜のワルツ~真実の夜奏会」

  開 演  19:30
  料 金  1000円+1ドリンク

*ご予約は、
   お電話 ヲルガン座/082-295-1553へ
   音楽喫茶 ヲルガン座
   広島市中区十日市町1丁目4-32 森本ビル2F




6月18日(土)大阪十三クラブウォーター

  田中眞紀子ソロライブ

   開 演  PM19:30
   料 金  2300円(1ドリンク付き)
   競 演  高田よしひで朗・大倉泰隆(じょにぃ)・さいとう大すけ

   住 所  淀川区十三本町1-23-22
   TEL  06-6305-8989